欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

自らの区切りをつける前に

2007-05-28 | message
すべてを分かってあげる、なんてことは私にはできません。
でも、もし区切りをつける気持ちでいるなら、それでいい。
すこし私と話しませんか?

押さえきれない気持ちがある時、どうしようもない苦しい立場にいる時、それをすべて分かってあげることは私にはできません。
でも、もし自ら区切りをつけると決めているなら、それでいい。
すこし私とゆっくりと話しませんか?

久しぶりに遠くを見ませんか?
自然を眺めてみませんか?
ふと、感じるもの。寒さでも、冷たさでもいい。
今、あなたが感じるものは何ですか?

すこし気持ちをゆるめてみませんか?
ゆったりと呼吸してみませんか?
今あなたの胸にあるものは、いったい何ですか?

空のかなた、そのむこうにあるものはいったい何でしょうかね?
はてしなく遠くにあるものって、どんなものでしょうかね?
かぎりなく広がっていく、この空間の終わりはいったいどこにあるのでしょうね?

すべてを分かってあげる、なんてことは私にはできません。
でも、私はあなたを分かろうとしています。
あなたのことを気にしています。
あなたが今どんな気持ちでいるのか、それをすべてわかってはあげられないけど、でも、私はあなたのことを気にしています。
これは押しつけではありません。
もちろん励ましでもありません。
ただ、これが私の本当の気持ちですから。
この空の色のように、澄んで広がっていくような心の中で、あなたのことを気にしているのです。

すべてを分かってあげる、なんてことは私にはできません。
でも、もし区切りをつける気持ちでいるなら、それでいい。
ただ、もうすこし私と話をしませんか?

わたしの印

2007-05-26 | poem
空はかぎりなく青いから。その純粋さを心に受け入れてみて。
あたりの空気はとてもすがすがしいから。その清冽さを心になじませて。

そうして、わたしはわたしだけのものになる。
わたしは純粋なわたしへと戻っていく。
あらゆるものに染まらない、ピュアなわたしへと。

わたしはわたしに戻って。しあわせに。
わたしはわたしのままで。喜びとともに。

ほほ笑むわたしは、わたしの心は、花のように明るて楽しくて。
遠くを望むわたしの瞳は、風のように清らかに広がっていく。

そう、わたしはわたし。
わたしはわたしに戻って。わたしの道を。
心はわかっているから。
不安があれば、それはわたしがわたしらしくない印。
わたしの道とは違う、そんな道を歩いているよという心からの警笛。

安らいだ気持ち。おだやかな気持ち。
それはわたしがわたしでいる印。
喜びがわいてくる気持ち。澄みきったいい気持ち。
それはわたしがわたしでいる印。

夜の砂漠を渡る旅人は

2007-05-26 | poem
はてしなく続く砂の世界。
頭上にははてしなく深い夜空と星々。
うねりの続く砂の大地を旅人は淡々と歩き続けている。
自身の目的の地へと。らくだを連れて。冷たい風のむこうへと。

月明かりにひっそりと明るい砂の大地。
なにもないこの世界は感覚を澄ましてみるとあらゆるものが存在している。
旅人にはその砂の世界はどう映っているのだろうか。
はてしなく深い夜空と星々。
そこには今までのことやこれからの未来までも啓示されているのだろうか。
旅人はそんな頭上の世界をどう見上げるのだろうか。
らくだは首をひくくして、旅人の後ろからついてくる。

夜の砂漠を渡っていく旅人。
明日は目指す都へとたどりつけるのだろうか。
淡々と砂の大地を歩き続ける旅人。
冷たい風に身を低くして、なおも歩みを止めない旅人。
明日はどんなことがあるのだろうか。
夜の砂漠を渡っていく旅人。
うねりの続く砂の大地を。はてしなく深い夜空の下を。
冷たい風の方にむかうように。豊かさのある都を目指して。

この世界というものは

2007-05-25 | essay
この世界はいったいどんな場所なのでしょう?
この世界には特有の法則が存在していると思いますか?
もしそうなら、その法則に従って、豊かにしあわせになれないでしょうか?
この世界で、自分という存在はどんな役割を演じるのでしょうか?

