欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

今もむかしも僕は僕だけど

2006-06-30 | poem
むかしは引っ込み思案で、いつも人の後ろにしかついていけなかった僕だけど、今は自分の力でしっかりと歩いていけるよ。
むかしはまわりの人たちが怖くて、どこかうかがうような目でしか人を見られなかったけど、今はその人たちの目をしっかりと見て話ができるようになったよ。
むかしは自分の夢なんかとてもじゃないけど想像できなかった。自分の明るい未来なんてとてもじゃないけど考えられなかったけど、今は違う。今は自信をもって自分の夢を語れる。自信をもって自分の夢にむかって歩いていけるんだ。
今もむかしも僕は僕。でも、なにかが変わったんだ。
心の中で何かが変わった。
今は自分の力で立っていられる。自分の行きたい方へ自分のペースで歩いていける。
今もむかしも僕は僕。でも、なにかが変わった。
それはなんだろう?
僕もよくはわからないけど、今とむかしの大きな違いは、明るい思いを持つことが自分のこれからをいい方向へと導く大きな原動力になるってことがわかったからかもしれない。幸せな思いを持つことが、どんなにいい方向へと自分を導いてくれるか、それが心の底からわかったからかもしれない。

オリーブは大地からの贈り物

2006-06-30 | essay
イタリア人にとってオリーブは"大地からの贈り物"らしい。
ある厨房でオリーブオイルの入った入れ物をこぼしてしまった。
すると、近くにいる料理人たちが駆け寄ってきて塩をまくそうである。
これ以上オリーブオイルがムダにならないように。
それほどイタリア人にとってオリーブの存在は大切なものなのである。
私たち日本人にとって、オリーブオイルのような存在とはいったい何なのだろうか?
米だろうか。それとも醤油であろうか。
では、人の心にとって大切なものは何であろうか?
愛だろうか。それとも希望であろうか。
何にしても大切な存在に対して、感謝の思いがないというのは、あまりいい傾向ではない。
大切な存在。それがなくなると、とても困ってしまう存在。
それは今のあなたにもいろいろあるはず。
あるものはすでに当たり前になっていて、ないものばかりをねだっている。
そして、あるものがなくなって、はじめてそのありがたみがわかるのである。
毎日はストレス社会になっていて、心の余裕を持つことは難しくなっているけど、そんなあなたに聞いてみよう。
大切なもの。なくなると困るもの。
それはどれだけありますか?
なくなって困るものがつまり大切なものなら、あなたのまわりのほとんどのもの。ほとんどの人々は大切な存在のはず。
ないものばかりをいつも探してないで、たまには自分のまわりにあるものに、感謝を捧げてみましょう。

日差しの強い浜辺

2006-06-29 | poem
波打ち際で遊んでいるわが子を見ながら、この子があなたとの子だったら、なんて想像をしてしまうのよ。
こうしてパラソルの下で、私の大事な人とかわいいわが子を眺めているというのに、私って悪い人ね。
でも、そう考えてしまうのよ。
今はなに不自由なく暮らしているわ。
私の大事な人は私もあの子もとてもかわいがってくれる。彼の家族もとても親切よ。
わが子もとてもかわいいわ。この人によく似た、やさしいところのたくさんある子よ。
でも、それでもあなたのことはたまに思い出すのよ。
こんなこと誰にも言えないけど、あの時、あなたとすこしのすれ違いがなかったら、なんて離ればなれになったことを後悔しているわけじゃないけど。そのすこしのすれ違いが、実はとても大きなものだったかもしれないって、今はそう自分で解決しているけど。でも、たまにあなたのことは思い出すのよ。
ねぇ、どうしているの? 誰かと結婚して、今は幸せに暮らしているの?
私は幸せよ。でも、たまにあなたのことも思い出すのよ。
私は悪い人かもしれないけど、あの坊やがあなたとの子だったらなんて、そんなことを考えたりしているのよ。
あの波打ち際で、人形をもって歩いているわが子を見ながら、そう思ったりするのよ。
私の大事な人は私にほほ笑みかけてくれるわ。
私はその笑みの答えるように、わが子を見つめるの。
でも、私の心はあなたのことを考えたりしているのよ。私って悪い人ね。
ねぇ、あなたは今幸せ? 時の流れってなんなのでしょうね。
人生の流れってなんなのでしょうね。

人生を明るく生きる3つの法則 ~その2~

2006-06-28 | poem
人生を明るく幸せに生きていくには3つの法則があると、私は思っているのであるが、そのひとつ目は"類は友を呼ぶ"ということであった。
明るい人には明るい人が、暗い人には暗い人がそれぞれ集まってくるということを前に書いた。
そして、今回は2つ目。
それは"人は思う通りになる"ということである。

