失われうるものを富と呼んではならない。徳こそ本當のわれわれの財産で、それを所有する人の本當の褒美なのである。徳は失われえない、まず生命がわれわれをはなれぬかぎり、われわれを見捨てない。財貨や外面的な富はいつもこれをびくびくしながら保っているが、一旦所有財産をうしなうと、しばしばその所有者を侮辱のうちに見捨て嘲弄の的にする。
(杉浦明平訳『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1』岩波書店、1954年、p.33)
毎日びくびくしている。
(杉浦明平訳『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記 上 岩波文庫 青 550-1』岩波書店、1954年、p.33)
毎日びくびくしている。