タイトル:プレイバック・アーティスト・トーク
並列書名:Playback artist talks
編集:東京国立近代美術館
デザイン:大溝裕(Glanz)
印刷:アベイズム株式会社
発行:東京 : 東京国立近代美術館
発行日:c2013
形態:55p : 挿図 ; 15cm
注記:展覧会カタログ
会期・会場: 2013年6月14日-8月4日:東京国立近代美術館
主催: 東京国立近代美術館
出品作家: 秋岡美帆, 岡村桂三郎, 児玉靖枝, 小林正人, 鈴木省三, 辰野登恵子, 堂本右美, 中川佳宣, 長沢秀之, 日高理恵子, 丸山直文, 山口啓介
企画: 大谷省吾
出品作品リスト: p54-55
内容:
あいさつ
秋岡美帆
岡村桂三郎
児玉靖枝
小林正人
鈴木省三
辰野登恵子
堂本右美
中川佳宣
長沢秀之
日高理恵子
丸山直文
山口啓介
出品作品リスト
頂いた日:2013年7月25日
場所:東京国立近代美術館
展覧会場入口にて頂いた1冊。見に来ただけでカタログがもらえるなんてちょっとうれしい。
タイトルは、少し説明が必要だろう。東近美は、2005年からアーティスト本人が自作の展示を前に作品について語る「アーティスト・トーク」を開催してきた。本展は、これまでのトークのなかから絵画をテーマに絞り、トークのダイジェスト映像とコレクション作品約40点を紹介する展示なのである。
要するにコレクション展か、と思われるかもしれないが、これが期待以上に絵画を再考する良質な展覧会となっていた。これだけの作家が揃う絵画の展覧会もそうないだろう。もう何度も見ているはずなのに、どの作品も見応えがあり、久しぶりに絵画の魅力に圧倒された。本展を見た後では、いまの現代絵画には何かが足りないという気がしてならない。というより、本展の出品作家たちの問題意識や絵画観を継承(批判的含む)している若手作家は何人いるのだろうか。
本書は図版は少ないが、かわりにアーティストトークの抜粋が収録されている。画像に飛び出ているピンク色はポストイット。帰りの電車で読んでいたら、おもしろくてポストイットを貼ってしまったためである。これを読むと、アーティストの思考も作品以上におもしろいと思うだろう。
ひとつ注意したいのは、すべてのアーティストが饒舌なわけではないということだ。推測だが、学芸員が司会・聞き手としているからこそ出てきた発言もある気がする。おもしろい話はひとりでに出てくるわけではなく、相手(聞き手)がいるからこそ出てくる。
並列書名:Playback artist talks
編集:東京国立近代美術館
デザイン:大溝裕(Glanz)
印刷:アベイズム株式会社
発行:東京 : 東京国立近代美術館
発行日:c2013
形態:55p : 挿図 ; 15cm
注記:展覧会カタログ
会期・会場: 2013年6月14日-8月4日:東京国立近代美術館
主催: 東京国立近代美術館
出品作家: 秋岡美帆, 岡村桂三郎, 児玉靖枝, 小林正人, 鈴木省三, 辰野登恵子, 堂本右美, 中川佳宣, 長沢秀之, 日高理恵子, 丸山直文, 山口啓介
企画: 大谷省吾
出品作品リスト: p54-55
内容:
あいさつ
秋岡美帆
岡村桂三郎
児玉靖枝
小林正人
鈴木省三
辰野登恵子
堂本右美
中川佳宣
長沢秀之
日高理恵子
丸山直文
山口啓介
出品作品リスト
頂いた日:2013年7月25日
場所:東京国立近代美術館
展覧会場入口にて頂いた1冊。見に来ただけでカタログがもらえるなんてちょっとうれしい。
タイトルは、少し説明が必要だろう。東近美は、2005年からアーティスト本人が自作の展示を前に作品について語る「アーティスト・トーク」を開催してきた。本展は、これまでのトークのなかから絵画をテーマに絞り、トークのダイジェスト映像とコレクション作品約40点を紹介する展示なのである。
要するにコレクション展か、と思われるかもしれないが、これが期待以上に絵画を再考する良質な展覧会となっていた。これだけの作家が揃う絵画の展覧会もそうないだろう。もう何度も見ているはずなのに、どの作品も見応えがあり、久しぶりに絵画の魅力に圧倒された。本展を見た後では、いまの現代絵画には何かが足りないという気がしてならない。というより、本展の出品作家たちの問題意識や絵画観を継承(批判的含む)している若手作家は何人いるのだろうか。
本書は図版は少ないが、かわりにアーティストトークの抜粋が収録されている。画像に飛び出ているピンク色はポストイット。帰りの電車で読んでいたら、おもしろくてポストイットを貼ってしまったためである。これを読むと、アーティストの思考も作品以上におもしろいと思うだろう。
ひとつ注意したいのは、すべてのアーティストが饒舌なわけではないということだ。推測だが、学芸員が司会・聞き手としているからこそ出てきた発言もある気がする。おもしろい話はひとりでに出てくるわけではなく、相手(聞き手)がいるからこそ出てくる。