佐渡の翼

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のら犬カフェのハンバーグの味は帝国ホテルのそれと同じ   投稿者:佐渡の翼

2010年07月29日 05時59分59秒 | 佐渡グルメ美味しい食べ歩記
ワンプレートランチが出来上がるまでに15分ほどを要した。ようやく出来上がったランチの中身は「目玉焼きを乗せたハンバーグ、ベーコン、野菜サラダ、ライス」であった。筆者はまずハンバーグにナイフで割を入れてみた。その断面たるや、帝国ホテルのパークサイドダイナーや伊勢丹レストラン街の洋食屋「西櫻亭」で供されたハンバーグのそれと全く同じ色をしていた。つまりこのお店の調理人は都心の一流ホテルのシェフと同じ焼き加減でハンバーグを調理できると言う事を意味していた。ハンバーグは牛肉100パーセントに間違いない!そしてお味も又、帝国ホテルや「西櫻亭」のそれと寸分違わなかった。このお店では食材のほとんどは佐渡産を使用していると謳っているので、佐渡牛あるいは国産和牛使用のハンバーグであろう。野菜や米は勿論佐渡産だし、卵は金井のフルーツ卵を使用しているそうだ。さすがにベーコンは残したものの、他は全て食べた。筆者の評価は文句なしの★★★だ。恐らく、このお店のハンバーグが佐渡島内の洋食屋のハンバーグの中では一番美味いと筆者は思っている。このお店を「のら犬」などと言っては失礼だろう。その調理技術に鑑みれば、超優良の血統書付きのシェパードと呼ぶ方がむしろ似つかわしい。店内規律を重んじる女主人の性格と同じく組織の規律を重んじる軍や警察組織が重用するシェパードこそ女主人にふさわしい犬かもしれぬ。

このお店の地産地消の精神とこだわりのパン作りのポリシーは、揺るぎのない一本の棒のように店内を貫いている。この女主人の独特で特異なキャラクターは、トイレ内に所狭しと貼られたポスターやちらし類の選び方にもいかんなく発揮されている。選曲ならぬ選ちらしの感度は良好で感性は随分と豊かである。ただセンスがいいかどうかは、デジブックを閲覧した読者の好みにもよるのでその点に関するコメントは差し控えたいと思う。ワンプレートランチとハーブテイーのお代は千円丁度。領収書を手渡された時に、ようやく女主人の顔から笑みがこぼれた。最初からこういう感じでいけばいいのにと思ったが、筆者に対しては朱鷺以上に警戒心が強かったのかもしれまい。筆者は去り際に厨房入り口のドアの所に「私はなんとかにこだわりが。。。うんぬん」と言うような内容の文言が記載された張り紙をちらっと見かけたような気がしたのだが、文言を確認するために引き返すと、再び「いらっしゃいませえ~」と言われかねないと思い、その行為は断念した。玄関脇に、「のら犬カフェ」さんの前日にオープンした両津のカフェ「妙生庵」(後日訪問記事をアップ予定)と佐和田の「アングランパ」さんの名刺が置いてあった。いやあ~、久しぶりに面白いお店に出会えてラッキーと感じた「のら犬カフェ」さんである。店内随所に、人気漫画「がきデカ」の「こまわり君」的な面白さを垣間見せるのは、女主人の強烈な個性ゆえであろうか?犬好きの島のスナックのママさん達に是非お勧めのお店である。

羽茂の人気居酒屋「駄貸し屋」のマスター氏から以下のようなメッセージを頂きました。
「のらいぬの女店主は駄貸し屋のオープニングスタッフです。駄貸し屋で修行してお金をかけない自作のお店つくりを学んだのです♪」
なるほどと思わせる店内装飾でした。駄貸し屋さん共々、相川の「のら犬」カフェさんを今後ともよろしく応援お願いいたします。

のら犬カフェ
佐渡市相川上京11番(上京町簡易郵便局隣りの隣り)
営業時間/11時30分~17時(11月~3月は16時までとなります。)
定休日/水・木曜日(11月~3月は日曜日不定休)
問い合わせ/norainu_cafe@yahoo.co.jp
電 話/0259-74-3003(忙しい時等、出られない事もあります。ご了承くださいませ)


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