(聖書箇所:マタイ16:1-4)
[ 朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。](3節)
当時パリサイ人とサドカイ人たちは神に対しては誰よりもよく知っていると自負していました。
彼らは人々を教える立場にもなっていました。その彼らがイエス様に天からのしるしを見せてくださいと頼んだ時に、イエス様が彼らに語った言葉でした。
「あなたがメシヤである証拠を見せて下さい」と要求しました。それは信じる目的で質問したのではなく、試すためでした。イエス様は彼らの中にある不信仰を見て要求を拒み、自分の死と復活を現わすヨナのしるしだけを話しました。
自分に知識があると思う人たちの中には、自分の知識で人を試す人がいます。しかし、それは高慢な態度です。
知識は人を高ぶらせる危険な要素があります。頭に知識がいっぱい詰まってあると思うなら、頭を垂れて謙遜な人にならなければなりません。
( I コリント1:20 -- 知者はどこにいるのですか。学者はどこにいるのですか。この世の議論家はどこにいるのですか。神は、この世の知恵を愚かなものにされたではありませんか。)
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