佐渡の翼

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岩谷口観音(佐渡市岩谷口)   投稿者:佐渡の翼

2013年10月29日 06時02分05秒 | 佐渡及び首都圏近辺の面白観光スポット

岩谷口観音は、岩谷山洞窟から山側へ50メートルほど進んだ所にある。県道脇に「岩谷山洞窟、弘法大師の投筆」と書かれた案内看板がある。ここを進むと、まず左手に岩谷山洞窟が見える。洞窟の天井部には「南無阿弥陀仏」の六字名号が描かれており、「投筆」の名称は、弘法大師が、地上から4~5メートルの高さまで筆を投げ上げてスラスラ書いたと言う伝説に基づいているが、勿論そんな芸当は人間には不可能である。洞窟の右手には巨大なパラボラアンテナ風鏡面岩があり、背後の波音を反響させる効果がある。岩谷山洞窟には、「竜眼の池」なる水溜りがあり、常に天井から水滴が滴り落ちている。「竜眼の池」の伝説とは、以下の如くである。「昔、盲目の子を持つ母竜が、眼が見えるようになりますようにと、祈りながら夜毎密かに、我が子の眼球をこの池で洗っていた。ある日、人の気配を察して逃げる際に、誤って眼球を池の中に落としてしまった。この眼球を拾った翁(おきな)がこれを岩谷薬師に差し出すと、薬師は大変に哀れんで、眼球をきれいに洗った後に、池に戻してやった。だが、母竜が再び人間界に姿を現すことはなく、置き去られた眼球は、今でも夜中になると母竜を探して青白い光を発しながら池の中を泳ぐのだと言う」。問題はだ、母竜が、子供の眼球をいちいちくり抜いて持ち歩くなどと言う芸当ができる事自体、荒唐無稽であり、眼球が自力で池の中を泳ぎ回るなどは、ほとんど漫画の世界である。誰がこんな伝説を作ったのか?同じ外海府地区の達者集落には眼洗い地蔵がある。眼病平癒信仰が外海府全体に広まったためにこうした伝説が作られたのではないだろうか?更に、この洞窟の脇には、村の焼き場(火葬場)の石積みがそのままの形で残っていた。

さて、肝心の岩谷口観音であるが、観音堂の右上部に、六字名号の磨崖仏が刻まれていた。観音堂の背後にも洞窟があり、これは、対角線上にある小木の岩屋山洞窟にまで繋がっているとの真っ赤な嘘っぱち伝説がある。


10月29日の日記:去る事8月25日、ニコンの安物デジイチにボーグのちゃち(拡大倍率はわずか1.4倍で価格は10万円弱)な望遠レンズを付けて撮影した、はやぶさのピンボケ写真をブログに掲載して喜ぶ、佐渡の有名な造り酒屋のおやじを騙る(送信者はあくまでもそう主張していた)人物から嫌がらせメッセージが届いた。事の顛末は既にブログに書いたので、読者はご存知かと思う。そもそも、あの程度の装備で、俊敏な動きをする「はやぶさ」の綺麗な画像を撮影する事自体無理なのだが、それを指摘されたため、次々に超高級カメラの購入に大金を注ぎ込める筆者に対する嫉妬心がメラメラと燃え上がったため、あのような挙に出たのかもしれない。この1件の前にも妙な人物から意味不明なメッセージが届いていた。メッセージ機能はメールアドレスを入力せずとも送信できるシステムに変更になったようで、今後匿名の嫌がらせメッセージが増加する恐れがあったので、メッセージ機能の停止を決めた。実名登録した人以外は筆者と連絡が取れないシステム(これはフェイスブックを通じて可能)に変更したので、佐渡からの嫌がらせメッセージとはこれで永遠に決別である。



生ハムといちじくのサラダ



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