欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

朝のぬくもり

2010-01-31 | poem
お湯をつぐ音が聞こえています。
朝もまだ早い、しいんと静まり返った建物の中です。
わたしはベッドの中のあたたかさを享受していました。
耳元で、お湯のぬくもりを感じるまでは・・。

目をさましていたのですが、そのぬくもりを感じていたいから。いつまでもこうして寝床にいるのです。
やがて、わたしを呼ぶ声が。
目をあけると、その前にやさしい人の顔がありました。
微笑んで、おはようと言ってくれました。

わたしが微笑むと、その人があたたかなお湯に浸したタオルをわたしの頬にあててくれました。
心地いいぬくもり。その中で、わたしはあたたかい匂いを鼻から吸うことができました。
澄んだ朝の光が広がる部屋。わたしとその人の気持ちがひとつになっているひとときでした。

やがて、その人はわたしの身体を拭き終わると、静かに部屋を後にしていきました。
わたしは身動きせずに、その人の足音に耳を澄ましていました。
天井のすみまで広がっている朝の光。
澄んだ空気の中で、わたしはその人のぬくもりをまだ感じていました。
余韻というものではなく、いまだ残っている湯気のようなあたたかなぬくもりを感覚の中でいつまでも感じているのでした。

星の輝き

2010-01-26 | poem
見上げるとあの星は深い色でおびて。わたしの頭上でいつも輝いている。
あの星はやすらぎの徴。
つまずいた日も悲しみに憂う日も。いつもわたしたちとともにいる。
それは真実の輝き。さ迷うこの世界で心を見失いそうになった人たちの愛の導き。

その愛の輝きは、やさしい灯をともし。心の中に愛があることを知らせている。
迷う人たちの街の上で。あの星はいつもなにかを語りかけている。
やさしい愛の表情で。いつもわたしたちになにかを知らせている。

見上げれば愛の星が。冷たい顔つきの人が行き交うこの街の上で。
やさしい面をいつもこちらに向けている。
ほら、見上げてごらんよ。あの星はわたしたちの導き。あのやさしい明かりは心の中にもなにかをともしていく。
ほら、微笑んでごらんよ。あの星はやさしい語りかけてくれる。
さ迷うこの世界に明かりを灯し続けている、愛の輝き。

愛の明かり

2010-01-25 | poem
路地の向こうを歩く人に問いかけるもの。
そこには愛の香りがするから。
離れていてもわたしにはわかるんです。
それはなつかしい家の香り。わたしが心から求めていたものだから。

この雨の街にもあちこちで光り輝いている。
人はいつもその輝きを求めているのです。
悲しい思いをふっと軽くしてもらえるもの。
人は祈りのむこうにその愛をいただいているから。わたしも求め続けているのです。

この雨が雪に変わる頃。
愛を受け継いだ人たちはあたたかな笑顔を灯し、窓の内からこの寒空を見上げるでしょう。
この街で愛を求めさまよい歩いている人たちも。自分に欠けた大切なものをこの雪に求めていくでしょう。
この愛の降る季節にわたしたちが求めているもの。
街のあちこちで輝いている、愛の明かりをわたしは今も探し歩いているのです。

生きるということ

2010-01-20 | essay
人はどこかでわたしとは違う誰かと接していきます。
わたしと神。これは重要なコンタクトです。
しかし、それ以外にも重要なものがあります。わたしとそれ以外の人たちとの接点、これもまた大事なものなのです。
この世界のすべてには大きな叡智がかくされています。
わたしが今までもこれからも体験すること。この中にはたくさんの真実が含まれています。
わたしはその真実を見極め、この星でなすべきことをなしていかなければなりません。
そんな真実を知ることは生きるための第一歩です。
最初はうまくいかないかもしれない。しかし、そうして歩んでいくうちに人は学んでいくのです。
そして、その人のなすべきことがしだいに明らかになり、その人はそれをなしていくのです。
わたしはこの世界でとても重要な存在です。そして、神も、そして、ほかの人たちも大事な存在です。
これは真実と思い人を傷つけていくことのないように。
心が曇るような要因はいつも真実とはかけはなれています。
生きる上で難しい問題は山ほどあります。しかし、わたしはひとりではないから。
そのひとつひとつをわたしなりに知り得ていけばいいのです。

苦しみの果てに

2010-01-20 | poem
苦しみの果てにあるものは味気ない失望などではありません。
そこには磨き輝きはじめた愛の光が、やわらかく力強く光を放っているのです。
それは胸の中の灯。その輝きが胸に灯っている以上、その人は失望や悲しみに動じはしないでしょう。
澄んだ輝きは美しさをおびて、心に活力や勇気を与えてくれるからです。
苦しみの果てにあるもの、それは珠玉の愛の輝きであるのです。

