マタイの福音書6:13
『 私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。』
私たちが試みに会わないように、神様の助けを求めるのは悪魔と世に対する恐れからではありません。
この祈りは、私たちのたましいと心、体を守る時に自分自身に信頼せず、神に信頼する信仰告白です。
心から私たちが自分を信頼する思いを捨てて、神に頼るために必要な祈りです。
ゲッセマネの園でイエス様は弟子たちに「あなたがたはみな、今夜、わたしのゆえにつまずきます。『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊の群れは散り散りになる』と書いてあるからです。」と話した時に、
ペテロが「たとい全部の者があなたのゆえにつまずいても、私は決してつまずきません。」と自分の心を信じ、つまずかないと自信満々でした。
しかしイエス様は弟子たちに「誘惑に陥らないように、目をさまして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」と語りました。
しかし、誰一人祈る者はなく、みんな眠ってしまいました。
その結果、全員イエス様につまずき、従った者はいませんでした。
日々、どのような誘惑があるのか知らないので、この祈りが必要です。
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