欅並木をのぼった左手にあるお店

ちいさいけど心ほっこり、French!テイストなお店♪

今、あなたのやさしさを

2007-09-30 | poem
今、ほほ笑んであげないで、あなたはいつほほ笑んであげるのです。
今、やさしい言葉をかけてあげなくて、あなたは今後どこでそんな言葉を使うのです。
今、この時が大切なのです。
そう、今のあなたが大切なのです。

あなたの気持ちは、人の心をふうっとやさしく包んであげられる。
あなたは気づいていないかもしれないけど、あなたの顔には愛あるおだやかさが漂っている。
それをあなたは使わないで、いつ使うというのです。

今のあなたにはとまどいをおぼえるかもしれない。
緊張に飲み込まれないように、力を入れてなにかを守っているのかもしれない。
しかし、あなたのやさしさをあらわしてあげられるのは、今この時なのです。
あなたの顔に、あなたの口に、天使が力を授けてくれたのですから。
あなたは今、ほほ笑むべきです。
あなたは今、やさしい言葉を言うことです。

そうすれば、ここはやさしい空間になります。
あなたから発した愛の波動がこの空間に広がっていくのです。

あなたは今臆病になっているかもしれない。
あなたは今もこの世界を違った風にとらえているかもしれない。
でも、心配はいりません。
あなたは愛に包まれているのですから。
それを知り、この空間へとあなたの愛を広げていくべきです。
まわりの人たちへとあらわしていくべきです。
それはあなたに託された、とても大切な行為。
あなたに託された、貴重な愛ある行動なのです。

自然は大切なものを

2007-09-24 | essay
自然は大切なものを、私に教えてくれる。
わたしにとって、なにが大切で、なにが必要じゃないかを。
ゆっくりとした時間を過ごし、いろんな喧噪から解放された時、本当の視野がひらけてくるものだ。
秋が深くなる高原で、休日、とても静かなひとときを過ごすことができた。
今月はとくに忙しくて、創作すらあまりできなかった月。

静かな中に、虫の声。
風はまだ夏の名残を残しているけれど、でも、秋がやってきていることを感じさせてくれる。
ひっそりと、おだやかなひととき。

こんななかにいると、自分にとって、何が大切で、なにがそうではないのか。
自分にとって、どんな考え方が建設的で健全か。
自然の中で、こうして静かにしていると、いろんなことが見えてくる。聞こえてくる。
これが本当の声なのか。

静かな中で感じられる本当の思い。
ひっそりと喧噪から離れられた休日。
今日はひさしぶりに、本当のわたしに再会した気がする。

私の中の真実

2007-09-23 | poem
私は暗闇の中でも、勇気を失ったりしませんでした。
雨の日。嵐が来た時だって。
その時その時を懸命に生きてきたのです。
約束ごとをかたく信じていたから。
私が私として生まれてきた、その前からの約束ごと。
遠い私のルーツから新たな変化を目指し、生きはじめた時からの約束ごとを。

たとえ私をどんな暗闇が包みこんだとしても、私はけっして動揺することはない。
私は私を信じ、そして、大いなるものの存在を信じているから。
私はいつも平成でいられるのです。
私という気持ちを、いつまでも失わないでいられるのです。
そう、私のもとにはヒカリが差し込んでくる。それをわかっているから。
光の中で生きていく人間であることを私はわかっているから。
影におびえることはないのです。困難にくじけることはないのです。

これは強さではありません。信仰でもありません。
これは私の真実だから。
光の中で生きていくという、疑うことのない、私の真実だから。

誘惑の森

2007-09-20 | poem
そこへ行ってはダメよ。迷い子になってしまうから。
一度迷い込んだら最後、もう帰ってこれないかもしれない場所なんだから。

どうしてあんな場所に惹かれるの?
あなたのなにがあの場所を必要としているの?
もう一度言っておくけど、あそこは後戻りのできない場所なのよ。
一度入り込んだら最後、もう二度と会えなくなるかもしれない場所なんだから。

ねぇ、いい子だから、そばにいて。
私のそばを離れないで。

でも、あなたのまなざしはいつもあの場所へ、あの場所の奥へとむけられている。
どうしてあんな場所を求めてしまうの?
あなたのなにがあそこにはあるっていうの?

ねぇ、いい子だから、ここにいてよ。
なにも言わずに、今は私のそばを離れないでいて。
あとできっと良かったって思う日がくるから。
今求めているものだけじゃない、本物の大きなものに出会える時がかならず来るんだから。

窓のむこうの笑顔

2007-09-17 | poem
窓のむこうからこちらにむかってほほ笑みかけてくれる人。
窓のむこうは華やかであたたかく、こちら側の寒さなど届かないような場所。
冷たさにかたくなった僕の顔をみて、こちらにむかってほほ笑みかけてくれた人。
僕はその人の笑顔にほっと心がなごんだ。
今までの寒さが嘘のように消えた時。
幼かった僕の心に刻みつけられた、あの人の笑顔。

冬空を突き進んでくる冷たい風にも、心うばわれることはなかった。
お腹がすいていることでさえ、嘘のようにまぎらわすことができた。
そんなあの日の、窓のむこうの笑顔。

あの人のような大人になろうと決心した日。
とても寒かった昼さがり。
ちょうどいろんなことがあって、心がかたくなりかけていたのを、あの人は救ってくれたのだ。
窓のむこうのやさしい笑顔。
それがあったから、僕の未来は価値あるものに変わっていけたのだ。

心の声 ~旅のさなかに~

2007-09-16 | poem
そんなところで力尽きるために、お前は歩きはじめたわけではないだろう。
これを成し遂げてみせるって。ひとまわり大きくなって帰ってくるって。
そう言って、あのドアを出て行ったのではないのか。
負けない人間になるために、すこしでも強くなるために、あの晴れた日に家を後にしたのではないのか。

