国道を真野から小木方向へと向かい、スーパーマツヤを越した後、JA佐渡真野支店の前の細い路地へと左折し、突き当たりの十字路を左折する。やがて右手に小料理屋の「登喜」が見えてくるが、構わず進むと左手に焼肉「きむら」の駐車場が見えてくる。この真向かいに石段があり、「中町観音」の案内標柱があった。「中町観音」と書かれてはいるが、通称は「新町観音」であり、お堂の看板にも「光照院新町観音」と書いてあった。石段を登りきった所の右手に地蔵堂があり、中には薬師如来が祀ってあった。この地蔵堂の前には、豚ちゃん、虎、獅子などの置物、布袋像、郵便ポスト型貯金箱などのプリティーグッヅが置かれていた。「誰だあ~、こんな可愛い物を置いたのは」、思わずそう叫んでしまった。
地蔵堂にお参りした後、左手に曲がり、更に石段を登るとたくさんの墓石が見えた。そしてその墓石の墓碑銘を良くみたら、「隠れた佐渡の史跡」などの著書で有名な郷土史家「山本修巳」の御尊父「山本修之助」の墓があった。どうやら、山本一族の御墓は新町観音堂のすぐ近くに建立されたようだ。山本一族と新町観音との関係については寡聞にして知らぬが、妙な御縁である。この墓地の一番奥に観音堂があった。お堂には鍵がかかっており、観音様(正観世音菩薩)のご尊顔を拝する事は適わなかったが、有名な歴史史家の御墓を発見できたのは思わぬ収穫であった。
10月16日の日記: 筆者は、業務終了後はくたくたに疲れ果ててしまい、最早、重いカメラを持ってどこかへ行こうなどと言う気力は失せてしまう。よほど、これは撮影しておかねばならぬと言うイベントが無い限り、業務の始業前や後に、島内各地を回って撮影し捲くる、某ブロガーのような酔狂な真似はできない。そんな事が出来る人の普段の仕事は、さほど重圧のかからない、事務系のお仕事なのではないかとさえ思えてくるほど、筆者の毎日の業務はプレッシャーの連続である。顧客と言う者は、不満があれば時を選ばず何度でも訪ねてくるし、皆それぞれに勝手な事を言う。それらに丁寧に対応し、納得してもらう作業は事の他神経を使う。小学生相手の教育や、島民相手の事務仕事や建設作業や酒売り稼業など比べ物にならないほどの緊張の連続である。だからリターンは高いので、高級カメラを何台も買えるのであり、単なる写真おたくに過ぎない島内写真ブロガー如きと一緒にされても困るのだ。
筆者が、重いカメラを持ち歩けるのは週末だけに限られる。だが、何らかの事情で車が使用できない日は、ソニーα99は持ち歩けないため、写真撮影は、5万円也のカシオのコンデジ使用となる。だが、一旦ソニーα-99のような高級機種を使い始めると、それ以下のα-シリーズなどは馬鹿馬鹿しくて使う気にはなれぬと思うのと同じで、コンデジやキャノンの初心者向けデジイチを持ち歩くのは余程の機会に限られるだろう。そして繰り返しになるが、その職業がばれている佐渡島内のブロガー達は、何を書こうと基本的には自由だが、書き方によっては、島民からの無用の嫉妬の対象になることを忘れてはなるまい。
今日は台風の通過で一日どこへも外出できまい。東京は午後から晴れるとの予報だが、佐渡を含む北日本は終日暴風雨の予報である。佐渡汽船も午前中はジェットフォイル、カーフェリー共欠航が決定している。佐渡では、午前中新聞が来ないのでテレビやネット情報だけが頼りである。今日も、EOS 1-DXで撮影した人形町の「てんてん祭り」の可愛い写真を厳選してアップしておいたので引き続きお楽しみ頂ければ幸いである。
Therapy dogと触れ合う子供。女の子の表情を実に綺麗に捕えていますよねえ~。
この少年の表情が実に生き生きしていて素敵だ
「金魚掬い道具の紙が破れちゃったの、もうできないの?お願いだからもう一回やらせて?」と、おばさんに懇願しているかのような表情だ
子供ゴルファー達
今度は女の子の番。実はこの写真失敗作なんです。女の子の顔にピントが合っていないように見えるでしょ。測距エリア選択モードで「61点自動選択AF」を選んでいるにも関わらず何故こうなるのか?恐らく、光量の違いに寄るものだと思う。EOS 1-DXは高感度なため、同じシャッター速度でも明るい太陽が照っている場合は、取り込む光量が多くなるので画像がどうしても白くなり、被写界深度も浅くなりがちである。この現象はレンズを向ける位置や被写体からの距離を少しずらすと解消するので、様々な角度や位置から被写体を狙う癖を付けていれば、撮影した写真のうちのどこかに満足できるショットが現れるので失敗作の数は減るはずである。
麒麟さんの口の上にボールを置いて
紐を引っ張ると麒麟の頭部が90度回転して籠の中にボールを入れると言う遊びだが、麒麟の目にピントが合っていない。
子供が麒麟の頭にボールを乗せ、紐を引っ張り始めてから麒麟の頭部が80度の位置になるまでの所要時間は約5秒である。その間連写を続けたら75枚撮影できたので秒間15コマの速度である。連写中はファインダー内は真っ暗になるため、麒麟の頭部がどこまで移動したかを確認できない。上の写真は別の親子が麒麟を引っ張り上げた時のものだが、麒麟の眼にピントが合った写真は70枚ほどであった。
麒麟がほぼ垂直に近づいた時の最後のショットで、麒麟の眼にピントが合った写真。スペック的にはあと2秒撮影を続けられたので、連写を中断せずに撮影を続行していれば、麒麟の口からボールが籠の中に吐き出される瞬間を撮影できたはずである。ちなみにソニーα99での連写撮影続行可能時間は2秒が限界である。
別の場面だが、麒麟の頭部はほぼ垂直である。
更に別の場面だが、麒麟がボールを吐き出した後の写真
茄子、ズッキーニ、パブリカ、玉葱などを素揚げした後、ワインでなどで煮込んだ料理をカポナータと言う。野菜の素揚げ料理を低カロリーなどと記載しているブログがあるが、それは間違い!素揚げ後に煮込む事により、油分が落ちて低カロリーになる。
http://www.digibook.net/d/3bd4ad77b01800e07f67a7060428365e/?viewerMode=fullWindow