欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

元気があるうちは

2006-05-31 | poem
元気があるうちは大丈夫。
たとえどんなに越えられないような壁があなたの前に立ちはだかったとしても、越えられない壁など自分の前にはあらわれない。
それがたとえ絶望という名の壁だとしても、その時にはとても越えられそうになくても、とても悲しい深いやるせない思いが自分の感情を支配したとしても、その壁はなんといおうと越えられる壁なのだ。
何年、何十年かかるかわからない。
しかし、その壁は必ず越えられるのだ。
あなたのなかにある心。それはあなたの思っている以上に大きなものだから。
あなたの心に宿っている気持ち。それはあなたの思っている以上にすばらしいものだから。
今すぐなにかが変わることはないかもしれない。しばらくたっても何も変わりばえがしないかもしれない。
しかし、それは確実に変わっている。
あなたはあなたの登れないと思っていた壁を登るだけでいい。
コツコツと足元だけを見ていればいい。
ただ単純な人間になって、今できることをやっていればいいのだ。
あなたはあなたの思っている以上の人間なのだから。それは確かなことなのだから。
その実感は自分がはじめに登れないと思っていた壁を越えられた時に感じられる。
コツコツと登ってきた、その足どりを思い返してみて、勝利者とはどんなものなのかをきっと感じられる。
これ以上嘆くことはない。元気があるうちは大丈夫。
自分の頭だけで考えたって結局ムダなストレスをためるだけ。
あなたには元気がある。
それはなにものにも代え難い、勝利者の第一条件なのだから。

悲しいことがあっても

2006-05-30 | poem
悲しいことがあっても、自分を責めちゃいけない。
どんなに反省することがあっても、自分を責めちゃいけない。
反省は反省でいい。でも、それ以上に自分を苦しめてみても、なにも良いものは生まれてこない。
自分を許してあげること。自分を認めてあげること。
それが自分にできる、悲しい時にすること。

悲しいことがあっても、自分を責めちゃいけない。
それは長い航海のさなかに自分の船を痛めつけるようなものだから。
反省はしてもいいのです。でも、決して自分を責めちゃいけない。
自分を許してあげること。自分を認めてあげること。
それは反省のむこうに、新たな力を湧きあがらせてくれるから。

迷いのさなかに帆をたてて、自然の風に導いてもらいなさい。
その後にあなたの追い風はかならず吹いてくるから。
その風にのって、あなたは迷いの海から抜けていけるのです。
自分を許してあげましょう。自分を認めてあげましょう。
そんな新たな帆は、かならず自分を希望の方向へと導いてくれるから。
今よりももっと明るい場所に自分を導いてくれるから。

走り続ける列車の窓から

2006-05-29 | poem
僕は旅立っていくよ。この夕闇に暮れる田園地帯を後にして。
僕は旅立っていくよ。この列車に揺られてながら。はるか彼方の街へと。
雲が群れをなして田園地帯の上を覆いかぶさっているよ。
風はなく、あたりは静かに夜を待っているよ。
僕は窓にあらわれては消える藁小屋を尻目に、秋には黄金の稲穂をつけるこの田園地帯を尻目にして、新しい土地へと旅立っていくよ。
列車は薄暗い田園地帯をひた走っていく。
遠くにぼんやりとあらわれはじめた山々の方へ。
私の行くべき土地の方へとひた走っていくよ。
窓を眺める僕の前に、涙のような水滴が落ちてくる。
次から次へ、ひた走る車窓に、斜めに水滴が落ちてくるよ。
もう日は暮れて、うす暗い雲の群れと田園地帯だけが広がっているよ。
さようなら私の故郷。
さようなら、今まで僕を育ててくれたこの田園地帯よ。
僕は旅立っていくよ。ぼんやりとあらわれはじめた山々の方へ。
さようなら、この思い出深い田園地帯。
さようなら、今までの育ててくれた古き良き私の故郷よ。

