A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記475 「第一阿房列車」

2011-03-22 23:31:07 | 書物
タイトル:第一阿房列車 (新潮文庫)
著者:内田百
カバー撮影:林忠彦
デザイン:新潮社装幀室
発行:新潮社/新潮文庫
発行日:2010年3月20日10刷(2003年5月1日初版)
定価:476円(税別)
内容:
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」。借金までして一等車に乗った百先生、世間的な用事のない行程を「阿房列車」と名付け、弟子の「ヒマラヤ山系」を共づれとして旅に出た。珍道中のなかにも、戦後日本復興の動きと地方の良俗が描き出され、先生と「ヒマラヤ山系」の軽妙洒脱な会話が彩りを添える。読書界の話題をさらった名著を新字新かな遣いで復刊。
(カバー裏解説より)

特別阿房列車
区間阿房列車
鹿児島阿房列車 前章
鹿児島阿房列車 後章
東北本線阿房列車
奥羽本線阿房列車 前章
奥羽本線阿房列車 後章
解説:伊藤整
「間のびする旅の極意」森まゆみ
(目次より)

購入日:2011年3月12日
購入店:TSUTAYA 京都リサーチパーク店
購入理由:
 岡山県立美術館にて開催された「内田百と谷中安規」展(2011年2月1日~3月21日)の予習として購入。読み始めると落語のような飄々とした語り口がおかしく、久しぶりに楽しい読書となった。阿房な私も百先生にならい「何にも用事がないけれど、汽車に乗って」どこかへ出かけたい。




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