欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

Are You Ready?

2007-11-30 | message
"用意はいいかい?
もう後戻りはできないぜ。
ここからが本当の正念場だ。
人生で一番味わい深い時期でもある。
勝つにしろ、負けるにしろな。"

あなたが手にできるもの

2007-11-29 | poem
身体を休めましょう。落ち着いた心になるように。
疲れていたり、なにか心に引っかかりがある時は、なにも聞こえてこないから。
あなたを勇気づける言葉も。これからを示唆するメッセージも。

あなたは生きています。今もなにかを感じとりながら。
そんなひとつひとつの感じを見つめながら、あなたは生きている意味を探っていく。
日々の生活の中から、なにかをくみ取りながら人生の実りを得ていこうとしている。
心の果実。物質的な花々。それらを手にしていきながら、あなたはしあわせへと歩んでいくのです。

先が見えないことに悲しみを抱いてはいけません。
あなたの考えもおよばないところから、あなたに適した道を用意されているのですから。
見えないことを理由に悲しみを育んではいけません。
それはなにかの見落とす原因になるものですから。
大丈夫です。あなたの道はきちんと整えられていく。
そう、静かな心で、この一歩を踏み出していけばいいのです。
遠くを思いながらも。なにかの示唆を待っていればいいのです。

たまに心を休めてあげることです。
何の力も入れない、自然の状態を保ってみることです。
心静かにしていれば、いずれなにかの示唆があらわれます。
それは悲壮とは違う、静かな心が呼び込むなだらやかな道ですから。

あなたの人生を色どるあらゆる果実が、あなたのまわりにははころがっているのです。
あなたは自然な状態で、それらをひとつひとつと接していけばいいのです。
大丈夫です。あなたの行きやすいように、道は整えられていくのですから。
先の見えないことを悲しまず。心をおだやかにしていることです。
人生の意味深い発見を、あなたはおだやかな心で見つけていくことができるのですから。

新たなはじまり

2007-11-28 | poem
果てしなく雨が降り続いています。すべてを洗い流すように。
私の服も髪も身体も、雨に洗い流されそうになっていました。
私はなにも出来なかったのです。何の希望もなかったから。
ただ灰色の空を見上げて、果てしなく降る雨の出所を探っていたのです。

本当に私には何もありませんでした。希望もなにもかも。
とても軽い生命だけが、私をここに立たせていたのです。
雨をよけようとすることも。なにかにすがろうとすることもなく。
ただ、重くうねり続ける雲の群れを見上げていたのです。

雨は容赦なく降り注ぎます。私の顔や身体に。
でも、なにも感じることはありませんでした。何の感情も抱いていなかったから。
ただ、空を見上げて、なにかの変化を待っていたのです。とりとめもないなにかの衝動を待ちながら、その場所に立ちつくしていたのです。

すべてのものを洗い流すように雨は果てしなく降り続いていました。
暗く沈んだ街。灰色の空。
私を包んでいたのは、雨の冷たさだけだったのです。
ただ、そんななかでも、なんとなく見上げていた空のむこうになにかがあるんじゃないかという、漠然とした思いを抱いたまま。

私は歩くこともできなかった。ただその場所で雨に打たれることだけ。
そんな時だったのです。私の目に飛び込んできた尖塔の十字架。
その十字が私の胸になにかを起こしはじめたのです。
それは衝撃でした。どんな意味があるのかその時の私にはまるでわかりませんでしたが、胸の奥に激しい衝動を憶えたのです。
それはあふれるばかりの献身性となって身体中にわき上がってきたのです。
すべてを投げ出しても惜しくないようん、そんな献身性が私を包んだのです
そして、私をそこへと駆り立てていました。

私はそこから歩きはじめたのでしょう。
暗い街の中を。灰色の雲が流れていく方向へ。
私は上を見上げていました。尖塔の十字を見失わないように。
私の求めているなにかがそのカタチにはあったから。
私は歩き続けていました。何も希望もなくただ立ちつくしたままの私だったのに。

