欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

愛の灯を

2009-04-29 | poem
胸に影がさす時、空のむこうの光を思って。
雲のきれ間からさしこむ光。あたたかくて愛のある明るみ。
その光が頭から体を包んでいく。つぐんだ唇がゆるみはじめ。
表情はやわらかに。体に力がわいてくる。

その光はあなたへの愛。
愛を受けられるあなたへの印。
日常が目の前が味気なく悲しみにかすみそうになっていても。
深い傷はやがて癒されていく。
胸にわき上がる希望の光。その光は彼方の光と同じ。
あなたの根源からの愛。

力なく明日を見つめていても。
人と人との軋轢が心に傷を残す毎日でも。
あなたに用意された愛あるあたたかみがある。あなたが彼方からつながりに気づくなら。
彼方からの光を受けて、自らの中に同じ光を灯せるまでの。

だから、気づいて。彼方からの光を。
自らの中に灯して。あなたの光であるあたたかな愛を。
そして、灯をともし続けて、明日へと。
あなたの行くべき場所へ。
大丈夫。光はいつも降り注がれているから。
あなたが気づき、灯せるまでの胸の影であるのだから。

夜空の星のような

2009-04-26 | message
"夜空に広がる星々のように。
小さな輝きではあるけど人の心に響く詩を書いていくから。
空の彼方に乞い、胸にあらわれた言葉たちをこれからは綴っていくから。
楽しみにしていてね。
不安な時にもともにいるコトバたちを。
すうっと胸のすくようなコトバたちをこれからは刻んでいくから。"

湖畔の明るみ

2009-04-26 | poem
湖に日ざしがさしこんで。
キラキラ輝く波間に一艘の舟が。
湖の真ん中あたりで、動くこともせず、ただよっているだけ。
昼下がりの時。時折、波間をかすめるように渡り鳥が横切る。

湖を見渡せる高い城壁から舟を見つめるふたり。
風で帽子を飛ばされないように。静かに動くことなく。
雲の動きが早く、うねるような雲の合間から太陽が。
新緑の山々を。湖をあたりを照らし出す。

城壁を駆け上がってくる男。手には白い便箋が。
手渡された便箋をひらき、読んでみると。
しだいに安堵の笑み。ふたりの中にあたたかな感情が。
見渡す湖にも日ざしの明るみがおりていて。風はさわやかで。

明るみの中の舟。湖の真ん中から動くことなく。
風は山からこちら側に。帽子を飛ばすほどもなく。
あたたかな気持ちを胸に。ふたり寄り添い静かな湖畔を見下ろす。
不安が希望によって消されていき。彼方の光が胸の奥まで届いたような。
そんな明るさを気持ちの中にとどめている。

光の人

2009-04-22 | message
日々の中で、たとえ光を見出せなくても。
それでも光を得るために僕たちは歩み続けている。
いろんな考えが入ってきては過ぎて行くけど。変わらないものが確かにある。
僕たちは光とともにある。
光を得られるから笑顔でいられる。生きることを肯定できる。
そう、僕たちは光の人だから。
いろんな出来事が、いろんな状況が来ては去って行くけど。変わらないものは確かにある。
僕たちがなに者かをわかっていればもう迷わないはず。
そう、僕たちは光の人だから。


悲しみの彼方

2009-04-21 | poem
窓のむこうの景色は味気なく静かで。
わたしの気持ちを冷たくもせず、あたたかくもせず。
雪の降る世界をただ見つめている。
通りを往来する人もなく、鳥一羽動くでもなく。
ただうっそうとした森の手前にいくつかの家々と街へと続く通りがあるだけ。

家の中に喜びがあるわけでなく。胸の中の悲しみがただ横たわっている。
ぼんやりとした表情を窓のそばで外にむけているだけ。
だれも通らぬ往来に。だれかに気づけてほしいわけでもなく。
このまま静かに胸の悲しみを感じ続けるのだろうか。
果てしない灰色の世界をさまよい続けるのか。
されど他になにかをするわけでなく、この場所で往来を見つめている。

街の明かりはこのあたりまで届くことはない。
街はクリスマスの飾りをつけおえているから。
このあたりに明かりを感じるのはまだ先のこと。
このあたりの人々に先の予感を感じさせるのは難しいことだから。
ただ遠くの明かりを思うだけ。

雪が舞い降りてくる。ここにも夜の気配がやってくる。
明かりもつけない部屋の中でただ見つめている。
なにかの気配を。わずかな変化を。
森や家の屋根に雪が降りてくる。とても静かな光景。
街の明かりにも雪が落ちているだろう。
わたしはここで明かりを待っている。ぼんやりと悲しみに抱かれながらもなにかの明かりが訪れるのをここで待っている。

