欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

愛を育み表現すること

2010-03-17 | message


人が生きて向かうところ。どんな人にも壁が存在します。
壁を乗り越えていく場所。そこにむかって人は歩みを続けていくのです。
人に対していろんな評価をするのは容易いこと。
でも、人の立場にたってともに歩もうとする姿勢はなかなか育ちません。
この世は直情的で短気で、縦割りなものを促しているように感じてしまう。そう受けとられてもしかたのない側面は確かにあります。
でも、愛はどんな時にも美しさを失わず、人の心に栄養として残るものです。
これはどんな人にも言えることだから。
自分本位や分裂が生み出すものは結局自らの心をも蝕み傷つけてしまうものだから。
愛を表現していきましょう。心に愛を育む意味でも。
これは献身や良心に訴えるものではありません。
自らの中にやさしいなにかを迎え入れましょう。
人はなにかを指針に生きているのです。これまでの経験や環境によってそれらは強く根づいています。
心が苦しいと感じるなら。この世界の魅力を見いだせないでいるのなら。
遠い星々に願いを伝えるがごとく。自らの中にやさしい愛を迎え入れましょう。
そして、この世界で表現していくのです。
愛を育みそれを表現していくこと。
これは一般に言われる愛のふるまいではありません。
ほんの少しやさしくほほ笑むだけでもいい。
それだけでもあなたの愛は確実に表現されていくのです。
気負わずに自然体のままでいいのです。愛を育み表現していきましょう。

珠玉の贈り物

2010-03-17 | story
朝早く家の近くにある森をおじいちゃんと一緒に歩きます。
これはおじいちゃんと僕の朝の日課なのです。
朝霧のなかを小鳥の声を聞きながら、わたしたちは森のむこうにある小高い丘まで歩いていきます。
歩いている途中いろいろなことがわたしたちを待ち受けています。
「ようく耳をすましてごらん。小鳥の話し声がきこえるから。」
そう言っておじいちゃんは立ち止まり、目を閉じます。
わたしもおじいちゃんを見習い、静かに目を閉じます。
すうっとひんやり流れる朝霧の香りや小鳥たちのコミニュケーションが僕の体に入ってきます。
「人もそうだし、すべてのことに言えるのだか・・。」
おじいちゃんは目を閉じたまま話します。
「朝は朝の顔がある。昼には昼の夜には夜の顔がある。いつもわたしは一人の生命であるのだが、時間によって違う面が出てくるとでも言おうか・・。その時その時で違う面が光にあてられるから、その都度その都度良かれと思う姿を自分なりに引き出していかねばならない。」
僕にはすこし難しい話であったが、それでも黙って聞いていた。
おじいちゃんの話はその時わからなくても、後であぁこのことだったのかとうなずくことが多いのです。
「こんな気持ちのいい朝。時間がたてばいずれ活動の昼がやってくる。朝はすがすがしくて純粋。」
おじいちゃんは目を開けて微笑む。
「ほら、目をあけてごらん。こんなさわやかな空気に触れられて、わたしたちの心にもピュアなものが残っていくのだよ。」
わたしたちはまたゆっくりと歩きはじめる。
森をぬけて、小高い丘を目指す時、朝の高い空を見上げて、おじいちゃんは言う。
「見なさい。日ざしがわたしたちを祝福してくれている。今日一日をがんばるのだよと。精一杯生きていくのだよと。彼方からの光はそう伝えている。」
僕には本当かどうかよくわからなかったが、それでも朝の透き通るような青い空になにかの不思議なものを感じていた。
「あの丘までの道のりはわたしにとって楽しいひととき。この道筋で得るものの何と多いことか。これは人生でも同じこと。一歩一歩を、また一日一日を通して珠玉の贈り物が贈られる。」
そう言って、おじいちゃんは笑顔でわたしの方を見て。
「お前とこうして毎朝楽しい散歩ができるのも、わたしにとって珠玉の贈り物なのだよ。」

安心感

2010-03-14 | message


心に安らぎがないとすべてものを見誤ってしまいます。
実りのない過ちを繰り返すのはあなたの本意ではないはず。
愛ある明かりに守られていることを本当の意味で感じていなければ、しっかりと地に立って生きていくのは難しい。
守られて生きているという安心感。
心に安らぎがあって、はじめてこの世界を冷静に観察することができるのです。
あなたの目で、あなた自身で、その時この世界を渡って行くことが可能となるのです。

