タイトル:アートと考古学展 : 物の声を、土の声を聴け : 世界考古学会議京都(WAC-8)開催記念
タイトル別名:Commemoration of the eighth word archaeological congress : art and archaeology : the silent voices of materials and soil : exhibition
編集:京都文化博物館
装丁:小山真有
発行:京都 :
京都文化博物館
発行日:2016.7
形態:95p ; 21×30cm
注記:展覧会カタログ
会期・会場: 平成28年7月23日-9月11日:京都文化博物館3階
英文タイトルは巻末による
参考文献: p81
図録掲載作品目録: p84-85
内容:
ごあいさつ
「アートと考古学展に寄せて」松井利夫
「総論「アートと考古学」とは何か」村野正景
第一章 日本人のモノを見る目、感じ方
コラム 拓本とは? 村野正景
第二章 考古学の美と魅力の再発見
対談 実測図はアートか? 伊達伸朗×村野正景
コラム 考古学をどう描くか 安芸早穂子
第三章 考古資料を味わう、見立てる
コラム モランディと不明瞭レンズ 日下部一司
対談 学者の道具 松井利夫×村野正景
第四章 考古学と出会い、響き合うアート
松井利夫
伊達伸朗
八木良太
日下部一司
清水志郎
コラム レンズと遺物 日下部一司
各論一「かたち、語り、カタツムリ—方法論的反省—」上村博
各論二「私たちはどこまで進んだか—アート&考古学に関する一つの展望—」中村大
「会場構成について 見えないもの、見えたもの」家成俊勝
対談 フォーラムから展覧会、そして次回へ 松井利夫×村野正景
参考文献
謝辞
図録掲載 作品目録
購入日:2016年9月11日
購入店:京都文化博物館
購入理由:
博物館や博物資料系の展示が好きな私は本展を楽しみにしていたが、最終日に滑り込みでようやく見に行けた。期待にたがわず、とてもおもしろく楽しい展示だった。用事があり、ゆっくり見れなかったのが悔やまれる。なかでも松井利夫氏の仕事には着眼点と手法がすばらしく敬服する。会場構成は、現代美術の物量系インスタレーションみたいにしないで、ものを丁寧に見せる方がいいと思ったがどうだろう。機会があれば、ぜひ継続してほしい試みだ。