私はなにかをつかみはじめていたようです。今までになかった力がこうして湧いてきたのですから。
なにがどうなのかよくわからないのですが、それは間違いなく私をかき立てるなにかだったのです。
私は暗い街の中を歩いていきました。果てしなく降り続く雨のさなかを。
でも、そんなことはもうどうでもよかった。
私は今歩み始めていたのですから。
カタチがわからないながらも、漠然としながらも希望ができはじめていたのですから。
私は歩みを早めていきました。雲の流れる方へと。尖塔の十字を見失わないように。
充実したなにかを手に入れるために。
軽々しく価値のなかった私の生命が、今とてもいとおしくなっていたのです。
それがすべてのはじまりでした。私の新たなるはじまりだったのです。

今ここにいること

2007-11-28 | poem
今ここにいること。それをしあわせに思えること。
今の気持ちが素直に感謝にむけられること。
過去も未来もない。今の私がここにいる。それが大切。
私の気持ちがあたたかくなるように。これからどうしていこう?

しあわせに歩んでいける。あたたかな気持ちを続けられる。
それは私の努力?
悲しみや苦しみ。それは磨かれた喜びや楽しさへの布石だとしたら。
今の私が力に満ちていくこと。そこを目指そう。だとすると、私はこれからどうしていこう?

生きていくことは見えないこれからをどう思いどう動いていくかということ。
見えるように思えるものはすべて幻想? まったく見えないと思い込むこともまた幻想?
今の私がここにいる。そう思うことは大切。
過去も未来もない。今の気持ち。それが重要。
今のあたたかな気持ちが維持できれば、私はしあわせ。苦しみや悲しみを踏まえながらも、明日への活力へつなげようとする私は、これからもしあわせ。

今ここにいること。それをしあわせに思えること。
私が私らしくいられること。それをしあわせに変えていけること。
どんなものにも代え難い、私の願い。なにかに馳せる思い。
私の胸でカタチづくられる希望をたえず考えていられること。
それは今からの私のしあわせ。

ガラスの部屋

2007-11-25 | poem
君は今なにを思う?
じっと目をつぶって、膝を抱えている君。
こっちへおいでよ。
ガラスの部屋をうちやぶって、ここへ出ておいでよ。

君の答えはいつ出るの?
君の笑顔はいつみられるの?
いつまでそんなところにいるつもり?
さぁ、こっちへきて、いろんなものを感じてみようよ。

ここには風がある。あたたかな日ざしもある。
いろんな町の音も聞こえてくる。そう、いろんなものがここにはある。
でも、そこはなにかに守られているようで、実はただのまやかしの部屋。
そこにいたって、君にはなにも訪れないよ。
すべてはガラス越しだから。感じるすべてが変わってしまう。
そこにいてなにかを感じたとしたら、それはつかのまの幻想に過ぎない。
夢からさめるように、またいつか今の自分に戻ってしまうよ。

そこにいるのを責めているわけじゃない。
君のなにかに変えようとも思わない。
君は君のままでいい。
ただ、それをわかったほしいから。こっちへ出てきてほしいんだ。
ガラスの部屋をうちやぶって。いろんなものを感じてほしいんだ。

さぁ、こっちへおいで。君が君でいられる場所に。
ここにはいろんなものがある。いろんなヒントがあちこちに隠されている。
だから、こっちへおいで。ガラスをうちやぶって。
その勇気はやがて希望へと変わる。
君の顔にふたたび笑みが戻っていく。
そこを後にして。本物を手に入れておくれ。
君は君のままでいいって心底わかってもらうために。
ガラスをうちやぶって、ここへ出てきておくれ。

遥かなる谷のふもとで

2007-11-24 | poem
この大きな谷は何千年も前にできたもの。
そこに人が住み、営みがはじまったのだ。
ここには先人たちの知恵が残されている。
その知恵を礎にして、私たちもここで生きていこう。

谷をむこうへと渡っていく鳥たち。
自由を満喫するように大空を見上げている。
私たちもあの鳥たちのようにこの地で空を見上げ生きていこう。
遥かな谷に住むあらゆるものと共存していくために。

雨がふり、嵐が訪れる。木々が揺れ、風がおだやかになる。
昼がきて、夜が来る。そして、また朝がやってくる。
家を出て、この谷から美しい空を見上げて、こう祈ろう。
"今日も私らしくいられますように。
この一日が私にとって実り多い一日でありますように。"

