佐渡の翼

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「ラベルエポック」(ホテルオークラ)   投稿者:佐ガット覆面調査員

2008年12月30日 07時37分23秒 | 国内高級ホテルレストラン・料亭食べ歩記
暮も押し詰まったとある日曜日のお昼に、ホテルオークラ別館12階にある、フレンチレストラン「ラベルエポック」を訪ねてみた。オークラの地下駐車場から歩いて数秒のところにあるエレベーターを利用すると、ほとんど誰にも会わずにこのレストランに辿り付けるしかけだ。言わば、有名人や政治家がお忍びや密会目的で利用するのに丁度いいシチュエイションになっている。訪問の2日前に電話で予約をした。当方の名前と電話番号を告げたら、予約担当係りの人が「いつもお世話になっております」と言った。別にお世話になるほどオークラに行き付けているわけでもないのだが。。。

訪問当日の前日のお昼には、麻生首相ご一行様がこのレストランを訪ねていたと新聞には書かれていた。ウエイターは全員黒の燕尾服姿で、その姿形だけは重厚だ。店内は横に細長い構造で、4人がけのテーブル席が10卓と、二人がけのベンチシートが7席ほどあった。筆者にはベンチ席が用意されていた。この席からは、真向かいに堂々と聳え立つアークヒルズ森タワーが見渡せる。オークラのホームページでは、「店内はアール・ヌーボー調の優美なインテリア。素材や調理法にこだわり抜いた現代正統派フレンチキュイジーヌ」と紹介されている。昼のプリフイックスメニュー、「楽しく食べて健康に」を謳い文句にしたメニューは、好きな皿を二品選ぶシステム(5,000円)。これにパンが付いてくる。一方、7,500円のコースメニューは、品数は多いものの、一皿のポーションは少なめとのこと。夷顔をした実に福福しい支配人さんらしき人に言わせると、前者は「ガッツリ食べてお腹を満たしたい時向きで、後者は、海外から帰ってきたばかりで、少し小腹を満たしたい時向け」ですなどと客に説明していた。筆者はプリフイックスメニューを選び、「本日の鮮魚をシェフおまかせスタイルで」と言うのと、「国産牛フィレ肉のポワレ、アーティーチョークのフォンダンをのせて伝統的な赤ワインのソース」の二品をオーダーした。


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