人は思う通りになる。

これは一見すると、そんなはずはないだろう・・と思いがちだが、まわりの人を観察してみても、今までの自分の過去を振り返ってみても、なるほどとうなずけるのである。
ちょっと聞くだけでは虫のいい話に思えるけど、実際人は考える生き物なのである。たえずなにかを考え続けている。
その考えている内容によって、その人のそれからも決まってしまうと言っても、あながち間違いではないだろう。
例えば、自分がこうなりたいと思うものがあるとしよう。
そういう思いが強ければ強いほど、そのものを引き寄せていく。
自分はこうなりたいというその信念が、それを実現へと導いていく。
そこには努力も必要であろう。しかし、そういう代償を払ってでも、実現へとむかっていく力はなにより自分の信念がないとはじまらない。また人間はそういう力をもっている生き物である。
しかし、わたしがここにあげた2つ目の法則は、そういうことだけではないのである。
なに気ない一日にしても、また日常の日々にしても、これは適用される。
例えば、愛する人がいたとしよう。その人のことが自分はとても好きである。いつまでも一緒にいたい。そういう思いがあるとしよう。
しかし、その一方で、この人はどう思っているのだろう? 私のことをこれからも好きでいてくれるだろうか?
そういう思いが芽生えてきて、しだいにそんな思いは強くなっていき、この人がいつもなにを考えているか知りたい。この人がどういうことをしているのか、すべて把握しておきたい。
そんな思いに駆られてくる。
ここでいうところの"思い"は、いつまでも一緒にいたい。離れたくない。ということではなく、つまり、この恋愛の終わりであり、自らの破滅への危機感である。そんな暗いイメージを心の中に満たしているのである。
そして、この人は恋愛の悲劇を引き寄せているのである。
そういった思いが強ければ強いほど、この恋愛も危機の方に導かれて、やがて、その思い通り別れを迎えるのだ。
だからまた逆も真なりである。
人は思う通りになっていく。
これはよく言い得ている言葉だと思う。
だから、明るく生きていくためには、明るい思いを持ってないといけない。幸せになりたいなら、自分の思う幸せのビジョンをいつも描いてないといけない。
決して、暗いイメージを心にとどめていてはいけない。心配や疑いや悩みなどをいつも心に満たしていてはいけない。
これは簡単なようでとても難しいことである。分刻みで、しかも余裕のない社会に生きている私たちにとっては、やはり困難なことである。
でも、それくらい明るい生活や幸せになっていくということは、なにかしらのがんばりがいるということでもある。
つとめて、明るい気分でいられるように。つとめて幸せなあたたかな気分でいられるように、自分を導いてあげないといけない。
思いは自分のこれからを作っていくから。そう肝に銘じて、毎日を過ごしていく。
それはとても大切なこと。
明るい思いを持とう。これからの自分がウキウキするようなビジョンを持とう。
それは明るい幸せな生活へと導く、一番の近道であるから。

奏でる音色のむこう

2006-06-27 | poem
あなたが奏でているその音色は、誰のために弾いているの?
あなたのその虚空を見るまなざし。それは心の中の誰に向けられたものなの?
静かな音色。シンプルだけど、どこか切なく、でも、あたたかみのある音色。
空は青く晴れ渡ればいいけど、重苦しい雲と時折激しく降りつける雨模様。
そんな荒れた昼下がりに、あなたは午後のお茶も口をつけずに、ピアノにむかったまま。
ただ曲を奏でて、そして、虚空を見つめている。
あなたは心の中でいったい誰を見つめているの?
シンプルで、切なく、でも、あたたかいその音色は、誰に向けられたものなの?
外は稲光すら瞬く、激しい雨。
窓を流れ落ちる雨だれのこちら側は、とても静かで、あなたの奏でる音色ばかり。

あなたが奏でるその音色は、いったい誰のためのものなの?
シンプルで、切なく、でも、あたたかいその音色は、いったい誰に向けられたものなの?

人生を明るく生きる3つの法則 ~その1~

2006-06-26 | essay
私がここでいつも幸せになろう明るく生きようと書いているが、人生、ことにこの世で明るく幸せに生きていくためには、3つの法則があると思う。
人によって生まれも違うし、また人生の偶然性などもあるけれど、基本として3つの法則があると、私は思う。
今回は3部に分けて、ひとつひとつ紹介していこうと思う。
まずひとつ目。"類は友を呼ぶ"ということである。

類は友を呼ぶ。

明るい人のところには明るい人が集まり、暗い人のところには暗い人が集まる。
単純に言うとこうである。
でも、人間は複雑に考える生き物である。明るいと言っても、単純に明るいだけの人はまずいない。
明るいだけでなく、そのなかにはいろいろな性格であったり思いであったりと、なかなか一筋縄ではいかないが、総じてこの法則はあたっていると思う。
実際に生きていてとても実感するのが、疑り深い性格の人となんでも素直なおおらかな人がプライベートでも身近に過ごしているという例を私はあまり知らない。
これもその面にだけ焦点をあててみるということに、いささか個人差も見られるだろうが、私はいつもこの法則に納得する一人なのである。
善人のところには善人が集まり、悪人のところには悪人が集まってくる。
単純で、昔話のようであるが、これが実にあたっているように思われる。
だから、明るく幸せになろうと思ったら、明るいように、幸せな毎日を送っているように、自分を仕向けていけば、類は友を呼ぶ、という法則通り、そういう性格の人たちが集まってくると思う。
人の思いはとても移ろいやすいもの。
だから、幸せや明るい雰囲気をもった人でも、いろいろな出来事や時の流れとともにいつの間にか人生に疲れ、暗い考えになっていき、そういう暗い考えや疑心暗鬼の人たちを呼び寄せていく。そういう例も多々みられる。
逆に言うと、疑り深く、また人の不幸が蜜の味みたいな性格の人でも、時の移ろいとともに、明るく前向きな生き方ができるようになるということでもある。そして、そういう人にはまた明るく前向きな人が寄ってくるものである。
人の思いは移ろいやすいもの。これも肝に銘じ、"類は友を呼ぶ"を心に留めて、つとめて明るいように、前向きであるように、自分を維持していくことが大事のようである。

