欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

森のある街に

2006-04-27 | poem
僕の住んでいる街からは、ちょっと離れているけど、あの森のある街を僕は好き。
森とともに生きる街。その閑静なたたずまい。
人と自然が共存しているその街に、僕はなにかあるたびに訪れる。
僕の住んでいる街は、人がいいようにカタチを変えてしまった街。
でも、森のある街は違う。自然の大切さを忘れていない街。
人がなにを必要として生きているかを知っている街なのだ。
その静かな雰囲気。心の余裕。
僕はそこを訪れるたびに、そこの住人になったところを夢見る。
後々ここに住むんだと、かたく誓う。
その街には人が生きていくために必要なものがすべてそろっている。
スーパーやガソリンスタンド、病院。その他生活に便利な店だけが立ち並ぶ僕たちの街とは違う。
その街には今の人が忘れかけている、人が見失ってはいけない大切なものたちがすべてそろっている。
森の中の街。そこに住みたいという僕の気持ち。
僕はそこに行くたびに、そこに住んだ時のことを夢見る。
後々、僕はここに住むんだということを、その街を訪れるたびにかたく誓うのだ。

希望がカタチになった日

2006-04-27 | poem
一本の草も生えていないこの大地に、種を蒔き続けた君。
どんなに水を与えてもただ吸いとるだけで、灼熱色にしかならないこの大地にそれでも種を蒔き続けた君。
その努力が何になるって、あの時僕は言った。
そんな行為にどんな意味があるって、あの時僕は笑った。
でも、僕はまちがっていたんだ。
君の願いは今こうしてカタチになった。
君の希望は今こうして現実のものとなってあらわれた。
見てごらんよ。この灼熱の大地に姿をあらわした希望の生命を。
見てごらんよ。君の信じて疑わない思いが、カタチになってあらわれたこの証しを。
君の不動の情熱がこうして実を結んだんだ。
あの時、僕が言ったことはまちがっていたんだね。
いつもの変化にしか目がむけなくなっていた僕。
僕はいつのまにか希望というものを勘違いしていたんだ。