欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

今は菜の花が

2007-02-27 | poem
あたたかい気候がぽつりぽつりとあらわれてきました。
春独特のほんわかしたやわらかい空気が昼下がりまで続きます。
しかし、夜は寒い。
むしろ昼の間のあたたかかさを感じている分、夜の空気がひときわひんやりと冷たく感じるのです。

もう三月。
しだいに陽光は強く長くなっていくことでしょう。
冬の服装はもう見ていて味けない。
すこし寒いけれど、春色の装いに変かわりゆく時なのかもしれませんね。

今は菜の花が花盛り。
寒々しい冬の景色をいち早くあたたかなあざやかな色あいへと変えていく花。
その色は見るものをあざやかさな感覚に包む。
春。うららかな陽光。ほんわかとしたやわらかい空気。
そんな春先に、力を抜いて。ゆっくりと自然ととけあってみてはいかがでしょうか?

※春先はどうも頭がぼんやりです。
確実性とはかけはなれた不確実な感覚におし流されるような日々。
これも春の力なのでしょうか。

こころは・・

2007-02-26 | message
あなたのこころはつらくないですか?
こころが必死に力を張って、なにかにおびえるように縮こまってはいませんか?
あなたのこころはしっかりと息づいていますか?

毎日を生きるのはとても大変なこと。
本当にいろんなことが起こる。
でも、あなたはそれでも生きていく。
それでもあなたは前へ進んでいく。

あなたは今、こころになにかを訴えかけていますか?
あなたは今、こころはなにを望んでいますか?
あなたのこころは今しっかりと息づいていますか?

こころの奥底にある、しっかりとした芯を見つけ出すことです。
あなたのこころの中にはとても強い芯が根をはっている。
その芯はなにものにも動じない強さがある。
あなたが思ってる以上に、その芯は強くしっかりしたものなのです。
それを持ち得ていること。それをしっかりと心に刻み、探し出すことです。

あなたがどんな人であっても、あなたのこれからにはたくさんの苦難がある。でも、喜びや楽しさもある。
その時その時に、あなたに訪れるもの。
そこから逃げないで下さい。
直接こころに打撃を受けろと言っているのではありません。
その時その時に自分の頭で考え、そこからうまく乗り越こえていけるように、そういう行動をとってほしいと言っているのです。
あなたにはそれができる。
あなたのこころの中には、あなたの思ってる以上に強くてしっかりとした芯がある。
それを希望にして、あなたはこれからを生きていくことです。

すべての事を解決するひとつの方法などありません。
しかし、あなたはその時その時に応じた考えを行動にうつして、いろいろな苦難を乗り越えていけるのです。
あなたのこころの中にあるしっかりとした芯。
それを忘れてはいけません。
そうすれば、あなたはしっかりと前へ進んでいけるのです。

あなたのこころは萎えてはいませんか?
あなたのこころはなにかにおびえていませんか?
あなたのこころは今しっかりと息づいていますか?

つらい時苦しい時には、そんなことをしっかりと思い出すことです。
あなたのこころの中にある強い芯のことを。そして、自らの希望のカタチを。
あなたはそれを抱いて歩いていける。
あなたのこころの中にはあなたの最大の協力者がいるのですから。
それを信じて、それを強さに代えて、これからをしっかりと歩んでいくのです。

夢探し

2007-02-25 | poem
○○ちゃんは大人になったら何になりたい?
○○くんは世界一欲しいものはなぁに?
そう、じゃあこれからもっとがんばらなくちゃね。
そう、じゃあもっともっと大きくなって、何でもいっぱい食べて、立派にならなくちゃね。

あなたが本当になりたかったのは何ですか?
あなたが本当に得たかったのは何ですか?
そんな子供の頃に抱いていた気持ちを、あなたは今、すっかりと忘れていませんか?

子供の頃の夢や願望。
そんなものたちは子供の頃の幻想。
本当にそうなのでしょうか?
そんなことを大人になっても考えることは、いけないことなのでしょうか?

私は○○になりたいです。
私は○○を手に入れたい。
そんな大人になったら、それは身勝手なことなのでしょうか?

物事にはいろんな考えがあるでしょう。
子供の頃とは違う、大人になるといろんな状況が発生します。
しかし、だからといって夢や希望を育んではいけないのでしょうか?
真剣に考えて、それを目指すことは良くないことなのでしょうか?
大人になった私に夢や希望というものは身勝手な宝物なのでしょうか?

もう一度考えてみませんか?
将来、いや、これからの未来のことを。
○○になりたい。
○○が欲しい、と。
私はこれこれをするよ。
僕はこれこれをしたい。
そんな子供の頃に言っていた、今は忘れている夢や希望探し。
そんな素直な自分の気持ちを、もう一度確かめてはみませんか?

