お久しぶりです。 最近、ブログ書くより読む方を優先していたのと、平行してマンガを大量に読んでいたので(笑)、間が空いてしまいました★
さて今回読んだシャノン・マッケナの『この長い夜のために』。タイトルにも書きましたが、《マクラウド兄弟シリーズ》11作目にして最終話だそうです。あとがき読むまで知りませんでした(笑)。なので何も考えず読んでたんですが、最終話としてはどうも話が盛り上がらず。無駄に長い(728ページ!)だけの印象でした。
満を持しての登場の、人身売買被害者のスヴェティと刑事のサム。以前から今回の予兆は書かれていたのですが、サムの片思いっぽかった。なのでロマンスがどう進行するのか楽しみだったのですが、どうもなぁ。ロマンスがほとんどないに等しい感。やたらにセックスシーンがあり、それに続いて言い合いシーンがあり。読んでてイライラの方が多かったです。
意固地なスヴェティと傲慢なサム。なんの情緒もありません。それが話の半分以上を占めてて、全然楽しくない。気持ちがあるからセックスシーンもドキドキするんであって、単にセックスシーンばかり書かれても楽しくない。ただのぺージ稼ぎかとも思え、途中からセックスシーンは読み飛ばしました。同じ事の繰り返しなんだもん。
事件もなぁ。スヴェティが捕まっていた人身売買事件と繋がっているのですが、それにしても本文読んでての印象は組織として小さいと言うかお粗末。やってることは残酷ではありますが、大それた組織には思えませんでした。そして最後は個人で関わる爆弾の話になってた。
同じく、護衛する立場のサムにしても、超お金持ちなのにスヴェティの護衛に誰も雇わず、自分だけとかありえない。やたら負傷してますが、もっときちん護衛出来る体制を作れよ!と思ってしまう。情報収集もいい加減だし。その点では、スヴェティの保護者のタマラ達も、彼女たちの経験値からすると対応がお粗末。みんなしっかりしろ! そしてスヴェティ。本人も色々あったにも関わらず、(今でもそれで苦しんでるらしいのに)危機意識が薄い。なぜ?? みんな疑問だらけの対応。
とにかく、今回誰にも感情移入出来ず。事件の展開にもドキドキせず。何だか残念なシリーズ最終話でした。(最初の頃の作品の記憶があまりないからかなぁ。1作目から読み返したら、今作ももっと評価が上がるのかな?) そのうちトライしてみます。
最近、新しいロマンスでなかなか良い作品に出会えず、再読することが増えてます。以前に読んで良かった記憶のある作品は、ほぼほぼ再読しても良いものが多くて幸せになれます♪♪
ところで、図書館に結構シリーズ漫画を置いているのを知り、借りました(笑)。元はと言えば、古書店で立ち読みしていたバレエマンガの続きが読みたくて、何気に検索したら図書館に蔵書がありビックリ★早速かりました。 バレエと言えば、先日滋賀県にセルゲイ・ポルーニンを見に行って来ました!!ただバレエの演劇部分が主で、あまり踊ってはくれませんでしたが。残念。でも美しい夢の世界を堪能しました。(ただのミーハーです(笑)。)
まだ新型コロナが流行する前で良かったです。今なら公演中止かもですね。来週も吹奏楽聴きに行く予定でチケット購入済みなのですが、どうなるでしょうか?
テロやら右翼台頭やらコロナやら世界が不穏です★ 来年ロシアに行く予定ですが、どうでしょうか??
※画像はローマ市内の遺跡跡。こんなところが多々あるローマ。 天気悪いですね★
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