佐渡の翼

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佐渡は不況の真っ只中(スナック舞)  投稿者:佐渡の翼

2008年12月30日 07時44分33秒 | 佐渡のスナック・キャバクラ
佐和田のショットバー「レッグロック」のお兄ちゃん情報はどうやら正しかったようだ。今夜こそは楽しく酒が飲めそうだ。そう思いつつふとカウンターの上を見たら、可愛いバスケットの中にいくつかの果物が入っていた。これもママさんのご趣味であろうか?すると、高級キャバクラ風娘さんが、ジントニックとおつまみを運んできた後、「お邪魔してもよろしいかしら?」と断りつつ当方の真向かいの席に移ってきた。タバコケースを持参してはいたが、当方が灰皿を脇によせてタバコを吸わないというシグナルを送ったら、最後までタバコを吸うことはなかった。銀座の高級クラブには何度か行ったことがあるので、美人ホステスさん達に囲まれるのは慣れていた。しかし佐渡美人に接客されるのは初めてだったので少し緊張した。実際は接客されているのだが、言葉を慎重に選びながら話さざるを得ず、何だかこちらが接客しているような窮屈さを感じた。しかしこの違和感は、彼女の次の一言で完全にふっとんだ。「お客さん?佐渡の人 じゃ 無いわよねえー?」と小首を傾げながらやや上目使いでパッチリとした睫毛を当方の顔に向け、言葉を区切りながらゆっくりと尋ねてきた。彼女は「お客さんの服装のセンスが垢抜けていてお洒落だから、何となく佐渡の人とは違うかなと思ったのよ」と言った。この娘さんの眼力は実に鋭かった。当方が東京から来たと告げると、「私も昔は新橋にいたことがあるのですが、銀座はいつも素通りでしたね」と彼女は言った。「銀座も不景気で、クラブの女の子の収入ががた減りになった。それでも見栄をはるために、ブランド物のバッグを貸し出す専門業者からそれらのバッグを借り出してお店に出勤しているホステスさんが多い」という話をしたら、彼女は「佐渡も不景気で、忘年会を無くして新年会に一本化する会社が増えています。ですから今年は二次会の予約はまだ1件もないんです。例年なら、私たちはコンパニオンとして忘年会に呼ばれるのが常なのですが、今年は閑古鳥が鳴いていますよ」と応じた。銀座で嗅ぎ慣れた、シャネルやゲランのきつい香水の香りはしなかったが、彼女との会話で心地よいひと時を過ごすことができた。

この娘さんの接客上手な点は、まず相手の心をくすぐり、警戒心を解かせる。そして客のプライバシーに関する事には一切触れないことだ。銀座のホステスさんの客との会話における鉄則とは「客のプライバシー、政治の話、宗教の話に関する話題は禁句」なのである。彼女の接客上手は、コンパニオンとして派遣され、場数を踏んだ賜物と、ママの教育が行き届いている結果であろうか?

明日は午前7時13分に記事をアップ予定。本年最後の大サプライズが。。。


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