欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

あなたのこれからは

2007-03-30 | message
時は過ぎゆくのです。
また新たな時がくるために。
それを決して惜しんでいてはいけません。
それはあなたの道なのだから。
あなたの選んだ道なのだから。

悲しむことはありません。
むしろこの節目を喜ぶべきです。
苦しむこともありません。
むしろ歓迎し、自分のすべてを捧げ待つべきです。

どうしても感情は後ろ髪を引かれるでしょう。
これからのことをどうしても不安に思うでしょう。
しかし、あなたはそんな気分にひたっているヒマなどありません。
あなたにはあなたの道がある。
それはあなたがいつも痛感していることです。
あなたはそれを肝に命じ、素直に受け入れなければなりません。

いろんなことが胸をよぎるでしょう。
あらゆることが次から次へとあなたを過去へといざなうでしょう。
しかし、そこで感傷にひたっているヒマなどありません。
あなたはあなたの用意されている道をただひたすらに歩んでいく。
あなたにはあなたの道がある。
それを肝に命じて、自信をもってこれからを進んでいくべきです。

悲しむことはありません。
惜しむことも、苦しむこともありません。
あなたはあなたの道を歩んでいく。
それに変わりはありません。
ひとときの感傷は忘れ、今という時を大事にして。
あなたはあなたの道を歩んでいく。
そう肝に命じ、振り向くことなく進んでいくべきです。

ヤギは言う

2007-03-28 | essay
"あるものは数えないで、ないものばかりを数えようとするから、心が窮屈になるんだよ。
まず、すべてを無にして、今あるものを数えてみると、自分が実にいろんなものを持っているかってことに気づくはずだよ。
なにかを考えはじめるのはそれからさ。"

夜の海辺

2007-03-28 | poem
そう、あの場所へ戻っていけば、僕たちはもう一度やりなおせる。
僕たちが新たな人生をスタートさせた、あの場所へ。
いろんなことがめまぐるしく起こってきたから。
あらゆることが気持ちの整理がつかないうちにやってきて、それでも僕たちは日々を必死に歩み続けてきたから。
だから、僕たちは本来の生き方を忘れていたんだよ。
あの場所からスタートした頃の気持ちをすっかり忘れて、ただ日々の事に自分たちを合わせてきただけなんだ。
そして、いつのまにか自分たちの行く方向も見失ってしまったんだよ。

だから、もう一度あの場所へ戻ろう。
あの頃には持っていた気持ちをもう一度思い返してみよう。
ふたたびスタートをきるために。僕らは今、あの頃と同じ気持ちをとり戻さなければいけないんだよ。

あの時の深い海の色を憶えているかい?
月が出ていて、青色に輝いている海の中の砂の色を。
そして、躍動に満ちている波の動きを。
僕たちはあそこで見たものをかけがえのない宝にした。
そんなすべてを胸に、僕らはスタートをきったんだ。
僕ら新たな人生はあそこからはじまったんだよ。

だから、もう一度あの場所へ戻ろう。
あの静かな夜の海辺へ。
もう一度あの場所に戻って、月の光のもとで、ふたたびスタートをきろう。
なにも考え直す必要はない。
今までの僕らのままでいいんだ。
そう、あそこにいた僕たちこそ、本来の僕らの姿なんだから。
あの場所にはそんな僕らのすべてが存在したんだから。

もう一度あの場所へ戻って、ふたたびスタートをきろう。
澄み切った青い光を放つ、あの場所へ。
僕らのすべてはあそこからはじまったんだ。
僕たちの人生はあそこからスタートした。
今のなにも変える必要はない。
すべては今のまま、このままでいいんだ。
ただ、あの夜の海辺へと戻って、深い海の色、月あかり、そして、僕らの静かな鼓動を思い出せばいいんだよ。