もしかするとメジャーな宗教の内容は、そういった法則を解いているのかもしれませんね。
要は自分の捉え方しだいですけど。
すべては自分の考え方によるといってもいいのではないでしょうか。
この世界にせっかく生を受けたのだから、この世界で意義のある時を過ごしていきたいものですね。
惰性にまかせて、日常をズルズルと過ごしていては・・。
もう一度、考えてみませんか?
あなたの本当の生き方を。

人生。このフレーズは私の18番ですかね。
道。これも良く出てきます。
しあわせ。これもよく使っている。

あなたが考えている日常の思考が意味のないものではありません。
目の前の視点も大事。
でも、長い目線、大きな視野を持つということも必要なのではないですかね。
要は考え方だと思うのですが。
そんな二つが重なり合ってこそ、本当の生き方だと私は思うのですが。

心象映像

2007-05-24 | poem
私は夢を見ていたのでしょうか。
あたたかな日ざしの下、木々に囲まれた田をこえて、ある小さな家を訪れたのです。
そこは小じんまりとした作業場みたいなところ。
真ん中に大きな机があり、その上には白く丸いものがたくさん並んでいます。
私がそこに立っていると、ひとりの女性が入ってきました。
お年は召しているものの、とても品のあるおだやかな物腰のご婦人でした。
ご婦人は私にほほ笑みかけると、白い粉の入ったバケツを机の上に置いたのです。
そして、また出ていってしまいました。

私はまだそこにいました。
なぜここにいるのか自分でもよくわかりませんでしたが、この部屋にいると自然と気持ちが落ち着くのです。
大きな机ひとつしかないささやかな作業場。
でも、不思議となつかしい感じがするのでした。
婦人がふたたびバケツを持って入ってきました。
私は婦人からバケツを受け取り、机の上へと置きました。
ご婦人は"ありがとう"と、やさしい声で言ってくれました。
やさしい笑みを浮かべて、前にもってきたバケツを横倒しにしました。
白い粉が机の上に広がりました。
ご婦人はそれから私が置いたバケツの水を白い粉の上にまいて、白い団子のようなものをつくりはじめました。
私はその作業を眺めていました。
しばらく見ていましたが、これなら私にもできると思い、手伝いをかってでました。
婦人は快く受け入れてくれ、二人で白い団子のようなものをつくり続けました。
作業の間、ご婦人は私にいろいろと話しかけてくれました。
そんな時間は私にとってとても楽しいものでした。
ご婦人と話していると、とても正直になれる気がするし、心はすっきりとおだやかになるのでした。
そうして作業を続けていると、ご婦人はある時手をとめて、"お茶にしましょう"と言われました。
"外に手を洗う場所があります"
婦人に言われるままに、私は外に出て、近くにある水場で手を洗っていました。
おだやかな日ざしがおりていて、やわらかな陽光がそこらあたりを包んでいました。
私はそのあたりをしばらく眺めていました。

そこで我に返ったのです。
私は家のソファでうとうととしていたのでした。
思い返してみると、その夢の映像はとても生々しく、今も私の脳裏に残っているのです。
作業場やあたりの雰囲気、ご婦人との会話など、そのひとつひとつを鮮明に思い出すことができるのです。
その夢はとても心地よいものでした。
あのような場所を私は知りもしないのですが、とても懐かしい感じのする場所なのでした。
私はその後も夢のことをたまに思い出し、あのような気分になれるように平静を保つようにしているのです。

癒しの場所

2007-05-23 | poem
しいんとした空間。そこはあなたの心を癒してくれる場所。
なにもないその空間は、あなたの心に冷静さをとり戻させてくれる。
その場所はあなたにとってかけがえのない場所。
その場所であなたはおだやかさをとり戻して、そして、自身の活力をもよみがえらせることができる。

目を閉じて、ゆっくりと考えてみることです。
いろんなことを。これまでの思い出を。
深い息をついて、心の中の明るい思いをゆっくりと見つけていくのです。
しいんとした静かな空間で。ゆっくりと深い息づかいを続けながら。
あなたは自然に安らいできて、体の力がぬけていき、そして、柔軟な気持ちがよみがえってくる。

あなたにとって、その場所はかけがえのない場所。
ここはあなたの本当の気持ちをはっきりと見つめられる場所。
あなたはそこで見つめたものを、これから実践へとうつしていくのです。

あなたはその空間で安らいでいける。
あなたはその空間で自身の指針を見つけられる。
あなたはその空間から、しっかりとこれからの一歩を踏み出せるのです。

しいんとしたなにもない空間。そこに心をさらして。希望を映し出して。
そして、その場所を後にする時、あなたは本当の方向性と活力をだすさえて、歩いていけるのです。

あなたは守られている

2007-05-22 | poem
あなたがもし雨のさなかで、傘もささずにうつむいて歩いていたとしても、あなたを守ってくれる人がかならずいます。
あなたがもし無理難題を前に、絶望と途方にくれていたとしても、あなたを助けてくれる人がいるかならずいます。
あなたは大丈夫なのですから。かならずどこからか助けが訪れます。
それは人の姿をしている時もあれば、頭にふとよぎることもあります。
だから、あなたはこれ以上悲嘆にくれることも、困惑することもないのです。
ただ冷静におだやかに、彼方から来るものを信じ待っていればいいのですから。

