人が生きて向かうところ。どんな人にも壁が存在します。
壁を乗り越えていく場所。そこにむかって人は歩みを続けていくのです。
人に対していろんな評価をするのは容易いこと。
でも、人の立場にたってともに歩もうとする姿勢はなかなか育ちません。
この世は直情的で短気で、縦割りなものを促しているように感じてしまう。そう受けとられてもしかたのない側面は確かにあります。
でも、愛はどんな時にも美しさを失わず、人の心に栄養として残るものです。
これはどんな人にも言えることだから。
自分本位や分裂が生み出すものは結局自らの心をも蝕み傷つけてしまうものだから。
愛を表現していきましょう。心に愛を育む意味でも。
これは献身や良心に訴えるものではありません。
自らの中にやさしいなにかを迎え入れましょう。
人はなにかを指針に生きているのです。これまでの経験や環境によってそれらは強く根づいています。
心が苦しいと感じるなら。この世界の魅力を見いだせないでいるのなら。
遠い星々に願いを伝えるがごとく。自らの中にやさしい愛を迎え入れましょう。
そして、この世界で表現していくのです。
愛を育みそれを表現していくこと。
これは一般に言われる愛のふるまいではありません。
ほんの少しやさしくほほ笑むだけでもいい。
それだけでもあなたの愛は確実に表現されていくのです。
気負わずに自然体のままでいいのです。愛を育み表現していきましょう。