浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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マクラウド兄弟シリーズ♪ 『朝まではこのまま』 by シャノン・マッケナ

2016年07月21日 | シャノン・マッケナ(アンダーソン)

久々のシャノン・マッケナです♪ シリーズ8作目。前回見つかったマクラウド兄弟の双子の片割れと暮らしていたイタリア人がヒーロー。そしてめちゃ分厚い…(811P ★)。そしてこのシリーズ、読んでから日が経ってるので、初めの頃の作品に出ていた兄弟たちは良く覚えてない…。その上、前回のヒロインの能力も覚えてなかった(笑)。(また再読しないと?(笑)。) 

今回、私の一番好きな『過ちの夜の果てに』に出ていたカップル以外(笑)が勢揃いしてます!それも全員、結構出番があってビックリ★ 続々子供たちも増えてて笑える。何と、タマラも妊娠中で、ヴァルが世話を焼いてました♪ そして今回のヒーローの大叔母が、血の繋がっていないみんなの母親役を担ってました、イタリア人らしく(笑)。 

内容ですが、ヒロインの父親が、マッドサイエンティストっぽい(笑)首謀犯の陰謀で殺されるところから展開するのですが、実は子どもの頃に殺されたヒーローの母親の事件の首謀者も同じ人物。ただ子どもの頃に殺された母親と、ヒロインの父親との事件を繋げられないヒーローには、病んでいると思われるヒロイン。組織との戦いは大変です★

ただね、この組織のボス「キング(この名前は良いのか?)」は、かなりせこい(笑)。そしてナルシスト★ 組織の人間が死ぬ度に、大金をかけたのに~と嘆いてます。ま、全ての目的がお金を得るためだからなんですが、それでもね。どうも一人を育てるのに、1億ドルかけているらしい…。で自分を絶対的な指導者にするために、薬やら暗示やらを使います。そりゃ個人で動ける人間にはならないって。だからマクラウド兄弟にバタバタやられる戦闘員たち(笑)。育て方、間違ってないか?

そしてこの事件の要である、同じ遺伝子や不妊治療医の存在の必要性があまりに薄くってびっくり。魅力のない犯人たちも残念でした。唯一、キングに心酔していた戦闘員のゾーイ。心酔してたが故のキング火だるま事件は、ちょっと小気味良かったかも(笑)。

 ただ、ファンの方には失礼だとは思うのですが、どうもジュリー・ガーウッドのブキャナン兄弟と混ざる~(笑)。もちろん、ブキャナンは正当、こちらは亜流、育ちも事件も荒っぽい(作品ではなく)感で印象は全然違うのですが、エピソードやらキャラやらが記憶を探っているときにちょっこし混乱するときがあります★ 記憶力の問題ではあります(笑)。

次作は、いつ出るのでしょう?気になるキャラたちがいるので、楽しみです♪

 

17日は日曜日だったので、祇園祭に行って来ました!…と言っても、バイトですが★ 御池通りにある観客席に来た人に対応する仕事です。仕事しながら間近で鉾やら山やらが見れて楽しかったです(笑)♪ 辻回しも、ちょっと離れていましたが見れました♪ お稚児さんが乗ることで有名な長刀鉾を先頭に、動く蟷螂が乗っている蟷螂山や最後に出て来た船の形の鉾など2時間があっという間でした。雨も巡行前には降りやんで、良かったです。



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