欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

眠りにつく前に

2010-04-26 | message
親のいる人は幸いです。
親を知らない子供たちがいるのですから。
お金を持っている人は幸いです。
なにをしようともお金というものを知らずに悪の道に惹かれていく人たちもいるのですから。
しあわせを知る人は幸いです。
明るみをまだ知らない人もいるのですから。愛を感じずに生きている人たちもいるのですから。

このように上を見てもきりがない。下を見てもこれもきりがない。
なにを言いたいかというと、今ある自分が大切ですということなのです。
今の自分。今の気分はどこに向かおうとしていますか?
これからをひたむきに楽しみながら歩いていける人。
そんな人は明るみを歩いていこうとしている人です。
だれもがそうしたいと思っているのですが、結果的にそんな道筋をたどっていかれない人は多いのです。

心は大きな指針になります。
心の印象を旗印に生きていく人もいます。
物事を理屈や常識で判断しがちです。でも、物事のどこに焦点をあたるかは人それぞれ。それによって答えは大きく変わっていくのです。
分かり合えることなどほんのひと握り。
そんな尺度は実にあいまいなものです。
結果的に心の尺度の方が大きく道を逸れることがないのです。
こんなことは人生に往々にしてあります。

あなたの意思はどこに向いていますか?
目標があるのなら、それに心は賛同していますか?
しあわせに向かい歩いていきたいものです。
愛に根ざし生きていきたいものです。
日ざしに向いて笑みをこぼせる、そんな一日が訪れるといいですね。
明日からの未来に、明るい出来事がひとつでも多く訪れるといいですね。

夜、眠りにつく前にすこし祈りましょう。
口にする言葉は愛に起因するものであれば何でもいいのです。
彼方の明るい、あたたかなものへとあなたの愛を伝えてみましょう。
そして、明日からの日々にその恩恵をいただいていきましょう。

顧みる心

2010-04-26 | prayer
心の深い深いところ。
そこに入ると、あなたの心は灯されています。
そこにいるあなたは、まるで安らぎに満たされたように力が抜け、やわらかな気持ちに。
生まれた時には持っていた感覚。
愛や希望、情熱や安らぎ・・。それらがピュアにカタチで生き続けている場所なのです。
そこにいるということは自らを見つめ直すということ。
灯のあるところでしばらくじっとして、自らの本質を知りましょう。
素直さをもう一度感じられれば、再生の力はあなたの中にみなぎっていくはずです。

生きるとは前に進むことを意味するけれど、日常だけにとらわれていては精神のカタチが育まれていきません。
ある時、自らの心を見失い、疲弊していき、本当の道とは違うところへ迷い込んでいくこともあります。
あなたの真意でなければ心は違和感を残します。
やがて、しあわせや明るみは遠のいてしまいます。

そんな時、自らの灯を前にして、もう一度自分を見つめ直す必要があります。
素直さ、純粋さ、愛や希望。
それらにもう一度受け取り、この世界を歩んでいかねばなりません。
あなたの道はけっして暗い道ではありません。明るい実りのある道なのです。
自らの灯を見つめましょう。自分の本質をしっかりと知るまでは。
いろんなことが頭や心にひっかかっているかもしれない。しかし、それらはいずれ解かれ、離れていきます。
あまりささいなことにわずらわされない静かな心を求め、そして、ゆっくりと自らを知っていきましょう。
すばらしい心の可能性を信じていきましょう。
あなたが明るみを歩んでいかれるように。

あなたの中の悪魔

2010-04-22 | message
人から悪口を言われることがあります。
傷つく言葉をかけられることがあります。
しかし、そこでこう思うことです。
他の誰があなたのことを責めよう貶めようとしているのではない。
あなたの中には知らず知らずに悪魔が住み着いている。
その悪魔にかけられた言葉なのだと。

これは本当のことです。
あなたの中の悪魔がいなくなればそんな出来事はないのです。
激しい悪口。つらいなじり。
そんな時、あなたの心の中にすべてを受け入れてはいけません。
あなたの自信を失ってもなにも良いことはありません。
あなたはあなた自身を見捨てないように。
それらの言葉はあなたの中に住んでいる悪魔にむけられた言葉なのですから。

こういう思いをしたことがあるでしょう。
つらい責め、悲しい出来事の後にちょっとしたうれしい出来事が。
そんな折、今までよりも自分の気持ちがより清くより澄んでいることが。
これは、あなたの中の悪魔が出ていった後のことだからです。

わたしたちは生活する上で知らず知らずに悪魔を受け入れてしまっています。
でも、それはしかたがないことなのです。
なぜなら人は光へむかう途中の存在なのですから。
だから、どんな悪口も罵声も本当のあなたに向けられたものではないことを知りましょう。
あなたの中に巣くう悪魔にむけられたものなのです。
その悪魔があなたの中からいなくなれば、味わいたくない出来事は自然と消えていくのです。

わたしたちはまだ光になりきれない途中の存在です。
だから、あなたはあなた自身を責めることはないのです。
そこでむしろ救いを神に求めて、導いてもらえばいいのです。
本当にそれだけのこと。