この世界でわたしたちはあらゆる体験をしていきます。
思うことと違うこと、突然の悲しい出来事。それらは望んでないのにやってきたりします。
それを乗り越えるか、乗り越えられないか。そんなことは問題なのではありません。
苦しみの果てにあるもの。人の中にある輝きこそ、この星の灯であるからです。
その灯が数多くある星。そんな星こそこれから愛に包まれていく星なのです。

あなたは縁あってこの星にやってきました。
そして、この星で生き、なにかを得ようとしているのです。
そこには望んでないことも時に訪れたりするでしょう。しかし、そこで思い出すのです。
苦しみの果てにあるもの。それはあなたの中に灯る愛の灯であることを。
心はその灯によって支えられ、勇気づけられていきます。
そんな胸の灯を。澄んだ輝きを、この星は必要としているのです。
そして、純粋な美しい灯はあなたの胸の中に宿っているのです。

愛の恩恵

2010-01-19 | message
人は人と交わりながら生きていきます。社会は人の集合体、そこであなたの役割をはたしていけばいいのです。
人は神ではないので、まちがいを犯します。真実はいつもそこにあるのです。
真実をねじ曲げて受け取ろうとするから、弱さや不安が心をよぎるのです。
あの人がああした、この人がこんなことをした。そうです。それが今の真実です。
正しいと思われること、常識的なことをしたようだ。しかし、わたしの気持ちは晴れない。
そう、そこには真実があるのです。心のもやもや、それも真実なのです。

迷いは時として人を弱めていきます。しかし、迷いも今後の正しい石杖になる時もあります。
結局、なにが良いということは言えないのです。
ただ、心の明るい方に向くこと。これがしあわせへの真実の道なのかもしれません。
自分を責めてはいけません。自分を疑うこともいけません。
あなたは神がここにあるべくして存在しているのです。そこには寸分の誤りもないのですから。
自分を大切にして、この世界で自らの使命を果たしていきましょう。

人は人と交わりながら生きていきます。そんな生活の中でいろいろなことを知っていくのです。
つらいことや悲しいこともあるでしょう。時には激しく泣き、天を見上げることも。
しかし、そこにはいずれくる愛の祝福が伏線として含まれているのです。それも神のなせる業なのです。
自分を大切にしましょう。最後の最後まで自分を信じきりましょう。
神があなたをここに存在させたのにはなにか大事な意味があるのです。そこには寸分の誤りもないのですから。
愛の恩恵をあずかれるように。今もこれからも愛の恩恵を信じ、自らの使命を果たしていきましょう。


悲しむことはありません。これからは明るい日々へとむかうことができるのです。
これまでのことはこれまでのことでいいのです。大切なのは今を、これからをどう生きていくかということなのです。
希望を胸に抱きこれからを歩んでいきましょう。明日の朝の日ざしを希望のきざしにしましょう。
この世界での日々はあなたの実りであるのです。けっして、苦難、修行の道ではありません。
愛を受け、やわらかに笑って生きていくための準備の日々なのです。
それを忘れないで下さい。希望を胸からなくさないようにしましょう。
愛ははるか天からあなたにふりそそいでいます。あなたへの祝福はいつでも訪れています。
それを忘れないようにしましょう。希望はやがてくる神が用意してくださった明るいプランなのですから。

わたしの希望

2010-01-17 | prayer
主の創りしこの世界に光が降り注いでいます。
こんな光をわたしは放つことはできないですけど、ひとつのロウソクの明かりほどの灯をともしていこうと思います。
両手を広げ、空を見上げる爽快感はありませんけれども、小さな灯を手で囲み、微笑むようなそんな愛を表現していこうと思います。
わたしの中にある灯を、ここにコトバとして表していくのは、わたしの喜びであり、希望であります。
人は希望がないと、強い風で吹き飛ばされてしまいます。
人はあたたかな愛を抱いていないと、強い寒さに凍りついてしまいます。
しかし、希望が胸にあれば、強い風にも動じないだけの力がみなぎるのです。
あたたかな愛を抱いていれば、寒い中でも血は勇気をふるいたたせるのです。
人とはとかくデリケートな生き物です。
だから、こうして主の恩恵をあずかりながら、愛とともに生きていくのだと思います。
わたしはこの世界でなすことをなしていきます。
そのための愛であり、それが故の生命の鼓動であるのです。

主よ、わたしは感謝します。
そして、ここにロウソクの明かりほどの詩を祈りを記していこうと思います。
それがわたしの希望であり、喜びであるから。

愛の降る朝

2010-01-17 | prayer
この世界を創りえた主よ。わたしは感謝します。
今日も海のむこうから光があらわれ、やがて、わたしたちの頭上で光り輝きます。
朝の光は澄んだ白色で、これから訪れる一日をまるで祝福しているようです。
昨日までの暗い思いもこの光はかならず消し去ってくれます。そして、これからの未来に澄んだ希望を与えてくれます。
ピュアな朝日に向かって、静かに祈りを捧げます。

