A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記1367 『地域アート――美学/制度/日本』

2017-10-18 23:47:29 | 書物
タイトル:地域アート : 美学/制度/日本
タイトル別名:Community-engaged art project
編著者:藤田直哉
装丁:サイトヲヒデユキ
発行:東京 : 堀之内出版
発行日:2016.11第5刷(2016.2第1刷)
形態:452p ; 19cm
注記:執筆/対談者: 藤田直哉, 星野太, 加治屋健司, 田中功起, 遠藤水城, 清水知子, 藤井光, 北田暁大, 会田誠, 村山悟郎, 有賀慎吾, 佐塚真啓
   編集: 長瀬千雅
   参考文献等: 論末
内容:
「地域アート」とは、一体何なのか。
多彩な論考で検証する。そこから見えてきた「日本」「制度」「美学」とは。
2020年、東京オリンピックへ向けた、これからの「文化」がここから見えてくる。

目次
まえがき
◆藤田直哉 前衛のゾンビたち――地域アートの諸問題
◆星野太×藤田直哉 まちづくりと「地域アート」――「関係性の美学」の日本的文脈
◆加治屋健司 地域に展開する日本のアートプロジェクト――歴史的背景とグローバルな文脈
◆田中功起×遠藤水城×藤田直哉 「地域アート」のその先の芸術――美術の公共性とは何か
◆清水知子 Shall We “Ghost Dance”? ――ポスト代表制時代の芸術
◆藤井光×藤田直哉 エステティック・コンディション――美学をかこむ政治や制度
◆北田暁大 「開かれる」のではなく「閉じられているがゆえに開かれている」社会と/のアート
◆会田誠×藤田直哉 地域アートは現代美術家の〝役得〞――アーティストは欲張りになれ
◆じゃぽにか(有賀慎吾・村山悟郎)×佐塚真啓×藤田直哉 日常化したメタ・コンテクスト闘争――「誰でもデュシャン」の時代にどう芸術を成立させるか?
あとがき

購入日:2017年10月17日
購入店:amazon.co.jp
購入理由:
 「箕面の森アートウォーク2017」記録集テキストのための参考文献として購入。地域アートについて概況を把握するため調べたところ、本書がまとまっていそうだった。論点としても何か得られるものがあればと考えた。
内容は、藤田直哉氏の単著ではなく、対談、鼎談、寄稿をまとめたアンソロジー。400頁超えの本だが、読みやすい。




最新の画像もっと見る

post a comment