欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

ご挨拶

2007-12-30 | essay
今年も飽きずにこのブログを見ていただき、ありがとうございました。
今年もなかなか?な年だったですけど、それでも私としましてはよくやってこれた一年だったかなと思っています。
そして、創作の方も自分の世界というものが見え始めてきたかな?と、そういう風に思っているしだいでして。

時代は混迷を極めています。
激しい流れの中で、自分自身を見失わないということがとても難しくなっています。
そんな時代だからこそ、精神性を尊ぶような詩を書いていきたいと、そう思っているしだいでして。
また来年からもマイペースに創作していこうと思っています。皆さまも自身の生き方というものをしっかりと見定めながら過ごしていかれますよう、またここに気軽におこしいただきますよう、深くお祈りと感謝を致しております。
今年も一年お疲れさまでした。また来年も良い年でありますように。

夜空の通い手

2007-12-30 | poem
親の亡骸の前でさまよう女の子。
星の出た夜空の下で、なにを思う?
遠くにいった親になにを語りかける?

ぼんやりと立ち尽くしたまま。
亡骸の前で、手にした野花も添えることも忘れて。
あなたの顔に活気が戻ってくるのは。
あなたの身体にふたたび血の気が通いはじめるのは。

ねぇ、空の星々は輝いているよ。
幾億の星たちがあなたを見守っている。
多くの亡骸の前であなたは立ち尽くしている、そこは静かな場所だけど。
すこし顔を上げてみるといい。

胸の思いはそばの亡骸に通っているかい?
女の子よ。顔を上げなさい。
幾億の星たちがあなたの話し相手、あなたの身内であることを。
親の影を見失う時もあるだろう。
しかし、星たちはいつもそこにいる。
雲のさえぎりはあるけれど、君の仲間はいつもそこにいる。

女の子よ。さぁ、顔を上げなさい。
多くの亡骸と暗闇だけを見回さずに。
その素直でかわいい顔を上げて、あなたの星々にいろんなことを問いかけてみなさい。

鐘の音が聞こえるから

2007-12-29 | poem
見上げた空は、うす曇りの暗い空でした。
今にも雨になりそうな、そんな空。
でも、私にはわかっていたのです。
ここに雨がこないことを。
雲の流れ、風の向き。私の気持ち。
そう、私にはわかっていたのです。
この空にいずれ光があらわれてくることを。

連なる雲は色を濃く。風は冷たさを増していました。
それでも、私の気持ちは変わりませんでした。
この空はいずれ光に満ちていくのです。
私の気持ちは揺らぎませんでした。
この場所にもいずれ光がさすことをわかっていましたから。

空を見上げる私の心は、はるか彼方から聞こえてくる鐘の音を感じていました。
私の中で鐘の音がいつまでも鳴りやまないのです。
私の気持ちは明るいものに包まれていました。
いずれこの場所にも明るさが訪れることをわかっていましたから。

私はずっと空を見上げていました。
心の中に響いている鐘の音を聞きながら。
私は明るさを保ちながら、はるかかなたの光を見つめていたのです。

雲の濃さが増していました。風はさらに冷たくなっていました。
でも、ここに雨がくることはないとわかっていたのです。
私の中で鐘の音がいつまでも響いていましたから。
私はずっと空を見上げていました。
空に光が満ちていくのを見届けるために。
心の明るさがこの場所にあらわれるのを見届けるために。
私はずっと光を見つめていました。
その光はいずれこの空に広がっていき、この場所を照らすためのあたたかな光でしたから。

あなたの生(せい)

2007-12-26 | message
あなたはこの世界に失望をおぼえているかもしれません。
この世界のあらゆることに疑問をもち、自らの殼に閉じこもろうとしているのかもしれません。
でも、ここで考えてみるべきです。
あなたはあなたとしてこの世に生を受けた。
これはとても意味深いことなのです。
あなたは苦しむために生まれてきた訳じゃない。
あなたは悲しみを重ねるために生きているのではけっしてないのです。

目覚めるべきです。
あなたがそんなことを考えているようでは、明るい未来なんてやってこない。
自らの可能性を自らがつぶしてしまってどうするのですか?
環境という狭い世界に閉じこもったままで、あなたはこれからどうしていくというのですか?