悪魔の棲んでいるあなたの心。多少は仕方がないことです。
これから輝いていく存在なのですから。
だから、大事なあなた自身を簡単に傷つけてしまわないように。見捨てないように。
あなたはあなた自身を大切にして、自分を信じていることです。
そして、静かに自身の内なるものへと目をむけて、これからを歩んでいけばいいのです。
導きを求め、導かれた道を歩んでいけばいいのです。

星々の見守り

2010-04-19 | poem
夜空の星々を見上げる時、そのむこうにある明るみを感じられる人は、心に愛を育んでいける人。
わたしたちはいつも愛に満ちた存在でありながら、この世界の環境によりそれらを二の次、三の次にしてしまっていて、くすんだ存在のままでいる。
心の中に愛が留まっていれば、こんなに心強いものはないのです。
愛はつながりですから。その人は孤独を感じることはありません。ひとりにおびえることもないのです。
この世界を見渡しただけでは簡単に愛を見つけることはできません。
真摯に祈りましょう。姿の見えないものへと。
そのはじめが遠い星々であったなら、それは一番の近道になるかもしれません。

星は語りかけてくれるでしょう。
"あなたがこの世界にいる意味を知りなさい"と。
そして、"愛があなたを後押しして、この世界でなすべきことがなされるように"と。
"昼の間も夜の時もいつもあなたに愛は降り注がれている。
それを受け取り、やさしさや力に変えていけるのです"と。
あなたの見上げる夜空に、広がっているおびただしい星々の光。
あなたは感じるはずです。この世界の奥深さを。そして、その威厳を力として受け入れはじめられるでしょう。

おびただしいほどの星々が遠くからあなたのことを見守っている。
そのむこうにあるなにかがあなたに導きを与えてくれるのです。
あなたは勇気を出してこれからを歩んでいける。
あなたは愛に根ざしてこれからを生きていけるのです。

一日のはじまり

2010-04-18 | poem
目が覚めるととてもやさしい鐘の音が聞こえています。
それは朝霧を通って、清冽な響きを残しつつ、わたしの中へと入ってきます。
わたしは寝床から動かずに、目をつぶってその音を感じているのです。
とてもやさしい響きがわたしの心へしみ込んできて、あたたかなものが胸の中に広がっていきます。
鐘の音は大きすぎず、途切れることなく、心地いい響きのままで続いているのです。
朝の清い空気の中で、なににはばまれることなくわたしのもとへと届いてくるのです。

隣の寝床にもう人の気配はありません。
この部屋にもうわたししかいない。
窓のカーテンは開けられていて、肌寒い中にも明るみが感じられます。
寝床のぬくもりの中で、わたしはじっと清い鐘の音に耳を澄ましているのです。
静かに息をして、音の安らぎを全身に広げようとしています。
目をつぶったまま、頭を働かせることなく、時の流れは二の次です。
ただ、響いてくる鐘の音に心をむけています。


朝の明るみ。しいんとした空気。やわらかい鐘の音。
目をつぶって、わたしは自然に手を合わせています。
彼方の愛と一緒にいられる感じ。
とても素直で、自然と喜びがわいてくるのです。
子供の頃には味わっていた感覚。
鐘の音はわたしの耳にまだ届いています。

やがて、ゆっくりと扉の開く音がして、わたしの名前が呼ばれます。
目を開いたわたしの前にやさしい笑顔。
わたしもゆっくりと微笑みます。
まだ朝霧が晴れていないのか、なぜか部屋の中にまでやわらかな日ざしと朝霧の感じが広がっている。
一日のはじまりとしてはとても充足した気持ち。
ふと気づくと鐘の音は聞こえません。でも、わたしの前にいる人がやさしい言葉をかけてくれます。
心の明るみは留まったまま。
静かな朝に、窓の向こうの木々の間から白い鳩が空へ羽ばたいていきました。
わたしにはその光景がはっきり見えたのです。
その鳩がわたしになにかをもたらしにきた。そんな不思議な感覚を残して、鳩は空へと羽ばたいていきました。
わたしの一日はこうしてはじまったのです。

あなたを見守る愛

2010-04-18 | message


こんな小さな星にあなたは生をうけて、なにをしようとしていますか?
この星にある愛をあなたは触れることができていますか?
つらいこともあるでしょう。悲しいこともあるはず。
でも、そんな時には空を見上げることです。その向こうにあるやさしさに気づくことです。
こうして、あなたを見守っている愛がそこには確かにあるのですから。

愛とともに生きていける人に

2010-04-16 | poem
やさしいまなざしがあなたにそそがれている。それをわかっているかのように、あなたの口もとには笑みがこぼれる。
話す言葉も明るく楽しさを誘うものばかり。その雰囲気は一緒にいる人たちにも伝わっていくから。
でも、むかしのあなたはそうではなかった。
厳しいまなざし。人を刺すような言葉。そして、強がりの奥でなにかにおびえる心。
ある出来事があなたを変えていったのです。その出来事が彼方からの祝福であることを今のあなたは知っているでしょうか?

