さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

小暑・蓮始めて開く~メダカ柄の夏着物

2022-07-13 | 着物のおけいこ
新暦の、およそ7月12日~16日ごろの今の時期は、
旧暦で小暑の次候、
「蓮始めて開く(はすはじめてひらく)」
です。

蓮始めて開く とは、
そのままの意味で、蓮の花が咲き始めるころ。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
という言葉のとおり、清らかな姿が人を惹きつけます。

先日の着物のおけいこでは、
二重太鼓の帯結びを習いました。

 

 

後ろ姿の写真を撮っていただいての感想。。。
私が小柄なせいもあるのでしょうが、
お太鼓がドーンと大きすぎるような;;
もう少しこぢんまりとできたらいいのになぁ。
帯の幅は変えられませんが、何か方法があるのでしょうか。

着物は、3年ほど前にひとめぼれして買ったもの。
白地にメダカ模様が可愛くて…
たぶん、初めて自分で買った着物です。
母の着物を着られるようになりたくて、習い始めた着付けですが
ビビーンとであいを感じてしまった着物もいくつかあって、
うちに仲間入りしてもらいました。
どれも、身分相応のお値段での購入です。
このメダカちゃんも、その1着。

母の着物は、どれも私にぴったりなのですが、
これはかなり着丈が長くて、
着る時はよいしょっ、と思いきり裾を上げて着ています。
ゴムになっているウエストベルト(or腰紐)で丈は調整できるので、
なんとかなります。
こういうところ、着物って応用がきくというか懐深いというか、
すぐれものだなあと思います。

 

薄緑の、なんともいえない色合いと質感の夏帯もひとめ見て触れて気に入りましたが、
ずいぶん長くお店で待っていてもらい、
このたびようやくわがやに連れて帰ったもの。
とんぼと、芒のような植物の刺繍柄がまた好みです♪

二重太鼓結びの帯なので、
これで練習して早くできるようになりたいと、
さっそくおけいこに持って行きました。
(行きがけは半幅帯でした)

二重太鼓というと、正式な公の場での装いというイメージで、
また実際そうなのですが、
格の高い袋帯を締める装いの機会は、そうそうありません。

うちにある母の帯の中にも、
普段に締めたいけれど二重太鼓用のものがいくつかあり、
それらの帯や今回のこの帯を、
もっと気軽に身につけられるようになりたいなあと思うのです。


 日常も特別な日も着る和服 さくら



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2 コメント

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帯は、きっと葦ですね♪ (Darth Yumi)
2022-07-15 23:21:31
さくらさん、待ってました夏のお着物の続編☆
こんなかわいいメダカの柄があるんですね(驚)
私の推理では、帯の植物はヨシ(アシ)です♪
水辺つながりでいかにも夏に相応しいお洒落かと。

昔の人って日常でも(特に冬場)着物だったなあ。
母とか祖母は普通に毎日着てたんですが・・・
今思うと信じられん(こらこらっ)
その意味でも、伝統を受け継ぎながら進歩も取り入れてらっしゃる、さくらさん尊敬です!
返信する
なるほど~葦ですか^^ (さくら)
2022-07-16 13:40:04
こんにちは♪
教えてくださりありがとうございます。
なるほど~水辺の葦ととんぼの柄だったのですね。
たしかにメダカちゃんにぴったり^^
(メダカ柄、近くに寄らないと何の模様かまったくわからないけど;;)

そうそう、むかしの人は普段から、家事をするときも着物だったのですよねえ。
うちの母も若い頃はそうでしたが…
洋服の動きやすさは捨てがたいけれど、着物にも普段からもう少し親しみたいなあと思うこのごろです。
思うだけで、なかなかそうはいかないのですが。。。

次回のおけいこも二重太鼓の帯結びです。
同じメダカの着物に、別の二重太鼓用の帯を合わせて着てみようと思っています♪
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