もう一度考えてみるべきです。
あなたはあなたとしてこの世に生を受けた。
これはとても意味深いことなのです。
そして、あなたの気持ちにもいろいろな意味がある。
そこにはこれからの鍵も隠されているのです。

今の環境はあなたの進むべき世界の途中でしかありません。
そんな今の環境の中で、あなたは学び、ヒントを得、自分の世界へと進んでいくのです。
そこを読み違えてはいけません。
あなたはあなたの躍動する場を与えてもらっている。
ありふれた教義に振り回されて、自分自身を見失ってはいけません。
けっして自らを見下げたりしないように。

ここからが考えどころです。
あなたはこの世界であらゆる選択ができる。
そして、あらゆる変化を体験することができるのです。
あなたが思っている以上に意味深い、この不思議な世界の中で。
これが現実というものです。
そう心に刻んで、これからを生きていって下さい。
この世界を十分満喫できるように。自分を創造していって下さい。

この世界を軽んじてはいけません。
あなたはあなたとしてここに生を受けた。
この意味深い事実を忘れてはいけません。
幾千の選択と幾億の道があなたの前には用意されているのです。
そして、願いや祈りが不思議な意味合いで交錯するこの世界の中で、あなたは自身の希望を実現へと導いていくのです。

悲しみさようなら

2007-12-26 | poem
悲しみよ、さようなら。私の胸にもうあなたはいらない。
悲しみよ、さようなら。ただ悲しんでいるだけの私はもういらない。

これからは私の生きていく道を。しっかりと見定めながら。
たとえその道が平坦でなかったとしても、私は私の歩幅で。

その道は曇ったり、晴れ渡ったり。
でも、そんな変化に左右されない。
たとえ足場の悪い道が続いたとしても、私の歩幅で歩いていくから。もう迷わない。
この道に希望を託しながら、私はここを歩いていく。
空のきまぐれに左右されない。私はわたし。私の歩幅で。

悲しみよ、さようなら。私の胸にもうあなたの居場所はない。
悲しみよ、さようなら。これからは私の道を。私の一番居心地の良い歩幅で。

祈り ~クリスマスの日にかえて~

2007-12-24 | poem
あなたに光が降り注ぐこと。あらゆることにあなたが肯定的になること。
わたしははるか彼方より、そう願っています。
あなたが輝ける星となれるように。遠くからこうして祈りを捧げています。

あなたの顔がいつも光を向いていられること。あなたの意思が堅く崩れずにいられること。
わたしはここからあなたを見守っています。
充実という光がいつもあなたのもとにあるように。ここから願いを重ねています。

遠く遠く、空の彼方から、あなたのことを見守っています。
いつまでも、いつまでも。
あなたが光とともにあるように。そう祈っています。

あなたの自信に満ちた顔。そんな顔がいつまでも続くように。
あなたの笑い声。そんな気持ちがいつまでも続くように。
ここからあなたのところへと。祈りが届くように。願いが通じるように。

祝福がいつまでも続くように。
わたしは祈っています。
彼方の地から。あなたのことをいつも見守りながら。

良い関係を

2007-12-21 | message
"夜になったら日常のことをすこし忘れて、詩の世界を楽しんでみましょう。
昼のあいだは緊張と運動とで、身体や心を疲れさせてしまったから。夜にはリラックスして、癒しを与えてあげましょう。
自分の身体や心は使うだけの便利なものではないのですから。
きちんとかまってあげて、これからもともに良い関係を保っていきましょう。"

