A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

未読日記711 『スワン家のほうへⅠ』

2013-03-25 22:17:21 | 書物
タイトル:失われた時を求めて〈1〉第一篇「スワン家のほうへ1」 (光文社古典新訳文庫)
タイトル別名:Du côté de chez Swann: À la recherche du temps perdu
著者:[マルセル・]プルースト
訳者:高遠弘美
装画:望月通陽
装幀:木佐塔一郎
発行:光文社
定価:952円+税
形態:470p ; 16cm
内容:
訳者前口上
第一篇「スワン家のほうへ Ⅰ」
第一部 コンブレー
「読書ガイド」高遠弘美
年譜

購入日:2013年3月24日
購入店:MARUZEN 丸の内本店
購入理由:
 東近美で「フランシス・ベーコン展」を見たとき、解説パネルでベーコンがプルーストを愛読していたとあり、驚いた。偶然、別件でプルーストの『失われた時を求めて』の中の記述を探していたところだったので、久しぶり読んでみたく思った(私が1年数か月ほどかけて読了したのは2007~2008年)。
 そこで通り道にある書店に行ったところ(すぐに書店に行かれるのが東京のいいところだ)、岩波書店と光文社でそれぞれ新訳・文庫版の刊行が開始されていた。比較してみたところ、翻訳としては個人的には岩波版が感触としては好みだったが、読みやすさは光文社かもと思い、こちらを購入。今度は通読できるだろうか・・。長い長い読書の始まり。