A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記978 『ウィレム・デ・クーニング展』

2015-01-06 23:29:52 | 書物
タイトル:ウィレム・デ・クーニング展
別書名:Willem de Kooning : from the John and Kimiko Powers collection
編集:新畑泰秀
執筆:新畑泰秀
翻訳:スタンレー・N. アンダーソン、ルーシー・S. マクレリー
デザイン:清水徹(ea
発行:東京 : 石橋財団ブリヂストン美術館
発行日:c2014
形態:148p : 挿図, 肖像 ; 31cm
注記:展覧会カタログ
    会期・会場: 2014年10月8日-2015年1月12日:石橋財団ブリヂストン美術館
    主催: 石橋財団ブリヂストン美術館
    年譜: p118-123
    主要参考文献: p138-141
    作品リスト: p144-145
内容:
ごあいさつ
謝辞
「ウィレム・デ・クーニング――ジョン・アンド・キミコ・パワーズ・コレクションの女性像を中心に」新畑泰秀
カタログ
デ・クーニングの言葉1 「私にとって抽象芸術とは何か」(1951年)より
デ・クーニングの言葉2 「私にとって抽象芸術とは何か」(1951年)より
デ・クーニングの言葉3 「ルネサンスと秩序」(1951年)より
キミコ・パワーズ夫人へのインタビュー 2014年8月22日
年譜
主要参考文献
出品リスト

購入日:2015年1月3日
購入店:石橋財団ブリヂストン美術館
購入理由:
 ウィレム・デ・クーニングは1975年にフジテレビギャラリーで個展が開催されたことはあるものの、日本の美術館では初の展覧会となる。たった35点とはいえ、まとめて見れる機会は大変ありがたい。デ・クーニングは抽象表現主義の画家とは言われるが、対象が認識できるものも多く、描き方も激しい厚塗りではなく、品があるペインタリーな画面でとても静けさを感じた。ブリヂストン美術館の展示室はホワイトキューブではないし、天井も低く、あまりよい鑑賞空間とは言えないが、少ない分だけじっくりと見れた。点数として物足りなさは残るが、テーマ展としては充分な内容であった。