星の下の船

2009-04-21 | poem
見上げるがよい。夜空に広がる幾億の星を。
はてしなき海の上にある空を。
だれもがこの空に向け意思を放った。
その答えは導きとして返ってくる。

思うがいい。彼方にある大きな愛を。
はかりしれないあたたかさを。
自らが計る大きさよりもはるかに深く大きな愛を。
だれもが受けることができるから。

遠い星の輝きを感じ。広大な夜空の深さを思い。
彼方にある大きな愛をすこしでも知ることができれば。
そして、空のかがやきを見上げて、乞い求めるのだ。
はてしなく遠い彼方から、大いなる愛があたたかさが自身に降り注がれることを願って。

昼のたけだけしい光の中ではなく、夜の世界の中で真の姿を見上げるがいい。
昼間は自身の気持ちで、夜はルーツである彼方の光を思って。
そして自らのさだめを果たしていかれんことを。
愛とともに歩んでいかれんことを。

空に向かい自らの意思を放たれよ。
答えはかならず自身のもとへ返ってくるから。
大いなる愛として。大きなあたたかさとして胸の中へと降り注がれていくから。

しあわせさがし

2009-04-18 | poem
想像してごらんよ。
少年のように。少女のように希望と可能性に満ちた目をしている自分を。
すがすがしい風を受けながら、彼方の空に希望の笑みを投げかけている。
そんな自分がどこかに存在している。

宝物と言っても、高価なものばかりじゃない。
自らの求めているもの。手にして元気でいられるものは、そんな軽々しいものなんかじゃない。
自らの幸福感。これを手にするのはもしかしたらとても難しいことなのかも。

でも、僕たちはこの地に生まれて。探すために生きている。
多くの出来事が。試練と呼ばれるようなつらいことが身にふりかかっても。
僕たちが求め生きていく指針とは。希望の笑みをうかべるための遥かなる道のりなのかもしれない。

それはどこにかくされているのか。人それぞれのしあわせは。
こればかりは人の意見ばかりに左右されている場合じゃない。
自分で求め探し、手に入れていかないと。
高価なものや一見きらびやかなものは時が輝きをくすませていくけど。いつまでも変わらない輝きがある。
それを探す旅が用意されている。

さぁ、行こうよ。自然体でいられ。喜びとともに生きていける場所へ。
そんな自分がいられるところへ。
しあわせを求め探すためにこの地に生を受けたんだから。
なにもまわりの義務や絆を振り払って行くことじゃない。
そうじゃなくて。自身の中にある輝きをさらに確固たるものにしていくために。
これは喜びの道。失望や悲しみとは関係ないあたたかな道すじ。

用意された道

2009-04-13 | essay
内面の世界を充実させるだけでは外面との均衡は保たれません。
外面だけを追えば、いつか心は疲れ果て、やはり調和は望めません。
わたしたちは内面と外面とを調和させる術を学ばなくてはなりません。
その調和の度合いにより、より幸福感は享受できるのですから。
これはもう現実のことなのです。
すでにあるものと思い、調和への道を模索していくしかないようです。

自分を保つこと、それも勇気

2009-04-13 | essay
心の奥にある静かな場所にいる時間を忘れてはいけません。
あなたがそこにいる時、あなたの素直な心が求めているもの、満たされているものがすべて伝わるからです。
日常の荒波にその場所がかき消されることがないように。
いつもその場所へ立ち戻ることができるなら、人生の道を見誤ることもないでしょう。
そこにはあなたの確実な指針があるのですから。


欲望のベール

2009-04-09 | poem
欲望のベールをぬいで、このあたたかな場所へ帰っておいで。
街の通りを欲望のベールをはおった人が続いている。
足も早く、表情はつらく厳しく。
そのベールをとらないかぎり、心の平安は訪れないよ。
いつまでたっても笑顔は幻想の中に。

思いのひとつひとつを選別する必要がある。
なに気に集めた宝物の中に本当に輝くものは少ない。
さぁ、ベールをぬいで、通りを離れて、こちらへおいで。
だれもが派手な光のとりこになってしまっている。
表情をかたくして。かたくなに。人を押し退けようとしてまで。

ベールをとればわかるようになるよ。
心はやわらかに。笑みがこぼれるようになるから。
なにかに解き放たれたように。余裕と豊かさが胸の中に。
ベールをかけている時にはわからない、本当のあたたかさ。

通りを行く人の波をはずれて。こちらにおいで。
ベールをぬげば、すぐにわかるはずだから。
遠くに感じられた幸福感を。刹那の嘆きを心の中であげないように。
本当に求めているものを。かけがえのない愛の感覚を。そのベールをぬいで。