A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記774 『SHUNSUKE MINAMI DOCUMENT BOOK』

2013-08-28 23:32:14 | 書物
タイトル:SHUNSUKE MINAMI DOCUMENT BOOK : 南俊輔個展 エクスペリメンタルプロジェクション
並列書名:EXPERIMENTAL PROJECTION
発行・編集・デザイン:salon cojica
写真撮影:我妻直樹
発行日:2013.8.8
定価:3,500円
形態:1set ; 31×43cm
   付属物:DVD(57min)、L判写真1枚、8mmフィルム断片、BOXケース入、ed.13/100
注記:会場・会期: salon cojica, 2013.3.30-4.20
内容:
「展覧会「エクスペリメンタルプロジェクション」によせて」小坂祐美子
「(テキスト)」太田曜
Optical Sound, Optical printer projectorの仕組み
EXPERIMENTAL PROJECTION : SHUNSUKE MINAMI PHOTO BOOK

購入日:2013年8月28日
購入店:salon cojica
購入理由:
 南俊輔の作品を初めて知ったのは、2013年4月に阪急うめだ本店で開催された「NEW CITY ART FAIR OSAKA」でだった。8mm映写機やプロジェクターをカスタマイズし、フィルムを映写・プロジェクションする作品は、光や音が作り出す凄まじいインスタレーション展示であり、そのガジェット感のある迫力とカッコよさにただただ魅せられてしまった。昔から8mmフィルムの質感や映写機に愛着がある私としては、映画フィルムが消えようとしている今、フィルムの新しい可能性を提示した作品が表れたことに興奮した。
 その後、7月のアートフェア「ART OSAKA」でも南の作品が上映・展示されたが、機材故障で私は見れなかった。だが、ドキュメントブックを制作中とのことで本書を予約した。
 届いた本書を見ると、熱量の高いアートブックであった。これだけのボリュームでこの定価とは驚くが、インスタレーション作品をモノ(本)としてプレゼンテーションするレベルが高く、すばらしい。いつか南俊輔展を関西でも見たい。


ボックスケースの内側


EXPERIMENTAL PROJECTION : SHUNSUKE MINAMI PHOTO BOOK