悲嘆は悲嘆を呼ぶ。混乱は混乱を呼んでしまいます。
だから、あなたは静かにおだやかに信じ待っていればいいのです。
そのものは確かにかならず訪れるのですから。

あなたがもしそれを信じることができずに、静かにおだやかになれなかったとしても、それは無理もないことです。
でも、今からそれを信じることです。
あなたが現実にばかり目をやりすぎて、狭い世界の虜におちいっていたとしても、それは無理もないことです。
でも、今からそれを認識して、そこより抜け出せることを素直に認めればいいのです。

あなたは守られている。
それを素直に認めればいいのです。
あなたは信じられる。
それを素直に認めればいいのです。

雨はかならずあがる。
あなたのもとには晴れ間が訪れる。
困難は乗り切っていける。
あなたのもとには助け人や知恵がかならずおとずれる。
あなたは守られているのですから。
あとはあなたがそれを素直に認めるだけなのです。

水面のむこうの未来

2007-05-21 | poem
水面のむこうの自分の未来をすくい出そう。
そこには明るい未来が沈んでいるから。
これからに不安をおぼえるのではなく、この水面に手を入れて、明るい未来をすくい出そう。

思考は影響を受けたまま、自由にどこにでも飛んでいく。
どんなものでも感じたままそのままに影響を受けてしまう。
でも、自分はそれをコントロールすることができる。
人間はいろんなものを感じて経験して、自分の感情をコントロールしていく生き物だから。
感情をコントロールしながら、自分の未来を選択することができる。

希望は明るい未来のタネ。
この水面の奥に沈む明るい未来をおぼろげに描き出す幻想。
その幻想を現実のものにしていくために。
自分はこの水面に手を入れて、明るい未来をすくい出す。

このままいろんなものに影響を受けながら、行く方向すらわからない未来を選択するか。
それとも、自分の希望のカタチを現実のものにしていくか。
その選択は自分にまかされているのだから。
自分はこの水面のむこうの明るい未来を、手を入れてすくい出す。
自分の人生だから。自分の選択なのだから。
自分はこの水面のむこうの明るい未来を、手を入れてすくい出す。
それが可能のことなのはわかっているのだから。そのための自分の手なのだから。

次はあなたの番です

2007-05-20 | message
悲しみにうちひしがれている場合ではありません。
次はあなたの番なのですから。
苦しみと戦って、疲弊し倒れ込んでいる場合ではありません。
次はあなたの番なのですから。

あなたがここにあなたという意思を刻み込む時。
あなたがあなたを信じ、行動を起こしていく時なのです。

たとえ雨が降り続き、あなたの身体を濡らし、寒さに凍えていたとしても。
たとえ雪の中に一人、暗くてなにも見えない中で、孤独と絶望を感じていたとしても。
次はあなたの番なのですから。あなたはあなたにできることをこれから行動していけばいいのです。

それができる唯一の時なのですから。
そこから立ち上がり、全身に力をみなぎらせて。
あなたの中にはまだあなたの知らない力が隠されている。
希望という鍵を使って自身を解き放てられる。
今まで見たことないような力があなたの中にはまだ隠れているのですから。

あなたは、あなた自身は、まだ未知なるもの。
あなたはあなたのことをまだ半分もわかってはいない。
そんな自身にあなたは号令を発するのです。
"次は私の番なのよ"って。あなたはあなた自身を鼓舞していくのです。

雨に打たれうちひしがれている姿は、本当のあなたではない。
雪の中にただひとり、たたずんでなすすべもないその姿は、本当のあなたではない。
これまでのことはこれまでのこと。
あなたの番はもう訪れたのだから。
"次は私の番なのよ"って、あなたはあなた自身を鼓舞していくのです。

次はあなたの番なのです。
あなたの本当の勝負の時なのです。
あなたが本当のあなた自身でいられる、かけがえのない時間は訪れたのです。
あなたはこれからをおそれることはありません。
過去を恥ずかしむこともありません。
あなたはただ自身にこう言えばいいのですから。
"次は私の番なのよ"って。
そして、心の中にある希望という鍵を使って、自身の心を解放すればいいのですから。

本当の未来

2007-05-19 | message
私は私として歩きはじめた時、私のことを本当に必要としているなにかに出会うことになる。
これまで感じたこともないような感傷や出来事、人物に遭遇することになる。
そこが私本来の人生のスタートだから。
そこからが私が私であるゆえん、私が私にしか出来ない冒険のはじまりなのである。

その時期がくると、これまでと生活のトーンが変わってくる。
思考や行動のキレが格段に求められてくる。
そうなれば、私は私にしかできないことに遭遇することになる。
それは充実と危機感とのはざまような場所。
そこに怠惰や惰性は存在しない。
そんな時こそ、私は私たるゆえんを示す時。
私にしか出来ない私だけに用意されたミッションを達成していく時なのだ。