あなたの鎧を

2007-12-18 | poem
あなたの着ているその鎧をとりなさい。
あなた本来の姿ではないのですから。

その鎧はあなたを日常から守ってくれるかもしれない。
しかし、あなたはその鎧をまとうことによって、あなた自身を見失ってしまう。
その姿はあなたの偽りの姿なのですから。

時に空しさがあふれてくることがあるでしょう?
時には涙を流すことも。

あなた本来の姿を見失ったがための信号だと、なぜ気づかないのです?
あなたはあなた本来の姿でいるべきです。
偽りの姿ではいつまでたっても先には進めないから。

鎧をまとったあなたの姿は、そう、偽りの姿。
そんな姿でいることは、予期しない出来事へと自分を導いてしまう。
とまどいの方向へ。苦しみの方向へ。

あなたやはりあなた本来の姿でいるべきです。
あなたはやはりあなたのままでいるべきです。

はやく鎧をとり、さよならしなさい。
あなたの勇気。
その鎧を捨てて。あなたが立つ時がもうきているのですから。

そのままの方向へ行ってみても、悲しみや苦しみしか待っていませんよ。
楽しさや喜びはほんのひとときの幻。そんなことでいいのですか?

あなたはやはりあなたでいるべきです。
あなたはやはりあなた本来の姿で生きていくべきなのです。

あなたの着ているその鎧をとりなさい。
そう、その姿はあなた本来の姿ではないのですから。

躍動のリズム

2007-12-17 | poem
聞こえてきませんか?
あの心躍るリズムが。勇壮なリズムが。
優美な音が。
あの空に響いていくような歌声が。

あなたの心にも響いてきませんか?
あのリズムが。
このまま落ち着いたままでは、なにか物足りないでしょう?
あのリズムに耳を澄ましてみて下さい。
あの躍動するリズムに。

それは勇壮なリズムだから。心に受け入れてみて下さい。
なにが生まれる力強いものがそこにはあるから。それを、自らに向かわせみて下さい。
そう、それでこそあなたの勇壮な姿がみられるというもの。
それはまざれもないあなたの一面なのです。
あの躍動するリズムを聞きながら、あなたの力をここにあらわしていきましょう。

心の静かさは大切なものです。
しかし、心躍るリズムも、勇壮なあなたの姿も、必要なものなのです。
あなたの耳に届いてくるリズム。
それに心を同調させてみて下さい。
そこから生まれる思想。あなたの思いを現実にあらわしていって下さい。

もう迷うことはないのです。
あなたはあのリズムに合わせていけばいいのですから。
時のリズムに合わせながら、少しずつ自分を変化させていけばいいことなのです。

顔向き

2007-12-16 | poem
心やさしいあなたのことだから。こうして切ないまでに悩んでしまっているのでしょう?
自分の気持ちも台なしにするほどの悲しみを背負い込んだままで。

あなたはあなたのことを考えていけばいいのに。
いいえ、そう言ったところで、あなたは信念を変えたりはしないでしょう?
でも、そうやって悲しみを背負い込んだままで、どこか遠くを見つめているのは、はたしていいことなのでしょうか?
悲しい思いを抱いたままで、どこかに光を求めようとするのは・・?

悲しみを抱かないと、あなたは光を見つめないの?
いつも悲しみの方に顔をむけていて、それから笑顔がいいとか喜びが欲しいとか。
すこし違うと思わない?

悲しみに顔をむけるのはもうやめなさい。
明るい方に、喜びの方に顔をむけていなさい。
あなたにはもうそれができるはずでしょう?

あなたはもう一人前の人間。一人で歩いていける人なんだから。
明日からは。いいえ、今からはすこし違う方に考えをむけていきなさい。
その練習をしていきなさい。

あなたのやさしさは持っているだけで伝わっていくものだから。
いろいろと悩むことなく、シンプルに物事を考えなさい。
悩むことや悲しいことがないと安心できない心になってはいけない。
明るさとか喜びの方に、あなたは顔をむけていくのです。