夜はさびしい などと言って
悲しい調子で歌うのはおやめなさいな
いいこと、夜はね、
みんなして楽しむためにあるのよ
お楽しみを中断するような昼間が
どうしていいっていうの?
気をまぎらわせるためには昼もいいけれど、
ほかに なんの役にたつかしら
それが 夜になってごらんなさい
ほんのりと甘いランプの光のもとで
おたがいにくちを寄せ合って
愛をささやきあうでしょう
いつもはやんちゃで せわしなく飛び回っている
わんぱくなキューピットでも
ときには ちょっと気をぬいて
遊ぶことだってあるでしょう
捕らわれているひとや
悩んでいるひとには
悲鳴にしかきこえないかも知れないけれど
ナイチンゲールの声は 恋するものには
こころをこめた歌声にきこえるでしょう
そんなときは こころがわくわくしすぎて、
おやすみなさいやすらかにって告げる
12時の鐘の音さえ
まるで耳に入らないわ
だからね、長い昼のあいだに
このことをしっかりと胸にきざんでおいてほしいの
昼にはいつでも苦労がつきもの、
夜にこそ 楽しみがあるということを
いいこと、昼は一生懸命働くために、
そして夜は お楽しみのためにあるのよ
これまた、「夜のお楽しみ」 を
”おいしいお酒をのみ
ひとと愛 (愛ばかりじゃなく音楽とか歴史とか 人生について でもいいけど)
を語りあう”
とイメージすれば、
たやすく感情移入できるってもんじゃありませんか
(またお酒。。。それしかないのか~っ )
ね、この歌の女性も どちらかというと社交ずきで
コケティッシュな雰囲気を感じませんか?
デュエットの「Tanzlied」とこの曲と、
おなじキャラクターで歌えそう。
実はだいだいリートで歌おうと思っている曲が
あと1曲あるのだが、
その曲、おなじみぬっくさんとのデュエットは。。。
また雰囲気がちがう感じ。
学校の音楽の教科書なんかにものっていて
よく知られている曲だが、
こちらは しっとり系。
由紀さおり姉妹みたいなイメージで歌えたらいいかな
この曲については また次回に♪