欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

愛をたずさえて

2008-05-31 | poem
あなたの顔がどんなに冷めたものに見えたとしても、その中にあるあなたの魂がけっして冷たいものではないことをわたしは知っています。
あなたの罪の意識がどんなに強かったとしても、どんなに自分をさげすもうとしていても、それはあなたの思い込みであることをわたしは知っています。
あなたの魂はあなたの中にしっかりと息づいています。
それをあらわしていけるようにつとめていかなければなりません。

あなたの顔が冷めているのは、あなたが思う以上にこの世界にまだ光のとどかない場所があるから。
そんな影の影響をあなたは知らず知らずに受けているのです。
どんなに自分を見下げようとしても、それは良心という高いハードルを定めている証拠でしょう?
もう頭でいろいろ考えるはやめて、ここにきて静かに祈りなさい。
本当のあなたに出会える場所で、本当のあなたをとり戻していくのです。

あなたの胸の中には愛ややさしさ、喜びといったものがあふれています。そして、あなたの使命も。
それをこの世界で表現していかなくてはなりません。
これまでの反省は反省でいいのです。しかし、あなたはかけがえのないひとりの存在なのですから。
それを踏まえたうえで、いろんなことを思い巡らしていくべきです。

しばらくはこの愛ある空間にいて、思い巡らすようにしましょう。
その時に感じることこそ、これからの本当の計画なのです。
あなたにはあなたに用意された道がある。その途中には喜びがあり、祝福があります。
それを心に刻めるようになってから、この世界での表現方法を考えていきましょう。
それがうまくできるようになるまでは、この愛ある空間にいて、あたたかな感覚に触れながら思い巡らしていけばいいのです。
あなたに与えられる大きな祝福がこれからもあるのですから。
それをここで感じ、受け入れる準備をととのえてから動きはじめればいいのです。

世の中は一見暗がりに包まれていくように見えるでしょう。
しかし、そんなことはないのです。これからの未来にあなたは期待していいのです。
愛をたずさえて、あなたとして生きていくには・・、そう考えていけばいいのです。
献身も大きな愛の表現ですが、愛をたずさえて生きていくのも、とても意義のある生き方です。
この世で生きていくための大切な指針となりえますから、これからは愛をたずさえて生きていくことをおぼえていきましょう。

愛ある決意

2008-05-31 | poem
この愛に触れることによって、あなたも涙が出てくるでしょう。
このうえなく純粋でせつない愛の表現。
この愛に触れると、わたしたちの中にあたたかさが広がっていくのです。
今までの寒くそらぞらしい気持ちはどこかにいってしまいます。
この愛をこのあたたかさを、お互いにわかちあいましょう。
そして、この愛をたずさえて、新たな希望を現実のものにしていきましょう。

たとえ雨が降っていたとしても、やがて、雲は切れ晴れ間がのぞいてくるでしょう。
今まで吹いていたしめっぽい風も、やがて、すがすがしい春の微風へと変わっていくのです。
そう、この愛があるかぎり、この世界に光がなくなることはないのです。
それは信頼としてわたしたちの中にあります。
愛ある世界をめざすという、わたしたちの力がこの胸の中には宿っているのですから。

心が寒くなったら、ここにきて真の愛に触れるといいのです。
このうえなく純粋でせつない愛を、あなたの心が触れることができたなら、胸の内に光が灯っているのがわかるでしょう。
それは新たな示しへとつながっていきます。
ここにきて、愛あるあたたかさに触れて、もう一度胸に灯る光をしっかりと見つめていきましょう。

心の中はあなたのもの

2008-05-29 | message
心の中はあなたのものです。ほかの誰のものでもないあなたのものです。
常識も環境も社会も関係ありません。いろんな要因はありますが、あなたがここにいる意味とはまったく関係ありません。
あなたはあなたというひとりの個性としてここにいるのです。
まわりに合わせることも時には必要でしょうが、合わせすぎることはないのです。
あなたはあなたという貴重な存在なのですから。

あなたの心の中はどんな色をしていますか?
どんなカタチをして、どんな魅力にあふれていますか?
あなたの心の中がすてきな部屋のようになっていますか?
もし、あなたの思う心の中が暗いものであるのなら、それは明るいものに変えていかなくてはなりません。
誰もあなたの暗い顔を望んではいないのです。
あなた自身もすがすがしく笑う自分でいたいはずです。
そんな明るいあなたを天も望んでいるのですから。

