A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記808 『シーシュポスの神話』

2013-10-22 23:29:47 | 書物
タイトル:シーシュポスの神話 (新潮文庫)
タイトル別名:Le mythe de Sisyphe
著者:アルベール・カミュ
訳者:清水徹
装画:ワタナベケンイチ
発行:東京 : 新潮社
発行日:2013.2第66刷(2006.9第60刷改版、1969.7初版)
形態:257p ; 15cm
注記:60刷改版
内容:
神々がシーシュポスに科した刑罰は大岩を山頂に押しあげる仕事だった。だが、やっと難所を越したと思うと大岩は突然はね返り、まっさかさまに転がり落ちてしまう。――本書はこのギリシア神話に寓してその根本思想である“不条理の哲学”を理論的に展開追究したもので、カミュの他の作品ならびに彼の自由の証人としてのさまざまな発言を根底的に支えている立場が明らかにされている。

目次
不条理な論証
 不条理と自殺
 不条理な壁
 哲学上の自殺
 不条理な自由
不条理な人間
 ドン・ファンの生き方
 劇
 征服
不条理な創造
 哲学と小説
 キリーロフ
 明日をもたぬ創造
シーシュポスの神話
《付録》フランツ・カフカの作品における希望と不条理

訳注
あとがき

購入日:2013年10月19日
購入店:紀伊國屋書店 梅田本店
購入理由:
 不条理についての参考文献として購入。当初、本書を図書館にあった古い文庫本で読んでいたのだが、ポストイットを貼ったら紙が破けてしまった。恐れをなして、文庫本を買うことにした。そこで、続きを読もうとしたら、改版でだいぶ訳が改まり、文字も大きくなったことで、つづきのページを探すのに苦労した。やれやれ。
 


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