あなたの人生

2007-03-26 | message
立ち止まってはいけません。
あなたにはあなたの進む道がある。
それを忘れてはいけません。

あなたは自分の人生にもしかすると疑いを持っているのかもしれない。
道に迷い、はるかな自分の旅路を、どこに行けばいいのか戸惑っているのかもしれない。
でも、立ち止まってはいけません。
あなたにはあなたの進む道がある。

迷っていても、それはあなたへの問いかけであるのかもしれないのです。
あなたはあなたの道をしっかりと自覚する必要がある。
自分自身というものをしっかりと把握する必要がある。
そう試されているのかもしれません。

あなたはこれからを恐れる必要はありません。
あなたの行く道に間違いなどないからです。
たとえあなたの行く方向が誤った方に向いていたとしても、それはそれでいつかは導かれ、正しい道へと歩み変えることができる。
それは確かなことなのです。
自分の人生への信頼。信じることでそれは捕えるのことなのです。

あなたがそんなことを心配する必要はないのです。
ただ、自分自身に信頼を寄せればいいのです。
これでいいのかなぁ。このままじゃまずいんじゃないかなぁ。
そういった不安や疑問は、真摯に胸に受け止めても、自分の人生を疑ったりしてはいけません。
あなたは前へ進むべきなのです。
迷いを捨て、すべてを信頼し、遠くの誰かにすべてをゆだねるように、前へ進むべきなのです。
そうすればかならずあなたの答えは見つかる。
数多くある、あなたの人生の果実をあなたは享受することができるのです。
そんな楽しみをひとつひとつかみ締めながら歩んでいくことです。

あなたのこれからには明るみが待っている。
あなたにはあなたのために用意された人生の醍醐味が待っている。
だから、勇気をもって進むのです。
あなたのすばらしい人生を。
この人生はあなたの実りの人生なのですから。

あなたの人生。
それは素晴らしいものなのです。
それを理解し、希望を胸に、これからを力強く歩んでいってほしいのです。

近況として

2007-03-25 | essay
春の天候はどうも変わりすぎる。
しばらく雨が降っていたと思っていたら、今日はすばらしい夕焼けを見ました。
久しぶりにゆっくりとした休日を過ごすことができました。

私はむかし小説を書いていたということもあり、長めの文章を書きたいと最近思っています。
でも、長いと推敲も面倒になるのでいろいろと支障もあるのですが、まぁ機会があれば・・。
話しかけるようなメッセージ性の強いものを書いてみたいと思っています。

※花が家にあるというのはいいですね。
いつもたやさずにあればいいのですが・・。とてもいい気分を味わさせてくれますね。


旅立ちの前

2007-03-25 | poem
私が途方にくれ、立ち止まり、とうとううずくまってしまった時、背中から声が聞こえた。
"そこの人、どうしたかね?"
私が振り返ると、一人の男が立っていた。
"どうしたね? それは何に対する失望かね?"
男は私のかたわらにきて、手をとり、もう片方の手で背中をやさしくさすってくれた。
その人の手はとてもあたたかかった。
"自分でもわからないんです。もうなにが何だかわからなくなった。"
"いろんなものが交錯して、とうとう心が混乱してしまったんだね。でも、もう大丈夫だよ。"
"もう、なにが何なのかよくわからないんです。"
私は地ベタに目をやったまま動けないでいた。

男の人は私の手をとったまま、背中をさすり続けてくれた。
"これを食べるがいい。"
男の人の掌には焦げ茶色の木の実。私はそれを口にいれた。
頭の中がスッとした。そして、鼻に刺激がきて、すこしむせ込んだ。
"どうした? すこしづつ落ち着いて食べなさい。そして、おだやかさをとり戻すがいい。"
"あなたは誰ですか?"私は聞いた。
"私かね。さぁ、誰かな?
ほら、心がすこしずつ落ち着いてきたら話してごらんよ。今、心の中にあることを。
すべてを話してすっきりするといい。"