あなたの心の中は誰のものでもないあなたのものです。
その中にいろんなものを積みかさねているのは、あまり感心できません。
日常生きていくためには多少の荷物は必要です。
しかし、それに押しつぶされているようでは、あなた自身も悲しいはずです。
あなたを愛してくれる人たちもそんなあなたを望んではいないはずです。

ものの考え方ひとつで今後は大きく変わっていくのです。
あなたのバランスをすこし見直してみるだけで、それは長い時を得て大きな変化へとつながっていくのです。
あなたの明るい表情を誰もが見たいのです。
あなたの明るい心の中を誰もが見習いたいのです。
そんな人にあなたもなっていきたいでしょう?

あなたの心の中は誰のものでもないあなたのものなのです。
あなたの心の中まで誰も入ってはいけないのです。あなたの許しがないかぎり。
この世界で良い自分を表現できる手段を模索していきましょう。
この世界で明るい気持ちと笑顔を手に入れられる、そんな計画を練っていきましょう。
ちょっとした変化が長い時を得て大きなものになっていくのです。
あなたの心の中。そこはあなたの一番好きな居心地のいい場所になるべきなのです。

大いなる輝き

2008-05-27 | poem
あなたが大地に立ち、夜空を見上げる時、ほんとうの真実が見えてくるでしょう。
大きな夜空に無数に散らばる星々。
あなたはそこで目をつぶってみるのです。
そして、空のはるかかなたにいる、この世界の創り主になにかをささやくといいのです。
そのお方もあなたのことを見ておられるから。
すべてのものと同じく、あなたにも愛を降り注いでおられるのです。
それを胸の奥で、肌で感じるといいのです。

あなたがその場で手をひろげ、夜空のむこうのお方になにかを乞うたとしても、それは恥ずかしいことではありません。
すべてを創ったあのお方は、あなたにいっそうの愛を降り注いでくれるでしょう。
それはあなたの道があなたのペースで歩けるようになだらかになることかもしれないし、なにかの予兆をもたらしてくれることかもしれない。
いずれにしても、あなたはこの創り主とのつながりを深めていくことです。
あのお方とともに過ごし、ともに生きていく感じをつかんでいくことです。
この世界の創り主は広大な夜空のむこうに確かにおられるのですから。
無数に散らばる星々のむこうに、大いなる輝きとしてそこにおられるのですから。

あなたが淋しいのなら、なにか悲しむことがあるのなら、夜空に向かっていろんなことを問いかけてみなさい。
真摯な気持ちで、あなたの思うことをすべて話してみるといいのです。
そんな創り主とのやりとりは、いずれ恩恵として胸の奥に肌に感じとることができるのですから。

創り主とのコミニュケーションは、今後のあなたの力に、これからの励みになるでしょう。
あなたはけっしてひとりではないのですから。
大いなる輝きを感じ、意思を通わせながら、あなたはなすべきことを行っていけばいいのです。
この地に来た意味を踏まえて、これからをともに生きるように過ごしていけばいいのです。

信じていること

2008-05-21 | message
いつも自分を信じていなさいというのです。
どんなにイヤなことがあっても、ほとほと自分のことに嫌気がさしていたとしても。
それでも自分を信じ自分を生きていきなさいというのです。

どんなことがあっても、私たちをあたたかく見守っている大きな力があるというのです。
いらだち、不安、悲しみ・・。それらは自然体をジャマするなにかがあるというのです。
それは外から(環境)の要因でもありますし、内から(精神・トラウマ)の要因からでもあるというのです。
自然体が良いということ。自分を最後まで信じていること。
この二つはなによりも自身のしあわせへと導く大きな要因だというのです。

ちなみに自然体が良いというのは、自身の自然な状態がこの世界でなにかをなしとげるために必要なものがそのままあらわれているというのです。自然体になるには本当に根気のいることだと言います。
それを目指すこと。それを目指している過程で、自分のいろんなものを知り、行動を起こしていけるようになるというのです。