安息日の昼さがり

2010-03-14 | poem
わたしたちが話している窓の外は風をともなう雨。
時折窓をたたく風の音を聞きながら、わたしたちはなに気ない会話を続けていました。
こんな時間はとても楽しく、わたしたちの心には明るみを残してくれるのです。
厳格な数多くの行事をこなしていく、そんな力をこんな楽しい時間は与えてくれるのでした。
たくさんの楽しい話に笑顔も出ます。コップの中の飲み物がなくなったのも気づかないほど、わたしたちは話題に夢中なのです。
やがて、窓のむこうに明るみが広がり、会話がとまりました。
ふたりの視線は自然と窓の外に。
空にあるぶ厚い雨雲が切れて、そこから晴れ間がのぞいていました。
窓からテーブルに広がる明るみをわたしたちは手で確かめようとしました。
日ざしに手をかざし。そのぬくもりを感じようとしていました。
会話は止まったまま。ふたりは目を閉じ、あたたかみを感じていました。
目をつぶっているわたしたちの表情はやわらかな笑みをたたえていたかもしれません。
心地よいあたたかさが手の先から入ってきました。
やがて、ふたりは目をあけ、お祈りをはじめていました。
日ざしのむこうにおられる方への感謝の祈り。
日ざしはまもなく失われ、また雨雲が空を覆いはじめていました。
時折風が窓を揺らしはじめます。
わたしたちはまた楽しい会話を続けていました。笑うこともたびたびに。
こんな時間がどれほど大切かということをお互いに感じながらのひとときでした。
日ざしのぬくもりもわたしたちの心に安らぎをもたらしてくれていました。
そんな安息日の昼下がり。わたしたちにとって実りある楽しい時間なのでした。

純粋な愛の輝きに

2010-03-10 | poem
希望の言葉をここに記していきましょう。
人の胸に明かりが灯るような、そんな愛の言葉を。

"この世界で生きていくわたしの姿を彼方の愛はやさしいまなざしで見守っていてくれる。
愛の力をいつも降り注いでいてくれる。
そんな愛を受け入れ、自らの生命として生きていける人は幸いです。
道を違えることなく、明るみの道筋を歩いていける人。
いずれ訪れる愛の祝福を心待ちにしていられるのです。
彼方からの愛を気づける人に。
それには自らの中にある明かりに気をむけなければいけません。
その明かりは生命と呼ばれるものです。
生命の灯は愛を力にしてともり続けます。力は導きを呼び、自身の望む方向へといざなってくれるでしょう。
目をつぶって下さい。静かに呼吸を続け、胸の中のあたたかさを感じて下さい。
生命の灯に愛が降り注がれていることを確かめましょう。
人の力はそこから育まれていくのです。愛のある生き方とはそうした手順を踏んでいきます。"

彼方の愛はやさしいまなざしをこちらへ向けていてくれる。
あなたのそばにあり、いつもあたたかな感じを与え続けていてくれる。
まるで春のあだやかな日ざしのように。
そんな愛の祝福に応えていきましょう。
愛の力に根ざした行動を。~これからも胸の中にある純粋な愛の輝きに忠実でありますように~

夜道の行く先

2010-03-08 | poem
日が落ちて、暗い道を歩いている時、ふと自分のことが気になることがある。
足もとを見つめて、ただ歩いていく時。
どこからかやさしい言葉が聞こえてきたのです。
"それでもひたむき歩いていきなさい。
あなたは祝福された人。この先にはかならず明るみが待ち受けている。
迷わず歩いていきなさい。見えないやさしい光があなたを包んでいる。
これからも愛を抱き、臆することなく進んでいきなさい。
あなたの望みがこの先には待ち受けている。そんな明るみへの旅であるのですから。"
聞こえてくるやさしい響きにわたしの心は安堵する。
見上げると、蒼い空に星がきらめいている。
暗さを深める空を見上げたまま、わたしは感じている。
風が止まり、すうっと吸い寄せられるような不思議な誘いを感じて、夜空のむこうにあるなにかの力がわたしの中に入ってきた。
胸の中が透き通り、純粋な気持ちの中には明るい力が。
先ほどの声がわたしの耳元でまだ響いている。
"愛を抱いて行きなさい。
愛にゆだね、愛とともにこの世界をこの道を渡っていくのです。"
わたしはうなずいて、ふたたび歩き出す。
先ほどまでの不安な気持ちはどこかに消え、濁ったものが流れ落ちて、その後に純粋なものが残るように。素直な気持ちがわたしの中に。
風がわたしの背中を押している。満天の星々が見守る下を。
暗い道の先にも今のわたしの心はなにか明るいものを感じはじめている。

この世界の旅路

2010-03-08 | poem


ロウソクの明かりを見つめて、その明かりを愛と考えましょう。
愛はあなたの胸に灯っています。生命の根源である輝き。
その輝きを見失わないようにしましょう。
不安になるのはあなたがその明かりから目を背けようとしているから。
明かりを見つめ、そこにある愛を感じ続けて、安らぎと正しい力が備わるのを待ちましょう。

あなたの中の小さな部屋。そこは安らぎに満たされなければいけません。
あなたはその部屋で愛という明かりを望みながら、これからの力を授かるのです。
それは生きていく力。愛に根づいたものでなければ分裂や悲しみを生んでしまう。
色眼鏡をつけた乾いた感情でさまよい歩いていてもなにも見つからない。
愛を基盤にして。そこからの力を得て、この世界に明るみを灯していく。あなたはそんな人なのです。