気持ちがすこしずつ落ち着いてきて、私はようやく心に浮かぶものをまとまりもなく話しはじめた。
こうしてうずくまったイキサツやこれまでの生活のこと、その他いろんなことをそれこそ包み隠さずその人に話した。
男の人は私の話を黙って聞いてくれた。
時折、やさしくうなずき、私の話にずっと真摯に耳を傾けてくれた。

ある時、男はこう言った。
"どうやら君は生きる指針を見失っているようだね。"
"生きる指針?"私はたずねた。
"そう、生きるための指針だよ。
君が今まで思っていた大切だと思うことと本当の真実が一致していなかったということだよ。
だから、思うことと現実がいつまでも一致しないから、君はそのギャップに困惑し、こうしてうなだれてしまったんだよ。"
私はその人の言う意味がよくわからなかった。
"本当の生きる指針を探さなくちゃいけないよ。"男の人はそう言った。
私は黙って聞いていた。
"それは、どうすれば見つかるんでしょう?"
"私にもわからない。
しかし、君はそれを探さなくちゃいけない。"
その人の言うことがあまりにも漠然としていて、しかも突然だったので、私はぼんやりとその人の顔を見上げていた。
"なにか知っていることだけでも教えてはくれませんか?"
"そうだね。"男の人はそう言ってしばらく考えている風だったが、
"持てる者はさらに持ち、持たざる者はさらに失う。
要するに良い循環と悪い循環しかこの世には存在しないってことなんだ。"
"それが生きる指針ですか?"
"そう、成りうるものだ。"
"その他にはなにかありますか?"
"そうだね。しかし、君の生きていく世界だ。自分の頭で考え、なにごとも自分で答えを出していかないといけない。
その他にもいろんなことが考えられる。そうじゃないかい?"
"そうでしょうか。"私はなにか答えを探そうとしてみたが、なにも見つからなかった。
"そういった答えをひとつひとつ探していく。そんな行程を楽しめるようになれば人生しめたものだよ。"
"そんなに気の長い話でいいんでしょうか?"
"君は誰かに人生の期限を決められているのかい? 誰かになにかを求められて、それに追い立てられているのかい?
もし、そうでなければ自分で自分を追い立てているだけなんじゃないかな?"
私はなにも答えることができなかった。
もしかしたらそうなのかもしれない。いや、とても単純なことだが、そういうことになるのだろうか。
自分でなによりも答えを求め、焦り、苦しんでいるのは自分の仕業だということに気づいたのだ。

"生きていくためのあらゆることを見つけていくことだよ。"
男の人は私をそっと起こしてくれて、そう言った。
"これからの旅で、いろんなものを見て、聞いて、行動してみて、なにかを得るといいよ。
それが君の人生の意義になるんだから。答えを求めることに焦っちゃいけない。
世の中には気の長いスタンスで望まなければならないものもあるんだ。
すべてが刹那的な答えに終始するわけじゃない。
それを自分でわかり、自分のペースを乱さないことだよ。"
男の人の言葉はとてもやさしく響いた。

私は歩きはじめた。
男の人に別れを告げ、男の人が与えてくれた生きる指針とやさしさを噛み締めながら。
私はまた旅を続けることにしたのだ。

for myself

2007-03-22 | poem
ぼんやりとした自分はお嫌い?
迷うことが多くて、いつもドジばかり踏んでいる、そんな自分はカワイくない?
泣きながらでも、まだなにかあるとあきらめない、そんな自分にいとおしさを感じない?

自分を受け入れてあげること。
とても大切なことですよ。
自分を信じてあげること。
とても大事なことですよ。
まず自分ありき。
そう思って、なにか支障がありますか?

ちょっとまわりのことばかりに関心がいっていませんか?
自然体ということを忘れてはいませんか?
今、自分というものを見失ってはいませんか?