ベランダからの景色

2007-02-24 | poem
ベランダに出ると、そこには私の住む街が一望できる。
足もとには住宅地が立ち並び、そのむこうには高層ビルのあるオフィス街。
高層ビルにはいくつもの赤いランプが灯っている。
高いビルとビルの間を縫うように走る都市高速。

私はベランダに立って私の住んでいる街をじっと眺める。
ひっそりと静かな夜。
オレンジ色の外灯と家々の灯り。
風はないが、まだ肌寒い。

明日になればまたあの高層ビルのあるオフィス街へと私は行く。
こうした静かなおだやかな気持ちはいったん胸にしまって、チャレンジの続くビジネスの世界へと。

これからのことに不安がないわけではない。
だからといって希望に満ち満ちているわけでもない。
でも、私の胸には確固たるものがあった。
それは決心ではない。いつまでも変わらぬ信条でもない。

私に起こるすべての出来事を受け入れよう、そんな受容の気持ちだった。
そこからなにかのメッセージを得よう。学びを感じ取ろう。そんな許容の気持ちだった。
そういう学びは私の生きる知恵になる。
そんな知恵は生きていく私を何度も助けてくれるから。

高層ビルの赤いランプがついたり消えたりを繰り返している。
都市高速を走っていく車たち。
夜空に星はない。しかし、そう高くないところに月は顔を出している。

私はベランダに立ったまま、遠くオフィス街をじっと眺める。
また明日私はあそこへ行かねばならない。
でも、私には受容の気持ちがある。
それが生きていくためにとても大事なものだということに、もう気づいているから。
そんな気持ちがあるおかげで、落ち着きを得られていることを、私はもうわかっているから。

心の情景

2007-02-23 | poem
あなたの心の中にはどんな情景が広がっていますか?
あなたの心の中には自分の好きな情景がたとえ1ページでも刻まれていますか?
そんな情景を心のすぐとり出せる場所にしまっていますか?

"草原は緑も深く、みずみずしく。
泉のほとりには一頭の白い馬。泉の水を求めてやってきている。
日ざしは傾きかけているけど、あたりはおだやかに、しいんとした金色の静かさに包まれている。"

そんな永遠に続くような静けさ。
心のおだやかさはあなたの中にもありますか?
愛情に満ちた、そんなほほ笑みがあなたの表情にはあらわれていますか?
そんな心の情景を持ち得ることは、生きていく上でとても貴重なことです。
おだやかな自分の好む情景を持ち得る人は、たとえ暗く淋しい道を行く途中でも、そっけない人と人との冷たい世界の中でも、自分というものを見失うことはないはず。
自分の行く道や希望、自分自身の指針がそういうものをもっていることで揺らぐことないのです。

あなたの中にある心の情景。
そんな映像をたまにでも頭の中に描いてみませんか?
たまにでも自分の本質と向き合ってみてはいかがしょうか?

八方塞がりの時 ~予防のためにも~

2007-02-22 | message
どんなに自分が立ち直ろうとしても、どんなに自分を変えようとしても、いろいろなことが自分にふりかかってきて、どうしようもなく、生きるのにしんどくなる時ってあるよね。
そんなことは誰だって歓迎はしないけど、でも、イヤだイヤだと思っていても、そんな状況がやってきてしまうことがありうる。
そんな時は、まわりのすべてが信じられなくなって、生きていることそれ自体が本当に何の意味があるのかわからなくなって、結局自分さえも否定してしまって、まさに八方塞がりになる時がありうる。

そんな時に、こうしよう、ああしようなんて言ってみたところで、それが特効薬にはなり得ないだろう。
こんなページで、処方箋みたいなものを提案すること自体、まったくヤボな話である。

しかし、私はそんな状態に遭遇している人たちに向かって、今も昔も変わらずこう言うだろう。
どんなに八方塞がりの状態であっても、あなたのしあわせはあなたの中にあると。
どんなに不幸な出来事があなたを襲ったとしても、それでも、あなたのしあわせはあなたの中にあると。
それが現実になるようにただじっと待っているのだと。

時間という不思議な流れによって、今あなたはよどんだつらい世界にとどまっているかもしれない。
しかし、それでもなお明るいおだやかな世界が存在していることを、私はその時その人に言いたい。
そして、あなたが明るいおだやかな世界に踏み入れられる資格を持っている人だということを、私はそこで言いたいのです。

悲しいことはある。淋しいこともつらいこともある。
悩みは忘れはできてもなくならない。
いろんな状況が、あなたをあなたの心を苦しめるかもしれない。
しかし、あなたの中にあるしあわせはけっしてなくなることはない。
それだけは間違いない。そのことを私はあなたに言いたいのです。

生きて下さい。
生きることがとてもしんどくなって、すべての価値が軽々しく思えるようになっても、あなたの人生を生きて下さい。
人間、最後は希望なのです。
あるかどうかわからないしあわせを自分が信じられるかどうか、そんな希望です。
あなたにとって、その希望が何なのか、それは人それぞれですが、人生八方塞がりになった時にあなたを救ってくれるのは、あなたの中にあるしあわせを信じられるかどうか。そんな希望なのです。

