欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

なにもない日だけど、ケーキのある日

2006-04-11 | poem
ほら、ケーキを食べるよぅ。
このケーキはね、あのチーちゃんが言ってた、角のケーキ屋さんのだよ。
感じのいいお店だった。とってもおいしそうなケーキがたくさん並んでたよ。
ほらほら、指でつっつかないよ。
ママが来るまで待っていよう。
ケーキを切った後はみんなでジャンケンだな。
勝った人からどれか選んでいこう。
ほらほら、スプーンを配って。
あ~、なんだか長いおあずけ状態だね。
このケーキ、見るからにおいしそうだね。
なんだか幸せな気持ちになるね。
そんなに鼻を近づけたって、なにも匂わないよ。
んっ、でも、甘い匂いがするかぁ。フルーツの匂いかな。
ほら、ママがコーヒーを持ってきたよ。いよいよ食べれるね。
あ~、食べたらどういう味かなぁって、最後にみんな考えてみようよ。

夕暮れ色のしゃぼん玉

2006-04-11 | poem
夕方の空にむけて、女の子がしゃぼん玉を飛ばしている。
たくさんの色あざやかなしゃぼん玉が、夕焼け空に飛んでいく。
大きな玉、小さな玉。色こい玉、色のうすい玉。
しゃぼん玉には女の子の思いがたくさんつまっている。
お父さんへの思い。お母さんへの思い。これからの未来への思い。
そんなたくさんの思いをのせて、女の子のしゃぼん玉は夕暮れ空に飛んでいく。
一つまた一つとはじけて消えるしゃぼん玉。
でもまた、女の子の口もとからはこぼれるほどに新しいしゃぼん玉が生まれてくる。
かわいい女の子のしゃぼん玉。
そんなたくさんのしゃぼん玉が、夕暮れに染まって美しく輝いているよ。