雨が降っても

2008-05-21 | essay
雨が降ってもそれが心を暗くすることにはならないのです。
雨の日には雨の日のすることがある。
それを確実にこなしていけばいいのです。
こんな天気だからこそ、すこしの明るいものも目にとまるというものです。
考え方なんて、そんなものなのですよ。

おだやかな町の散策

2008-05-20 | poem
昼を前にした晴れた日のことです。
私がおだやかな陽光に誘われて散歩をしていると、教会の庭で植物の手入れをする神父さんを見かけました。
私があいさつすると、小さな塀をへだてたこちら側までやってきて。
「お散歩ですか」
「はい、とてもいい天気だったので」
神父は持っていた苗を私に見せて、
「この苗を今から植えようと思っているのですが、悩んでいたのですよ」
「どういうことですか?」
「なるべくなら自然な感じの、しかも整頓された庭にしたいと思いましてね。この苗もいずれきれいな花をつけるので。丈の高さといい、花の色といい、それをどこに植えたものか今思案に暮れていたところなのです」
庭は神父さんの手入れが行き届いていて、見る者を不思議と引きつけるような魅力にあふれている。
「そこまで考えて植えるんですね」
「ううん、そうはいってもね。なかなか自然のものというのは量りがたいものですよ。それがわっているから、なんとなくの勘に頼ることになるんですがね。不思議にその方がうまくいくんですよ」
「そんなものですね」
「どうですか? この町はとてもおだやかでしょう?」
「そうですね。時間がゆっくりと流れている」
「私が来た頃はまだおだやかで落ち着いた雰囲気があったんですよ。このあたりもだいぶ家が増えてきましてね」
「町の人たちの雰囲気も良いですね」
「そう言ってくれると、うれしい。この陽光と自然のおかげでしょうね」
「自然なままで時間が過ぎていくような、そんな気がする土地ですね」
「それは町の人たちが自然とともに生きようとしているからでしょう。そして、自然も私たちをあたたかくむかえてくれているんですよ」
「そうだと思います」
「私も街に出ていくと、いろんなことを考えてしまうんですよ。この町にいるとそんなことはないのに。外に出たときにわかるものですね。この町の雰囲気がいかに良いかということがね。おだやかに過ごせるということはなによりも私たちのためであるんですよね。そんな土地の恩恵をいつも感じているんですよ」
「その通りかもしれませんねぇ」
私は教会からその上の青空を見上げてみる。
「どうですか、お茶でも。さしておもてなしはできないですけど。」
「それは喜んで」
神父は苗を持ったまま教会の方へ歩いていく。
「そうだ。このあたりに植えよう。今、この苗がそうしてほしいと言ったような気がしたから」
神父は振り向いて笑いながら言う。
私は塀に沿うように歩いていきながら、もう一度のこの庭を見て、神父さんの心の中もこんな庭が広がっているんだろうなぁと思うのだった。

花のような人

2008-05-19 | message
"花のような人になりましょう。
やさしくて、美しくて。あたりの虫たちが立ち寄ってみたくなるような。
暗い中にあっても、あたりをなごませられるような、そんな人に。"

真摯な気持ちがあれば、誰でもなれるのかもしれません。
自分自身のことですから。
まわりのことはひとまず置いておいて、光を見上げるといいのです。
光を見上げて、これから自分がなにをしたらいいのか、浮かんでくるものに従ってみてはどうでしょうか?

光の使者

2008-05-18 | poem
僕がベッドに横になっていると、鐘の音が聞こえる。
湖のむこうの聖堂からの音。
僕はその音に耳をすましている。

じっと目をつぶっていると、湖の情景が見えてくる。
ひっそりとした水面。岸で休んでいる水鳥たち。
聖堂の鐘はこれが一日のうちの最後の鐘。
ゆっくりと休んで、また明日光の中で活動して下さいという呼びかけ。
明日また朝が来るまでの安らぎの時。

僕は目をつぶったままで、湖の情景を思いながら、夢への旅立ちを待つ。
かたく握った人形は僕の親友。この人形とともに夢の中へ。
静かな雰囲気に誘われるように、僕たちは夢の世界へ。

