佐渡の翼

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佐渡のコンパニオン事情     投稿者:佐渡の翼

2009年12月26日 07時11分52秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
35歳の美人おねーさんは「私は写真写りがあまりよくないんですが」と言いつつ快く写真撮影に応じてくれた。だが、ご覧のような美人だ。笑ってとお願いしたがさすがにちょっと緊張したような表情。彼女は実年齢を明かしてくれたが、ラブジャンキーズのママの方が若いように筆者には思えた。ま、どちらも美人なのだが、どちらがどれだけ若いかは、実際にそれぞれのお店に行って筆者がキープしたボトルの酒を飲みながら確かめて頂ければ幸いである。この35歳美人おねー様は、コンパニオンクラブでもご活躍でいらして、筆者が当日宿泊した佐和田の「いせや新館」の宴会にもご出張なさったとおっしゃっていた。このおねー様は、スナック「舞」ではチーママの役割を担っているのだそうだ。熱心な読者さんの指摘は当たっていた。

筆者が「佐渡にもキャバクラができるらしいという噂があるのだが」と水を向けると、チーママは「ええ、そんな噂がありますねえ~、確か佐和田にできるとか言ってましたが」と答えた後、「でも、佐渡の女の子はそんな所へは勤めませんよ。コンパニオンクラブの方が遥かに待遇がいいですし、島の男たちとなじみになることもありませんからねえ~」と続けた。佐渡のコンパニオンの報酬の相場は、100分で交通費込みで12,000円だが、実際の女の子の取り分は、「こうよ」と、彼女は右手のひらに三本指を重ね合わせた数字を示した。つまり8,000円相当なのだという。筆者の時給である1万円には及ばないものの、けっこうな額ではないか。しかし、彼女らに言わせると、コンパニオンクラブにお座敷がかかるのは月に5回程度なのだという。と言うことは、たとえお客さんからの延長要求があったり、月に10回の出動要請があったとしても、月収は多くても10万円程度にしかならないという話になってくる。ならばスナックで毎日地道に働いて稼いだ方が遥かに実入りがいいという事のようなのだ。しかも、コンパニオン需要は、所謂「ニッパチ(2月、8月)」はほとんどないのが実情だという。何故かとの筆者の問いに、チーママは「2月は島の需要が元々少ないし、8月は家族連れの観光客が多く、彼らはコンパニオンを呼ばないからなの」と明解に答えた。つまり、コンパニオン需要が多いのは、島の祭りが多い春や秋と忘年会新年会シーズンの12月、1月くらいなのだそうだ。年間を通じて安定した需要があるわけではないので、コンパニオン専業で食べていけるほど甘い世界ではないと言うのが実情のようなのだ。更に、コンパニオン派遣クラブ専門業者(例えば、コンパニオンクラブ:ビビ、凛、華、J1、エルメスなど)とは別に、佐和田や両津などの料飲店組合が主催するコンパニオン派遣システムがあり、こちらは、午後9時までの時間制限がある上に、コンパニオンの平均年齢が40代50代と高目なため、料金は低目に設定されているそうだ。従って、宿泊した宿でコンパニオンを呼ぶ時、あまりにも安い料金を提示されたら、派遣されるコンパニオンの年齢を確認した方がいいのかもしれない。


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