さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

春の発表会に寄せて~ソロその1

2008-05-10 | 歌のおけいこ


今回ソロで歌った

「相見てより(彼をひと目見たときから)」。



さて、

歌うにあたり どんな苦労があったかというと…



まずは リズムとり。



ぶつ切りにならず、

ゆったりと流れるように歌いたいこの曲。


そんなに難しいリズムの曲とも感じないで、

CDで聴きこんだまま 歌ったつもりが



  「あの~…この曲、何拍子の歌か わかって歌ってます??」


  「ヘっ…?? 拍子!?」


  「ダレのCD 聴いたって?

   エリーザベト・シュヴァルツコップ??


   ぜんぜん ちゃうやん  




まずい。 


理論的な話になると さっぱりわからない。



  何年も 歌うたってて

  今さら ナニゆうてんねん  

  というレベルのことがわかっていない私。



いや、これは ホント自慢にはならない話で、


いつまでも 

  
  わかりません 読めません 


では あかんと思ってます 思ってるんです



。。。が!



どうも アタマが 悲劇的にわるいらしく


読もうとしても 読めない

考えても わからない 



音楽に関しては 

ひたすら原始的な感覚…

聴覚・体感覚 のみを頼みとしている私。



ところが、

今回 頼りの耳

(といっても 耳がイイわけでもないんです)

も 役を果たせず、

  リズム音痴 状態 だったらしい。

(本人に その自覚もなく)



まずは 正確に音とリズムをとれてこそナンボの歌、


これでは キモチをこめて歌うどころではない 



  「スミマセン、わかりません…

   いまだに ちっとも楽譜 読めません。

   聴いておぼえるのみの私にとっては

   楽譜なんか 無意味なくらいですーぅ !



言うにこと欠いて、

先生に 泣きつく始末。 


まったく あきれたもんですが、


偉大なのは わが師匠 



  「わかりましたっ 

   読めないのは いーですから!

   じゃあね、いいですか!?


   4分の3拍子っていうのはねえ、

   1小節に 4分音符が3つ入るんですけど


   (フンフン、かろうじてそこらへんまでの理屈は理解できる)


   とにかく こうやって

   うちあげ花火のように  ですね、

   上向きの手拍子を 自分で叩きながら

   歌ってみて下さい。


   ちゃんと 叩くんやで! ほらっ 




そこからは、まるで


盆踊り 状態 のレッスンに。。。



あの せつない恋ごころの歌詞をですよ。



   思いっきり いせいよく うちあげ花火手拍子つきで


   歌ってる図。 



…想像してみて下さいな。



それでも どうにか、

手拍子うちながら 歌うと リズムがとれてきた。



   「いいよ~その調子!。。。と、


    あのねえ。



    あかんあかん。

    
    手拍子に合わせて歌うんですよ!


    歌に手拍子あわせてどーすんのっ 」



   「ハイッ  こ、こうですか??」



     ~時間の経過~



   「よっしゃ、合ってきた 合ってきた♪

    じゃあ 今度はそれと同じように、

    手拍子なしで 歌ってみて!」



。。。合わない。 




   「先生! もー本番も こうやって

    手 叩きながら歌いましょっか 


    (もう ヤケ)



   「…やりたいか??」



   「…やりたくないです」




かくして、このような


涙と お笑いまじりのレッスンの甲斐あって、


ようやく 拍子は合うようになってきた。



私が正確に歌えないでいるため


弾きにくそうだったピアニストの先生の伴奏とも


ようやく すこしずつ息があうように♪



それでも まだまだ、

課題は山積み。



次回につづきます。。。書いたらまた








コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする