箴言4:1-2
『 子どもらよ。父の訓戒に聞き従い、悟りを得るように心がけよ。私は良い教訓をあなたがたに授けるからだ。私のおしえを捨ててはならない。』
4人の子を持つ母親が有名な賢人をたずねて聞きました。
“どうしたら子どもたちをちゃんと育てることが出来ますか?”
賢人はその母親を庭に連れて行きました。
彼は庭にある4本の木を抜いてみなさいと話しました。
母親は植えて間もない最初の木を簡単に抜き取りました。
2本目の木も植えてそんなに年月が経っていなかったので、少し力を加えただけで抜くことができました。
3本目は植えて何年も経った木だったので、汗をかきながらやっと抜くことができました。
しかし、4本目はすでに根をしっかりとおろしていたので抜くことができませんでした。びくともしませんでした。
その時、賢人は母親に言いました。
“子どもの教育も、この木のようです。長い習慣は深く根をおろすので、なかなかそれを変えるのは難しいです。小さい子に良い習慣を持たせてください。”
両親が子どもに受け継がせるもので素晴らしいと思うものは、良い人格と良い習慣と良い教訓です。
親自身がその模範を見せながら、子どもには教えていかなければなりません。
親がしつけと言いながら、子どもの人格を無視し、暴力、暴言、悪い習慣を押しつけている姿を見ると、子どもがとてもかわいそうに見え、将来が心配になります。
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