その時その時に楽しみを

2006-06-24 | essay
毎日を計画的に送る。
それはとても重要なことのように思えるけど、でも、今の自分を苦しみや制限で満たしてしまうのはどうかと思う。
計画的なことが悪いとか、今をがまんすることがどうとか言うつもりはない。
何事もバランスが必要だと言っているのである。
そして、そのバランスを失っていることに自分自身気づいてない人が以外に多いのだ。
日本人は世界の平均に比べても、とても勤勉でまじめな性格のようである。
まじめで働いていることに安堵感すら憶えている。
それはそれでいいと思えるけど、その一方で、何事に対してもそこに楽しみを見出すことが苦手だとも言える。
どんなことにも少なからず楽しみを見つけて過ごしていく。そんなことが要する不得手なのだ。
どんな民族性にも一長一短があるだろうけど、やはり今の日本の環境を考えても、すこしずつでも楽しみを見出していくことは、重要なことだと言える。
お金を貯めるのはいい。そこに喜びを憶えるのもいい。
でも、お金を貯めることに安心感を憶える以上に、日常に多くの満たされない思いを抱いているのは、決していい循環とは言えない。そして、楽しむこということにも人によって大きく度合いや範囲が別れるだろう。
でも、総じて言えることは、毎日に少しずつでも楽しみを見つけていくことが、今を生きる私たちにはとても重要だということである。
民族性もあって、どこか勤勉という根強い信念を持ち合わせている私たちは、そういう取り組み自体がとても難しいようである。
でも、食べることにも困らず、日常である一定の時間を取れる環境にいる私たちは、今のストレス社会を乗り切るためにも、楽しみを見出すことはとても重要なことである。
暑い夏になれば、甘いアイスクリームを食べることに喜びを憶えるように、今の自分の日常にも小さな喜びをすこしずつでも増やしていく。そんな出来事をつとめて見つけていく。
頭を柔軟にして、自分のやりたいことや欲しいものなどを、自分のできる範囲で実行に移していく。
それは今を生きる私たちにとても重要な試みだと言える。

頭の中の雨音

2006-06-23 | poem
耳を澄ますと雨の音。
ひた。ひた。ひた。
私の頭の中で雨が降り続く。
目をつぶったまま、私は雨音を感じている。
ひた。ひた。ひた。
ひた。ひた。ひた。
一定のリズムで、私の頭の中を雨が降り続いている。
ひた。ひた。ひた。
ひた。ひた。ひた。
しだいに雨は激しくなっていく。
やがて、ざぁーっという音に変わる。
私の頭の中の雨音が、ひとつひとつのしずくのつながりから、ざぁーっという霧のような流れに変わる。
目をつぶったまま。私は静かな気分。
ずっと私の頭の中で雨は降り続く。
ずっと、その雨音は夢の手前まで続いている。

純粋なひとしずくの水

2006-06-22 | poem
純粋なひとしずくの水のように、私の心からこぼれ落ちたその水が、あなたの心を潤わせてあげられればいいのに。

純粋なひとしずくの水のように、私の中でできたこの思いを、口うつしででもあなたの渇いたその口に与えてあげられればいいのに。

純粋なひとしずくの水のように、あなたへの切ないこの気持ちが、導かれるようにあなたの心に伝わっていけばいいのに。

純粋なひとしずくの水のように、私もあなたもピュアな気持ちを持ちあわせて、思いやり、笑顔を交わし、喜びや幸せをともに勝ち得られればいいのに。

純粋なひとしずくの水。
この気持ちあなたの心へきっと伝わっていく。
純粋なひとしずくの水。
そんな心をあなたも私も持ち合わせて、感情を共有できる日がかならずくる。
純粋なひとしずくの水。
その透明感のある抜けるような気持ちを、永遠に二人持っていられる。そうかたく信じている。

一日の締めくくり

2006-06-22 | poem
今日も一日終わった。
バルコニーでミネラルウォーターを飲みながら、一人の時間を過ごす。
街は静か。外灯の明かりと時折通り過ぎる車の音ぐらい。
星の見えない夜。一日の締めくくり。
ひっそりと静まりかえった夜の空気。
こうしてじっと座っていると、心も深い闇の中に落ちていく様。
この静けさの中で、じっとなにも考えない時間が私には心地いい。
日常を忘れられるひととき。
感情が大きなウェイトをしめる夜の時間は、こうしてバルコニーにて一人過ごす。
自分だけの充電の時間。心の潤いをとり戻せていける、かけがえのないひととき。