外からの影響であなたの心は良い革新をもたらしたのです。
たしかに自らを変えることに勇気はいったけれど、その変化をおそれる気持ちよりも希望の方がまさっていたから。
あなたは祝福を受けられる人へなっていったのです。
彼方からの愛を受けていける人となっていったのです。

悲しいことがあっても、それを心にしみ込ませず生きていけるように。
苦しくても自分がひとりでないことを知りはじめたから、恐れることがなくなった。
つらいときには愛を求め、切なく心に響くことがあっても心の奥からやさしい響きがくるのを待っている。
愛とともに生きていける人にあなたはなっていったのです。

昼の世界で人との軋轢を感じても、それを心に染み渡らせることがなくなった。
夜の静かな時間に愛をやさしい響きを感じて、それを心に染み渡らせていけるようになっていった。
新たな力を希望を、その心に秘めて、この世界を歩いていけるようになっていったのです。
愛とともに生きていける人に。
あなたの姿をやさしいまなざしが見守っている。それを感じられるようになっていったのです。あの時あの出来事から。

ヒカリは必ずあなたのもとへと

2010-04-12 | poem
昨日、今日、明日といつもの生活は続くけど、その中になにかの光るものが見つかればいいね。
会う人、しなければならないこと・・。毎日はいつものように過ぎていくけど、その中に愛を基調とするものがたくさん見つかればいいね。
いにしえから人はそうして生きてきたんだ。疲れ果て、ただ空を見あげる時にでも。その空のむこうに大きな愛を感じていたんだ。
それは今も昔も変わらない。
強い太陽のヒカリを浴びて、笑いあった友が、ほら今も顔や姿を変えてあなたの隣にいるかもしれない。
なにかを求め輝きの中で生きていた日々が、この胸の奥には魂の記憶として刻まれている。
心はそんな深い中からあなたになにかを語りかけているのかもしれない。

つらく悲しい時には力なく息をはいて眠りつくのもいい。
胸になにかがひっかかり、かきむしられるような痛い衝動を感じている時にも。ヒカリに向いて安らぎを求めていけばいい。
生きているということを、これは貴重なあなたの記憶の一部だから。
どんなに絶望が胸に押し寄せようとも、あなたのすべてを失わせるものではないことを知ってほしい。

あなたのまなざしのむこうに希望のヒカリがあるのなら、それを子供のように追いかけていく情熱を胸の中によみがえらせて。
まだあなたのヒカリを見つけられないのなら、むかう先にヒカリが放たれるように。わたしは祈ります。

生きていられることを。この世界での冒険を、毎日の喧噪に惑わされて、邪険にしないように。
愛があなたを導いてくれるのです。あなたの先にはヒカリがあり、愛の体験が待っています。
だから、迷ったときはともに祈りましょう。はるか空の向こうにおられる大きな愛の存在へと。
ヒカリは必ずあなたのもとへと放たれてくる。これは信頼なのです。
あなたがこの世界へと導かれやってきた、その時からの約束なのですから。

自分に出会える時

2010-04-11 | essay


すべての力をぬいて、ほのかな明かりをたよりにそこにいる。
喧噪の社会は窓をへだてたむこうに。ここにはやすらぎと静けさしか存在しない。
目をつぶって思い出や希望を思い浮かべて。それらを大切にあつかえる心に豊かさが満ちていく。
ああ、これがわたしなのかと、とても魅力的な自分に出会える。

旅の終わりに

2010-04-09 | poem
褐色の道を歩いていくと、そのむこうには海が広がっていました。
ここがこの地の果てになるのかと、なんだか悲しくなりました。
地の果てから地の果てへと歩いてきた訳ではないのですが。
それでもなにかを求めてただ歩いてきたのです。

雨の降る日は家のたもとで静かに空を見上げ。
晴れの日には帽子をとって日ざしとさわやかな風を感じたものです。
ここ(胸)にあるものが何なのか、それをいつも問うていました。
わたしの上にはいつも空が広がっていて。それは朝も昼も夕べも。
夜には月がなにかを語りかけてくれ、星々がわたしを勇気づけてくれたものです。

街を離れ、魅力のある数々のものが遠くになってしまったけれど。
自然の中の清く美しいものたちはいまだにわたしのそばに確かにいてくれました。
人々との出会い。数々のハプニングもこの旅に彩りをそえてくれました。
もうすぐこの地の果てへとたどり着きます。
そこからどこへいくのかはまだ決めていませんが、もうすぐそこの果てにつき、見るものはわたしにとってとても感慨深いものでしょう。

歩きはじめた頃のなにも知らずにただ先を見つめていた自分。
そして、こうして旅の終わりにつこうとしている自分。
いつもわたしには変わりはないのですが、そこにはなにか大きなものがあるのとないのとに分けられるほどの違いがあるように感じます。
それはいつも身近にいる自然のやさしさ、なにか大きなもの、言わば愛というものを感じられるようになった今の感性なのかもしれません。