生きていくのに希望や楽しみがなくて何を得る道でしょう?
この道筋にはたくさんの花が咲き、いろいろな出来事があなたを楽しませてくれるのです。
晴れた日に汗を拭いながら明るみへの道を行く。その向こうにある輝きや美しさ。そこを目指して、今からも歩いていけるのです。
夜には満天の星空を見上げ、たとえ雨の日であっても、自らの中にある愛の灯を見つめる。
この世界の旅路とはそんな楽しみのある明るみへの道筋なのです。

眠れぬ夜に ~愛の灯火~

2010-03-08 | poem
体を横たえても眠れず、気持ちもリラックスできずに、現実を生き渡る時のように緊張がとれずにいる。
呼吸もゆっくりにならず、頭に浮かぶことと言えば、現実の味気ない妄想ばかり。
うんざりと寝返りをうつけど、それでも頭の中にある灰色の記憶は消えない。
これからどうなるのか? わたしはこのままでいいのか?
頭に浮かんでくるのは否定と不安。
先細りのような生き方、思考がわたしの中にとどまっている。

ふと見上げると天井のむこうに感じられる空。
深い黒色はどこまでもわたしの思考を吸い込んでいく。
そして、遠くなった思考の中によぎっていく愛。
まるでしみこんでいくように。味気ない今までの思考とは違う、潤った感情。
そこまで行くと、もうなにも考えなくても空とのつながりができている。
せこせこした現実に悩まされることもない。なにか大きなものがわたしのそばには確かにいるから。
そのものは安心感があり、あたたかくて、古くから知っているような懐かしい明かり。

胸の灯がともればわたしの頭や体もしだいに力を解いていく。
緊張のないやわらかい気持ちで目をつぶることができる。
なにかがわたしのそばに寄り添っている。そのもののあたたかみによってわたしの胸は明るみを取り戻していく。
それはまるで深い夜空の奥にある感情と同じ。奥深くしっかりとしていてあたたかい。
夜空は黒く深みがあるけど、そこに感じられるものはとてもやさしい大きな感じ。
それと同じものがわたしのそばを寄り添っているのがわかる。

胸の灯を吹き消したように現実を生きている。冷たい味気ないことに頭を費やしている。
この世界で生きていくには必要なことなのだけど、忙しさにまぎれて忘れてはいけないものもある。
愛の灯火。その明かりによってこの世界での明るみへと歩いていけるのだから。
胸の灯をないがしろにしないように。愛に根づいて生きている存在だということを忘れないように。
胸の中の灯火を見つめましょう。そこにある小さいけれど純粋で可能性を秘めた輝き。
自らの本当の姿と意思を、この世界を渡っていくにあたって見失うことのないように。

一陣の風のように

2010-03-05 | essay


胸の中の希望はどこからやってくるのでしょう?
楽しみながら生きていくということは難しいことなのでしょうか?
人は精一杯生きようとしています。
真摯な目の向こうには青い空が。うねるような白い雲がわたしたちを迎えてくれます。
わたしたちは彼方へ行く風となってこの世界を通り抜けていく存在なのでしょうか?
ぽかりと空いた胸の中にぼんやりとした不安が居座り続けています。
この灰色の感情こそがわたしたちの希望を阻む、悪しき要因になってしまうのです。
現実を見るわたしたちの中にはいろいろなものが感情を通して胸の中に入ってきます。
素直な明るみはそんな感情の中から正しい分別をしてくれます。
しかし、明るみを持てない人は悪しきものまで心の中へいざなってしまう。
希望に輝く胸の中のいたるところに灰色の感情が幅をきかせはじめる。
そして、人は探し求めるのです。
この世界での希望というものを。胸の中に抱かれる輝きに惹かれていくのです。
素直な明るみを持つ者たちはすでにわかっています。
希望の発露がどんな輝きを生んでいくのかを。
それを持ちえていない人でも、これから希望を抱き輝きを手にすることはできるのです。
素直な明るみの資質を確かめさえすれば。
青々とした大地のむこうに輝く太陽。青い空、白い雲が流れ行く。
そこを渡る一陣の風のようにわたしたちはこの世界をひた走っていく。
不安を抱えとどまりながら枯渇していくことはないのです。
希望を胸に、輝きを放ちながらこの世界を渡っていけるのです。そうするためには・・。

愛の本質を知りましょう。
胸の中に明るみが灯ることをしていきましょう。
頭だけで考えていても答えは出ません。
行いながら、自らの変化に気を向けるのです。
知っていると思いがちな自らの本質を知りましょう。そして、この世界で生きる摂理を学んでいくのです。
疾風のような一陣の風はさわやかでおだやかで自由があります。
目指すははるか彼方にある美しい神の芸術の中にあります。
そこへ行くための旅であるのです。
そして、その道筋は実りの多い楽しいものであるのです。

互いの中にある愛

2010-03-05 | message


これまでどんな癒しをお探しだったのか。
あなたは答えてくれなかった。
口をつぐんだまま、なにひとつ語ろうとせず。
それでもあなたの中にある意思が求めているものをこちらへ伝えようとしていた。
意思が伝わらなければ今のわたしたちの関係はなかったかもしれない。
しかし、そこに意思の発露があったから。
互いの中にある愛があの時確かに響き合ったのです。