"今日という日に芳醇な主の恵みがたくさんわたしたちに与えられますように。
今日という日において主とともに愛のハーモニーを奏で、良い福音がわたしから世界にたくさん響きますように。"

主よ、この世界に光という愛が舞い降りてきます。
この光はわたしたちが作ることのできない、心に届く澄んだ輝きです。
この光を浴びて、わたしたちは今日という日を過ごしていきます。
この光の下で、わたしたちは愛のハーモニーを数多く響かせていきます。
この光に愛が含まれているのを、わたしたちは感じることができます。
そして、この陽が頭上にあるかぎり、愛の降る世界の中でわたしたちは主とともに今日という日を歩んでいきます。

信仰のカタチ

2010-01-16 | prayer
この世界を創り、ここにわたしを使わされた主よ。感謝します。
この世界で主が行われようとしていることをわたしはここで体験していきます。
主よ、わたしはこの世界をわたしの目で眺めようとしていました。
主よ、わたしはこの世界をわたしの都合、わたしの思想で行おうとしていました。
そして、わたしは孤立し、思い通りにならないことをいいことに悲劇のヒロインを演じようとしていました。
主よ、わたしは主とのハーモニー(連携)を忘れていました。
主よ、わたしは主への信頼を忘れていました。
こうして毎日を生きながらも、主のことを常に気にかけながらも、主が創りえたこの世界で主とともに歩み、たゆまぬ愛のハーモニーを奏でることを、結果として行っていませんでした。
主よ、わたしは結果として感謝の気持ちを忘れていました。

主よ、この世界を創りえた主よ。ここに感謝します。
それがすべてのはじまりであり、また、それこそがこの世界でのわたしの歩みであることを、もう一度心に刻みます。
主よ、この世界で主の技がなされることを感謝します。
そして、主の行われる愛の出来事に感謝します。
主よ、わたしは今この時から自らの心も自らの行動も主とともに歩んでいくことを誓います。
そして、常に主に準じ、主とともに愛のハーモニーを奏で良い福音を残していけるように。
この世界でわたしが祝福を体験できるように。あらためて歩み始めます。

主よ、わたしは感謝します。
そして、愛の福音が数多く響き渡り、主を常に心に感じながら、日々を生きていこうと思います。
わたしは確信しています。主がわたしになにを体験させたがっているのかを。
わたしは信じています。主がこの世界で行おうとしているとしている愛の出来事を。
この世界でわたしに用意している祝福を。素直に享受したいと思っています。
主よ、わたしは感謝します。
そして、これから主とともに歩み続けながら、数多くの愛の福音を響かせていきたいと思います。

愛が輝きはじめるまで

2010-01-14 | poem
こうして光に向いていたいのに、わたしの中のなにかがささやいている。
甘い誘惑にのりましょう。人々の欲望に賛同し喜びをともにしましょうと。
こうしてひとり光を求め続けているのに。彼方の光を見つめ続けていたいのに。
魔はわたしの中に時折訪れてくる。そして、身体を求め、愛を求め、その他いろいろなものに魅力を感じさせてそれを得られるようにわたしを仕向ける。

世界が単純で、光だけが真実であればどれだけ良いことか・・。
正しいと思われることを行っていれば、迷いもなく苦痛もなく、すんなりと喜びを勝ち取れればいいのに。
しかし、現実は光を求め、そこに向かおうとするわたしの心に魔をさしむけてくる。
まるで、昼と夜とがあるように。
さぁ、これから闇がやってくる。そこはきらびやかで魅力にあふれていて。刹那的な快感の満ちる場所だと。
さぁ、この美しく快感の満ちる場所へおいでなさいと。

わたしは光を求めながらも手探りに闇を歩いていく。
そこは今までにないくらいくすぐったい喜びに満ちていて、今までの思考も常識もすべてを飲み込んでしまう。
そして、わたしは心の奥からのささやきに気づくのです。
それでも光を求めなさいと。こんな誘惑の夢は長くは続かないからと。
主の姿を見つめなさいと。そう感じる心の性質を信じなさいと。

嵐の後の静けさがとても澄んでいて心地良いように。魔を過ぎた後、光を見た瞬間の感覚は新鮮で確かなものなのです。
日常がぼかしていく感覚を、魔を通り過ぎた後の研ぎすまされた感覚が真実を伝えてくれる。
そして、人は確かなものを感じることができるのです。
光のあたたかさを。闇を通り過ぎることによって体感することができるのです。それは今までもこれからも。
本当の意味で光を理解するまで。
愛がその心に本当に息づき輝きはじめるまで。
この輪廻は繰り返されていくのです。