佐渡の翼

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草刈神社と連理の木   投稿者:佐渡の翼

2018年01月28日 06時00分42秒 | 佐渡の神社仏閣及び史跡

羽茂本郷へ至る道を北上すると途中で左手に「草刈神社」の案内看板が見える。車一台がやっと通れるほどの未舗装の道を進み、橋を超えたら鳥居が見える。真っ直ぐ行くと本殿に突き当たるが能舞台は左手にある。実に手入れがゆきとどいた茅葺のどっしりとした社殿であり、佐渡で見た能舞台の建物の中ではもっとも荘厳で神秘的な感じがした。本殿に向かう階段から能舞台を見おろす位置がカメラアングルとしてはさまになっていそうだったので、この位置から何枚かを撮影した。この神社の創建や由来などの歴史的な考察はそれらを扱う専門ブログに譲りたい。

この神社の境内には連理の木なるものがある。この樹木の案内看板は拝殿の右横にある。連理とは、「樹木の幹や枝が一緒になっている様を形容する言葉」である、男女の仲睦まじさのたとえにも用いられるそうだから、この神社は夫婦和合、縁結びの神様なのかもしれない。この木はサカキで、暖性地帯に生える木であり、佐渡には自生しない。地上から3メートルほどの所で左の幹から伸びた枝が右の幹を貫いている。と言うことは、左が雄木で右が雌木の関係、夫婦岩ならぬ夫婦木とでも形容したくなる樹体である。サカキとは神事で使用される植物ゆえ、神社の境内に移設されたのであろう。

本殿

連理の木

それの説明看板

http://www.digibook.net/d/dac4e7db9058087d79cdbf00d822f65c/?viewerMode=fullWindow



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