人生は一本の劇場映画のようなものだということを忘れないでください。
今あなたはとても苦しいかもしれない。
しかし、それを乗り越えていくには、本当に最後の最後で、その人の中にあるしあわせをその人自身が信じられるかどうかなのです。

生きて下さい。
人生いろんなことが起こります。
あなたの人生がこれからどうなるか、私にもわかりません。
しかし、最後は自分の中にあるしあわせを信じられるかどうか。
自分の希望を持ち続けられるかどうかなのです。

人生まさに八方塞がりというような状態になることがあります。
そんな時に、私はこう言いたいのです。
あなたの中にあるその希望を最後の最後まで信じてほしい。
私はそれだけを、あなたに言いたいのです。

母のことば

2007-02-21 | poem
僕がやけをおこして、持っていた人形を遠くに投げつけた時、母はなにも言わず、その人形を拾い抱きしめていた。
僕がやり場のない怒りをもったまま、窓の向こうをじっとにらんでいた時に、母はその人形の汚れた部分をそっと手でなでていた。

"お人形さん、かわいそうね。
顔が汚れて、痛かったやろうね。"

沈黙の中、母はそうつぶやいた。

時がたち、僕は父親になった。
今になってみれば、自分が何にそう怒っていたのか思い出せなかった。
家のどこでそんなことがあったのかも憶えていなかった。
しかし、あの時の母の言葉だけは今もはっきりと憶えている。
あの時の母の口調、人形を抱いている母の姿。
そんなことだけは、今も僕の頭の中に鮮明に残っていた。

透き通った水の中

2007-02-20 | poem
透き通った水の中に、光がさしこんでいる。
純粋な水の中を、光はつらぬき通っている。
水面の端々でキラキラと輝く光のかけら。
水はおだやかに、そして、光はすがすがしく。
あたりは落ち着いた雰囲気で、水からの乱反射がまわりに揺らめいている。

音のない午後。窓の開いた閉鎖的な空間。
空からの無限の恩恵が透き通った水に中に見えかくれしている。

水の中はあらゆる純粋なものであふれていて、不純なよどんだものはどこにもない。
そこは静かで、おだやかで、とても澄み切っている。

透き通った水の中を、ただじっと見つめてみて。
そこにある純粋さを、目から耳から感覚から感じ取ってみて。
静かに眺めていると、ほら、聞こえてこない?
"ここには神からの無限の恩恵が輝いている。"
そんな心の声が、あなたにも聞こえてこない?

自然は明るくやわらかく

2007-02-19 | essay
日ざしにあたたかさが戻ってきました。
植物もそれを感じてか、生命を謳歌しはじめています。
みんな日ざしの方を向いて、あかるくやわからく、すくすくと自らの力をのばしています。
春はもうすぐそこです。
ぼちぼち家から外へ出ても、寒々しい顔はしなくていい頃ではないでしょうか。

先日、東京でマラソンがありました。
多くの人々が参加しての市民マラソン。
いつもは車や建物。そして、うつむきかげんに歩く人々しかいない冷たい大都市は、とても人間味のあるあたたかい街として私の目にうつりました。
大都市での交通規制はとても大きな支障があったでしょうが、それ以上のものが参加した人にも、それを見ている人にもあったのではないでしょうか。
これからの人とのつながり。先進国としての健全な方向性というものを考えさせられた出来事でした。

"頭を動かす前に身体を動かしなさい。"
養老孟司さんもそう言っています。
健全な思考は身体を動かした後にやってくるようですね。
私もウォーキングをはじめてから、ささいな悩みなんかは気にならなくなりました。

メリーゴーランドは回り続ける

2007-02-19 | poem
まばゆいばかりの光をたたえたメリーゴーランド。
白馬や荷車。甲高い金属の音楽。
愛するわが子は荷車に乗って、ママの隣で手を振っている。
メリーゴーランドは回り続けている。
暮れ行く空の下、メリーゴーランドはまばゆいばかりの光を放ちながら、あたりに絶大な存在感を示している。

ママに肩を抱かれて、こちらに手を振っているわが子。
私は回り続けるメリーゴーランドをぼんやりと眺めている。

メリーゴーランドは回り続けている。
わが子がこちら側で、子供にむかって手を振る日はいつのことだろうか。
私も白馬の上からママやパパに手を振っていた、あの日はいつのことだったか。

メリーゴーランドは回り続けている。
ママに肩を抱かれ、わが子がとびっきりの笑顔でこちらに手を振っている。
空はもうすぐの暗闇になりつつある。あたりに響く金属の音楽。

メリーゴーランドは回り続けている。
時間の流れのように。
愛するママとわが子をのせて。メリーゴーランドは回り続けている。

わが子が子供にむかってメリーゴーランドを見つめる日はいつのことだろうか。
私が白馬にまたがって、ママやパパに手を振っていたあの日はいつのことだったか。
メリーゴーランドは回り続けている。
時間の流れのように。
暗くなる空の下、まばゆいばかりの光を放ち、絶大な存在感を示しながら、メリーゴーランドは回り続けている。