ところが、癖というのはなにも悪いもんやない、使い方なんです。癖のあるものを使うのはやっかいなもんですけど、うまく使ったらそのほうがいいということもありますのや。人間と同じですわ。癖の強いやつほど命も強いという感じですな。癖のない素直な木は弱い。力も弱いし、耐用年数も短いですな。
(西岡常一・小川三夫・塩野米松『木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)』新潮社、2005年、p.22)
「癖の強いやつほど命も強い」という言葉がすごい。命の強さ、弱さでいったら、私は確実に力が弱く、耐用年数が短いタイプだろう。
(西岡常一・小川三夫・塩野米松『木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)』新潮社、2005年、p.22)
「癖の強いやつほど命も強い」という言葉がすごい。命の強さ、弱さでいったら、私は確実に力が弱く、耐用年数が短いタイプだろう。