希望を持つこと

2006-05-28 | essay
どんな時にも希望を持たないといけない。
希望がなくなった時、あなたを後押ししてくれるすべてのものがなくなってしまう。
人間悩んでいても、苦しんでいても、どんな時でも希望という後押しがあるから、そこを抜け出すことができる。
たとえ今いる場所が自分の望んでいない場所でも、たとえ今いるまわりの人たちが自分の望んでいない人たちばかりだったとしても、希望がないと、なにもはじまらない。希望がないと、なにも変わらない。
希望があるから、これからを歩いていける。希望があるから、今よりも良い人生にしていける。
どんな時にも希望を失ってはいけない。それはあなた自身の力だから。今よりもさらに大きくなるための大切な心の原動力だから。
希望を持つこと。それを失わない強さを持つこと。
この二つがあれば、今のあなたをはばもうとする力はすべてなくなる。

旅立ちのとき

2006-05-27 | poem
草原を流れていく風のように。
その上を、彼方へと進んでいく雲のように。
私も今この地を離れて、自分の本来いるべき地へと。
自分の本当の目的地へと。ここを離れ、歩き出す。
若き日の思い出。たくさんの愛情深い人たち。
しかし、ここは私の生きていく土地ではない。
私が本来いるべき地へと。私を必要としている土地へと。
草原を流れていく風のように。
その上を、彼方へと進んでいく雲のように。
私はこの地を旅立つ。
心が望む方向へ。希望が感じられる道筋を頼りに。

花よ、花よ

2006-05-26 | essay
私の詩にはよく花が出てきます。
特定の花の名前というよりも、ただ花というもの。そして、花の存在をとても良いものに使っています。
もともと花というと、美しいものだとか女性のことを言ったりもしますけど、私にとってはやっぱり安らぎって感じが強いですね。
美しいものに安らぎをおぼえる。美しいものには、はっとする鋭いものからほんのりと可愛げのあるものまで、さまざまですけど、私にとって花はどうも緊張感のないほんのりとした可愛さのようです。
花を見ていていつも思うことがあります。
あの緑(green)の植物から、どうしてこのような色合いが生まれてくるのかなって。
緑(green)から突如あらわれた色あざやかな花。そこにとても魅力を感じます。
奇跡とまではいいませんけど、はじめて花が咲いた時の、たぶんその植物自身もいくらかの驚きがあるのではないかなってね。
色あざやかな花。今まで緑(green)だったその植物に突如身についた奇跡のような美しさ。
花をつけた植物はとても自信に満ちているように思えます。
今は緑(green)ばかりだけど、いつかきっと自分なりの花を咲かせてみせる。
どんな色あいなのか、どんな大きさなのかもわからないけど、今の緑(green)とは違う美しい色合いをつけてみせる。
こんな文章を書きたくなるような花の存在。
私の花はいつ頃咲くのかなぁ・・。まぁそんなことはいいとして。
いつもこんな風には思ってもいられませんけど、ちょっと花について考えたひとときでした。
花の美しさ。その安らぎ。ちょっと息をつけるようなその存在を、私はいつもありがたく見つめていますよ。


この灰色の街を

2006-05-25 | poem
このアスファルトとコンクリートに囲まれた街に、誰がやさしさというタネを蒔いていくの?
競争というレースに巻き込まれた、疲れきってうつむいたままでしか歩けない人たちに、誰が子供のような純粋さを忘れないようにって言ってあげられるの?
ネオン輝くこの夜の街は、美しくも冷たくもあるこの街は、もう愛の存在を忘れてしまったの?
灰色の街。
そこに息づいているものすべてが、冷たく無機質なものになってしまったの?

自転車に二人乗りをして、笑顔で走っていく若者。
銀色の風船をふとしたはずみに手放してしまい、ぼんやりと悲しそうに空を見上げる女の子。
外灯の下で寄り添って、お互いの手を握り合い、なにかをささやいている恋人たち。
こんな街にも花のような愛情が消え失せたわけじゃないんだよ。
すべてが冷たく無機質なものになりさがったわけじゃないんだよ。
だから、よく耳を傾けて。
目に見える範囲の中で、この灰色の街を冷たく無機質なものなんだと決めつけてしまうのは間違いだよ。
どんなにこの街を見下したって、どんなにこの街に失望したって別れようとしたって、この街はあなたの街なんだから。
ぬくもりのある、素直な気持ちでこの街を見てあげないといけない。
だってあなたの住む街だから。あなたの生きていく大切な街なんだから。
色あざやかな、花が咲き誇るような街になるのは、まだ当分先のことなのかもしれないけど。
あなたの心を癒してくれるような、心からこの場所を好きでいられるような、そんな魅力的な街になるのは、いつの日かわからないけど、あなた自身がそんな思いを変えてあげないといけない。
だからどうか、この街で生きていくことに喜びをもって。
胸にずっと喜びを持ち続けていける人でいて。
そうすれば、きっとこの街は変わるよ。
あなたとともに、この灰色の街に色どりを添えてくれる人々がきっと出てくる。
街が新しい生命をおびたように、花のような街に変わる日がきっとくるから。