迷った時には空を見上げなさいと言ったはずだ。
悲しい時にも空を見上げなさいと。
昼間には太陽がお前を勇気づけてくれる。
夜には月や星たちがお前をやさしくなぐさめてくれるはずだと。
なのにお前は下を向いたまま、いつまでもそうしているつもりなのか。
そこに何の希望が見出せるのか。
そこに力の源などどこにもないはずだ。

さぁ、立ち上がりなさい。
その顔をまず空へとむけなさい。
お前はそんな顔をするために、旅に出たのではないはずだ。
お前はそんな気持ちを抱くために、今日もこうして歩み続けているのではないはずだ。
さぁ、空を見上げなさい。
そこにある壮大なものに心をゆだねてみなさい。
お前の決意を力に変える術を、もう一度思い出すことだ。
あの凛とした顔で旅立っていった、あの日の気持ちをもう一度思い返してみることだ。

厚い窓のむこう

2007-09-16 | essay
お見舞いに行って、病院の窓から住み慣れた市街を眺めた。
毎日の慌ただしさを感じさせるコンクリートの建物たちがそこには並んでいる。
私のいるこちら側は、なにかが遮断されたような静けさ。
ここで人生の終焉をむかえる人は多いはずだ。
そんな人たちは、この窓からの景色をどう眺めているのだろうか。

そんなことを考えていると、日常が違った方向から眺められるものだ。
いろんな思いが交錯し、自分の希望や他人の要求、あらゆるものが日常渦巻く中で、もし、ここにいることに限りがあるのだとしたら・・。
そんなこと思うと、なにを捨てても、ひとつ残るものがある。
いろんな計画も、自らの希望も、すべてを取り除いた時に残るもの。いや、残していきたいもの。
もし、ここにいることに限りがあるのだとしたら、その場限りでも、笑顔があった方が・・。

遮断された窓のむこうは、今まで人が苦労を重ねてできた建造物たち。
そんな景色を前にして、私が思うこと。
月並みかもしれないけど、すべてに限りがあるのなら、今なにを・・。
結局、やさしさ? 愛情?

この窓から外を眺めている患者さんは、はたしてなにを思うのだろうか。
もしかすると私と同じことを思ったりするのだろうか。

inner-child

2007-09-09 | poem
ほら、もう気づいてあげなよ。
あそこでうずくまっている女の子に。つまらなそうに顔をしかめているあの子の姿に。
さぁ、なにか声をかけてあげなよ。
君が来るのをじっと待っているんだよ。
そんな後ろ姿には見えないかい?

日常の慌ただしさを理由に、なにか大切なものを失いつつあることを、あの子は君に教えてくれているんじゃない?
見はあの姿を見ても、なにも感じないのかい?
君の目はそんなに冷めたものだったかな?
そんな冷たいまなざしで、この世界を眺めてきたのかな?
君が大人になる過程で、なにか大切なものを失いつつあることを、あの子が教えてくれているんじゃない?
そうは思わないかい?
君自身が抱えている問題を、君はいつまでそのままにしているつもりなんだい?


君が日常で支障があると思い違いをしているもの。
君の眉間のシワはどうしたらとれるんだろう?
どうしたら、その心に愛が潤いが戻ってくるんだろう?
そんなモヤモヤが、あの女の子の姿と同じだとは思わないかい?
あの女の子のような姿で、君はずっと悲しんでいながらも、なにもできずにただなにかがあるのをじっと待ってはいないかい?

ほら、そばにいってほほ笑みかけてごらんよ。
なにを言っていいのかわからなくても。
なにも言う必要はないんだよ。
ただ、あの子のそばにいって、にっこりと笑ってごらんよ。
それですべては変わっていくものだから。
君の中にあるモヤモヤを晴らすカギが、実はそこに隠されているんだから。

ほら、あの子が待っているよ。
そばに寄り添ってあげて、なにも言わなくてもいいんだよ。
ただあの子の顔を見つめて、ほほ笑んでごらんよ。
そこには君がこれまで求めて得られずにいたものと同じものがあるんだからさ。

あなたの雰囲気

2007-09-08 | poem
このあたたかな感じは何なのでしょう。
とても落ち着いていて、しかも力がわいてくるような。
自分というものがはっきりとわかってきて、しかも鼓動が強くなっていくような。
この感覚はいったい何なのでしょう。

ふっと肩から力が抜けるようで。
まるで誰かのふところに安らいでいるような。
そんなあたたかくて、落ち着いた感じ。
力の入っている私がとてもはずかしくなるような。
自然と笑みがこぼれてくるような、そんなあたたかい感覚。

あなたからもらえるこの感覚は、いつまでも憶えておきたいと思います。
あなたからもらえるこの感覚を、いつまでもありがたいと思い続けます。
どうか私にもこんな感覚が身に付きますように。
どうか他の人にもこんな感覚が与えられる私になりますように。
そんな不思議で魅力的な感覚。あなたの雰囲気。

オータムに

2007-09-08 | essay
ようやく暑さもすこしはおさまりつつありますね。
風もすこし頬にやさしく流れていくようになった、かな。
街の様子もすこしは秋じみてきましたか。
このまま涼しくなってくれればいいのですが・・。

来年の夏からはいろいろと考えなければいけませんね。
一年中ベストに過ごせる時代は終わってしまったのか。
夏はすこし身体をセーブしてあげないと。
それくらい今の夏は激しすぎる。とてももたないですね。

これからは芸術の秋。
ホンモノを目指してがんばっていきます。
しかし、最近までの暑さは本当にすごかった。
「生き抜く」ってコトバがぴったりの現代砂漠状態でしたね。まったく・・。