この大きな谷は何千年も前にできたもの。
そこに人が住み、営みがはじまったのだ。
ここには先人たちの知恵が残されている。
その知恵を礎にして、私たちもここで生きていこう。

そして、私たちが新たなる歴史を刻んでいく。
そう、今までにはない新たなものを生み出しながら。
人という生き方をふまえながらも。
私はわたしというスタンスを崩さずに。

悲しい時には

2007-11-24 | poem
悲しい時はここにいなさい。
あなたの気持ちを静かなものに変えてあげよう。希望の持てる心に変えてあげよう。
悲しいのはあなたの心にいろんなものがたまり過ぎているから。
本来のあなたがかくれてしまうほど、なにかに押しつぶされそうになっているのです。
だから、あなたは悲しいのです。

忘れることです。
忘れるというよりも、頭の中を整理をすることです。
その整理する術をあなたがまだうまく使えないから。
今のあなたにはムリもないことかもしれないけど、そうしていかないといろんなものが頭や心にたまってしまう。
そして、いつしかあなたは身動きできなくなっているのです。

まずは頭の流れを正常にすることです。
滞りなく思いが流れていくように。
悲しみや苦しいことで流れが滞らないように。
そして、自分が望むものをしっかりと探していくことです。
そう、思いがすんなりと流れるようになるまで辛抱強く待つことです。
そして、静かな気持ちで、自分の心と対話することです。

あなたの希望をしっかり見つめることです。
あなたがそれをつかむため日々なのですから。
そんな朝の出発のような時を迎えられるように。
しばらくここにいて、心を落ち着けて。あなたの自然体をゆっくりととり戻していけばいいのです。

過去の日

2007-11-24 | message
"あの日があったから、今のあなたがいるのです。
あの愛を受け継いできたから、今のあなたがいるのです。
そう、あの日を経て、今のあなたがあるのです。
かけがえのない思い出だけではない、あの日を過ごしてきたあなた自身なのです。"

自分をとり戻すまで

2007-11-24 | poem
じっと静かにしていなさい。
頭の中をかけめぐる、あらゆることが通り過ぎるのを待ちなさい。
静かさが訪れるのを。自分が訪れるのを、ここで待ちなさい。

暗い中に一本のロウソクの明かりがあるのを思い浮かべるのです。
その明かりをじっと眺めているのです。
頭の中にかけめぐる、あらゆることが行き過ぎるのを待つ間、その静かな明かりを眺めているのです。

その炎はあなたの生命。
その生命の明かりをじっと眺めているのです。
暗い中にあるひとつの明るい光。かぎりない小さいながらも可能性を秘めた明かり。
心の中に静かさが訪れるまでは。本来の自分が訪れるまでは、その明かりを眺めているのです。

あなたはロウソクの明かりを眺めていることです。
本来の自分をとり戻すまでは。
なにがあっても動じることのない自分に会うまで。しっかりと自分を把握できる自分になるまでは、その明かりを眺め続けていることです。

永遠の待ちぼうけ

2007-11-19 | poem
すべてが白く輝いていて、私にはなにも見えないのです。
ただ、きらめくような白い輝きのみが私の目に映っているのです。
あたりは静かで。本当に音のない世界。
私はここで永遠に待ちぼうけをくらわされている放浪者のように、じっとなにもできずにたたずんでいるのです。

どうすればここを抜け出せるのか。
なにかの糸口があればいいのですが。
まわりには白い輝くきらめきのみで。
まったく音のない世界に、私はひとり取り残されているのです。
本当にどうしていいのかわからない。
ただ、苦しみでも焦りでもない、静かないらだちだけがわたしを包んでいるのです。

ここでなにをすればいいのでしょうか。
ここで私はなにを受ければいいのでしょうか。
本当に自分がここにおかれている意味がわからない。
私はどうしたらいいのか、今はまったくわからないのです。

ここはすべてが白く輝いていて、なにも見えない世界。
きらめくような白い輝きのみの、まったく音のない世界。
私はここで永遠に待ちぼうけをくらわされている放浪者のように、じっとなにもできずにいるのです。

悲しい迷い子のように。
目的を見失った空しい帆船のように。