笑って。やさしくして。

2006-05-24 | poem
ある人は言う。
"人生、暑い日も寒い日もある。
季節は春夏秋冬、何度も何度もめぐってくる。
そんな中で、一日一日を大切に過ごせる人、日々を追われるように生きている人。いろんな人がいるけど、あらゆる人に言えることがある。
それは、泣いても笑っても、がんばってもがんばらなくても、今の環境の中でなにかをしていかなければならないということ。
泣いても笑っても、がんばってもがんばらなくても、今の環境の中からなにかをはじめなければいけないということ。
一日一日。それが自分の人生の積み重ねなんだ。
だったらその一日を、泣いているより笑って過ごす方がいい。
怒っているよりおだやかに過ごす方がいい。
苦しんでいるより楽しんで過ごす方がいい。
だって、その一日は大切な自分の人生のひとかけらだから。
そんな一日一日を、大切に生きていく。過ごしていく。
もし、毎日を充実したものにしたいなら、泣いているより笑った方がいい。怒っているよりおだやかな方がいい。苦しむより楽しんだ方がいい。
どんな人にもその一日は長い人生の中の大切なひとかけらだから。

だったら、笑っていよう。人にやさしくしてみよう。"

ようこそ、海の底へ

2006-05-23 | poem
ようこそ、海の底へ。
ここはおだやかな場所。ほの暗い明かり程度のなにもない場所です。
あなたはゆっくりとゆっくりと導かれるようにこの深い深い海の底へとやってきた。
さぁ、このふんわりとしたクッションのような砂の床に横になって、ゆっくりと呼吸をして。
ここはなにも聞こえない。明かりはキャンドルのようなほの暗さで、今の自分の心にしか見えない。
ここに来るとわかるでしょ?
自分の心が明るいものであったか。暗いものであったか。
みんなこの場所にやってきてはじめてわかるんですよ。
今の心の状態がいかに大切かということを。
今の心の状態が、いかにまわりの景色にまで影響を及ぼしているかということを。
こんな深い深い海の底だって、今のあなたの気持ちがおだやかだから、ここには不安はない。
淋しさも感じないでしょ?
ただゆったりと静かな場所。心安らかに落ち着いていられる場所ですよね。
今の心の状態がそのまま反映されているんですよ。
そう、ここは今のあなたの心の状態を映し出す鏡ような場所。
今の心の状態がいかにまわりの景色や雰囲気にまで影響を及ぼすか、それを改めて感じられる場所。
そして、今のあなたの気持ちがおだやかだから、ここは静けさにみちたとても心休まる場所なのです。

その薬指に光るringは

2006-05-22 | poem
ふと、心に迷いが生じた時、そんな時には薬指のringを思い出して。
そこにはあの人のたくさんの思いがつまっている。あなたへのあの人の変わらぬ思いがつまっている。
その薬指に輝くring。
始まりも終わりもない。どこにも切れ目のない永遠の証。
そんなあの人の愛があなたをかならず守ってくれているから。
だから、心迷った時には、どうか左の薬指を思い出して。
そこにはあの人のたくさんの思いがつまっている。あの人の変わらぬ愛が輝いている。
その左の薬指に光るring。永遠になにも変わらない証。
そんなringを見つめるあなたの心は、あの人から抱きしめられたように、安らぎと勇気が湧いてくるから。
あの人の変わらぬ愛が、あの人の永遠の思いが、あなたの心を明るい方へ幸せの方へと導いてくれるから。