![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/7e/21165ed2b3ff703d3b2e5d7e66921ac3.jpg)
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称光寺は宿根木集落の人々の菩提寺である。寺の入り口の扉の右側は普通の大工が作成し、左側は船大工が作成した。その造作の違いは、船大工が作成した扉は一枚板で出来ているが、普通の大工が作成した扉は何枚かの板に分かれている点だ。こんな所にも当時の船大工の洗練された匠の技の一端を垣間見ることができる。扉の手前右側は、墓碑を設置する一等地で、主に船主さん達の墓が並んでいる。位牌のような形をしているので位牌墓碑と呼ばれている。墓碑の後面は洞窟状になっていて、その中に骨壷が納められている。船主の子孫が死に絶えると墓守をする人がいなくなる。そうなると長い年月をかけて破壊された骨壷と遺骨が自然に前面へと押し出されて来る。墓碑と墓碑の間に骨壷と遺骨の破片が見えるものもある。このような歴史的な経緯というものはどんなに資料を漁ったりネットで検索したりしても発見できるものではない!現場に行って地元を良く知る観光のプロに聞かねばこういう事実を知ることはできない。
位牌墓碑
観音像
山門
五輪塔がある
表面が苔生した地蔵
地蔵
そして地蔵
本堂
釣鐘
子抱地蔵
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