湖面から夜空へと飛び立っていくわたし。
人形に誘われるように、大きな星々の世界へと。
わたしは人形とともに明るい月の大地へ。そこから星々を見上げるのだ。

ーーこの星たちはどうして輝いているの?
ーー光の使者が照らすからだよ。
横にいる人形が手をかざして言う。
ーーその人はどこにいるの?
ーーこの世界のあらゆるところにいるのさ。そして、僕たちもその存在なんだよ。
ーー僕たちは光を照らせないよ。
ーーそんなことはないよ。心が澄んでいれば輝きがわかってくるはずさ。
ーー僕もあんな星たちを輝かせる存在になれるの?
ーーそうさ、長い時間をかけてね。心を澄ませていかなければならないよ。
ーーあれは太陽。あんなに輝く存在になれるの?
ーーそうだよ。みんな光の使者だから。それに気づかずに、ただ生きている人もいるけどね。
ーーどうすればあんなに光を放てるんだろう?
ーーそれはね、もっと心を澄ましていかないといけないよ。心を澄ませていけば、輝きがわかるし、いずれあんな光を放てる存在になれるんだよ。
ーーそれは僕たちの使命?
ーーそうさ、僕たちのやるべきことなのさ。

月の大地からながめる太陽の光。
それは純粋さにあふれた輝くばかりの強い光。
その光を僕たちは身体中で感じていた。
すると、なにかの拍子にイメージのように浮かんだ光。それは僕の胸の中に宿っている光のようだった。
僕は今からもこの光をおぼえておく。
あの光が僕たちのするべきことだから。
そう、僕たちは光の使者なんだ。

人形のささやくような声が聞こえなくなり、ぼんやりと鐘の音が聞こえはじめる。
世界が変わり、窓から入ってくる朝日が僕の身体をあたたかく照らしはじめていた。

秋の通り

2008-05-16 | poem
冬をむかえる前の枯葉が舞い散る通りのベンチに腰かけて、私がうつむいていると、やさしそうな紳士がやってきて、私の横に座った。
私が気づかないような素振りをしていると、紳士は私の方をむいて。
「そんなに思い詰めて、どうしたのですか? あまり深く考えるのはよくない。なにごともほどほどにしないと・・」
私は紳士の方をむき、なにも言わずにいた。すると、
「あまりそんな顔をしていると、これからの未来まで汚してしまうことになる」
私はまたうつむいた。その人の顔があまりに好意に満ちていたので、なにか気恥ずかしくなったのだ。
「生きていくことは本来明るいものなのです。自分のカタチを実らせていく。それは楽しみにあふれたものなのに・・。それに気づかないで悲しみや淋しさを抱き過ごしている人のなんと多いことか」
私は黙って聞いていました。
ベンチのまわりに風が吹き、枯葉が舞い上がりました。
「あなたにも天からの祝福が与えられているのですよ。そう、あなたにもしあわせの種が与えられているのです。それを胸の中にしまったままで、あなたはそんな顔をするためにここにいるんじゃないんですよ」
紳士は私の方にむいて、やさしくそう言いました。
「あなたの胸の中に思いをむけてごらんなさい。たくさんの喜びや楽しさの種がかくされているから。あなたはそんな種をそのまましまいこんだままで、悲しい思いを友としている。そんな毎日を、あなたの身近な人たちはどう思うだろうか。それとも、この世界を悲しみの世界だとあなた自身が見切ってしまったのだろうか。どちらにしても、そんな世界ではないですよ、この世界は。花や実をつけていく、そんな明るい場所なのですよ」
私はその人の言うことをじっと聞いていた。自分の思考が、そんなやさしいだけのコトバは現実的じゃないと反抗しているにもかかわらず。たた、ひとつ言えることは、この人の言葉によって私の気持ちがとてもあたたかくなったということでした。
「あなたにも祝福が与えられているんですよ。あなたの中には喜びやしあわせの種がしまったままになっているんですよ」
そんな言葉に、私の気持ちはゆるんで、自然に涙が出てきた。
「あなた本来の生き方を探していきましょう。あなたの胸の中の明るい種を育てていきましょう」
紳士の言葉に、私はただうなずいていた。
今までは人寂しい通りとベンチ、そして枯葉が舞っているだけの世界だったのに。
それがやさしい言葉に支えられ、胸の中になにかが宿っているのを感じられ、明るみが身体中に広がっていこうとしているのを、私は素直に受け入れたのです。