あなたのことを信じていますよ。
あなたのココロは。あなたの身体は。
あなたの意識があなたのことを知って、すべてが調和の中で明るい方へむかっていくことを。
あなた自身がそれに気づいて行動してくれることを信じていますよ。

あなたのことを待っていますよ。
あなたが自分自身の方に気をむけてくれることを。
今もしっかりとあなたの方をむいて、辛抱強く待っていますよ。

自分を受け入れてあげること。
とても大切なことですよ。
自分を信じてあげること。
とても大事なことですよ。
まず自分ありき。
そう思って、なにか支障がありますか?

空を見上げて

2007-03-21 | poem
心になにかつまっていたら、空を見上げましょう。
心がすっきりと晴れるまで。
遠く青い空をじっと見上げていましょう。

そうすれば、かならず心のひっかかりは消えていきます。
すっきりとした新鮮な空気があなたの胸に訪れます。
明るいことが自然と心の中にあらわれてくるようになるのです。
大地や山に緑が生え育つように、あなたの心の中にもきっと明るい希望が芽生えてくるはずです。

だから、心になにかつまっていたら、静かに空を見上げましょう。
心がすっきりと晴れるまで。
遠く青い空をじっと見上げてみましょう。

自然はあなたが思っている以上に浄化作用をもっているのです。
自然はあなたが思っている以上に癒しの効果をもっているのです。
だから、ゆっくりと空を見上げて、明るく生き生きしたものを心の中に育んでいきましょう。

この森の先には

2007-03-19 | poem
この森の先にはなにがあるのだろう?
この森の先にはどんな風景が広がっているのだろう?
この森には何が待ち構えているのだろうか?

むかし、僕はこの森が怖かった。
木々もうっそうと、濃い霧のただようこの森の先にはとても暗い世界が広がっているように思えてならなかった。
この森に足を踏み入れることなど、とてもじゃないけど考えられなかった。

でも、今はこの森の様子がよくわかる。
この森になにかを語りかければ、この森がどんな森なのかよくわかる。
この森は僕を癒してくれる。
僕をやさしく包んでくれ、明るみの方へと僕を導いてくれる。

そうわかった時から、僕の気持ちはとても落ち着いた。
だから今はこの森が好きでならない。

この森の先には明るみが広がっている。
この森の先には僕の求めているものと、広大な草原が広がっている。
この道の途中で、僕は森にやさしく包まれる。

この森のむこうには僕の新しい人生が待っている。
この森のむこうには僕のなすべきことがたくさんある。
この森はいつでも僕をやさしくむかえてくれる。
そうわかった時から、僕はこの森が好きでならない。
こうして背中を後押してくれる、この森のことが僕は好きでならない。

はじまりの場所

2007-03-17 | poem
迷った時にはここに戻ってきなさい。
苦しい時も悲しい時も、いろんなことがあって道に迷った時にも、ここに戻ってくればいいのです。
ここはあなたの場所なのですから。
あなたがここから歩きはじめた、いわばあなたの原点なのですから。

ここにいてなつかしく感じるのは、あなたの生まれ持ったものがここにはすべて残っているから。
あなたの心が安らぐのは、あなたの性質がいわばこの地と一緒だから。
あなたはここで落ち着きをとり戻して、また歩いていけばいいのです。

あなたにはいつでも戻ってこられる場所がある。
それを心のどこかにとどめておくように。
あなたが自分を見失った時にも、その方向を探る場所がある。
この地を最初にして、あなたはふたたびあなたの進む方向を見誤ることなく進んでいける。
ここにはあなたの生まれ持った性質のすべてが残っているのだから。
ここで安らいで、自分というものをとり戻して、もう一度歩いていけばいいのです。

あなたにはいつでも帰ってこられる場所がある。
それを心のどこかにとどめておくように。
心の故郷、それよりも現実的で癒されるあなたの場所。
あなたの生まれた場所なのだから。
いつでもここに戻ってきて、生気を取り戻して、新たな旅立ちに備えるがいいのです。