以前、秋の六義園の紅葉のライトアップ写真を紹介した事があったが、佐渡でも紅葉をライトアップしている場所を偶然見つけた。しかも初夏の陽気の5月4日の午後7時35分頃にである。肉眼ではパット見、何がライトアップされているのかが判別不能であった。試しにとEOS-1DXで撮影してみた。手ぶれ現象が出るくらいの暗さだったが、もう一度カメラを手でしっかりと保持しながら慎重に撮影し直した画像を見て驚いた。何とそこには紅葉が写っていたからだ。秋の紅葉は、落葉前に葉緑素が減少して色素が見える現象であるが、春紅葉は、広葉樹の新芽が光合成で葉緑素を蓄える前に元来もつ色素が見える現象であり、秋と同様にカエデ類の赤色が目立つとされている。佐渡では春紅葉など珍しくも何ともないが、それのライトアップと言うのは非常に貴重な存在であり、まだメデイアでも紹介されていない穴場スポットのようである。このライトアップされた春紅葉は、相当至近距離まで近づかないとそれが紅葉とは分からない仕掛けになっており、このライトアップを仕掛けた方は相当な感性の持ち主だと思う。ライトアップの場所は、
両津のセーブオン近くのとあるガソリンスタンド(ちなみにこの日のガソリンスタンドは休業日でライトなど全く点いていない真っ暗闇である)の真向いの高台から舗装された坂を下ると左手にある。国道からなら坂を登る感じになるので右手に見える。このガソリンスタンドは、金井方向から行くと、セーブオンの手前の交差点の手前の右手にある。このスタンドのマピオンでの地図のURLはこちらです。
ちなみにトップ画像の場所を昼間に撮影した画像がである。確かに紅葉である。
夜紅葉の右隣にもライトアップの仕掛けがある。
そのライトの照らし出す先はのような何の変哲もないただの樹木である
これらは佐渡のミステリーライトアップスポットと言ってもいいかもしれない。佐渡にこんな場所があったとは驚きかつ新鮮な発見であった。このライトアップを三脚使用で通常のデジイチで撮影してもEOS-1DXで撮影したような画像を得るのはちと厳しいかと思うが、佐渡の四季男君を初めとした佐渡のライトアップ夜景撮影の愛好家に於かれては是非とも挑戦して頂きたい被写体である。フラッシュを使用すればトップ画像と同じような写真が撮れるが、それではルール違反。あくまでもフラッシュ無しでの撮影を試みて頂き、その成果をブログ上で発表して頂ければ幸いである。猶、ライトアップ効果を高めた写真撮影のためには日がとっぷりと暮れた午後7時半以後の時間帯をお勧めしたい。
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