実はj.kさんの記事と勝手に連動させて書くつもりだったのですが、後に描き始めたエルリックの方が先にできちゃった。萌え絵は結局案外かくのがむつかしい。
突然、マスコットキャラクターが欲しくなってしまったのです。
当館ならば、それは当然源頼朝だろうということで、頼朝をキャラクター化させた絵を描いてみました。頼朝を女性化してみようということで。頼朝をキャラクター化させるとしたら、まず考えられるのが、「小さくて細い目」、「長い顔」、「分厚いクチビル」、「お洒落なひげ」、「落ち着いた雰囲気」、「陰謀深い」、「女好き」、「弟が嫌い」です。それをイラスト化してみました。
命名、「よりトモ子さん」。
<第一案>
あれ?
思ったより描くのが難しい。念の為言っておきますが、原画はもうちょっと見栄え良く見えますよ。私のスキャナ取り込みが下手なだけです。でも、長いアゴって意外とバランス取るのが難しい。頼朝の顔を長い顔で表現することだけに気をかけていたので、ちょっとむちゃむちゃっぽい感じになっていますね。こりゃいけません。早い段階で、この絵は断念。
<第二案>
もう少しだけ活動的な絵にしたいなと思って描いたのがこれ。
第一案の反省を踏まえて、「長い顔」は捨て去ることにしました。
でも、帽子の形が違ったことを思い出して、ボツにしました。
頼朝がいろいろ動く姿ってのも考えられないですわね。
眼もこれよりも、少しぐらい眠たそうでいい感じがしますけれども。
<第三案>
少しイジワルな表情にしようかな、と思って描いてみました。
どうでしょう。
でも、全然頼朝っぽく見えないので、もう一枚描いてみることに。
結局のところ頼朝っぽさって何なんでしょう。
<第四案>
現在の最終案。
顔の長さは、髪型を少しだけ工夫して錯覚で示すことにしました。
しかし、萌え絵ってむずかしいなあ。なんだか一昔前の美樹本氏のイラストのようです。第一案では「頼朝ってやっぱ巨乳(が好き)かなあ」と思ってそのようにしましたが、どうもバランスを取るのが難しいので、最終案ではこのくらいです。このくらいが個人的に一番良い。(わたしがね)
でも、全体的に全然個性が無い。最早何が頼朝なのか分かりません。
これはキャラクターとして致命的です。
どうしたらいいのか、是非あなたさまの意見を訊きたいです。(←ダレに言っているのか)
もちろん頼朝のキャラクター化を熱烈に考えている御方にですよ。
私の決定案は、これを基底にどんどんますます詰めに詰めて、お絵かき板の場で突き詰めて行こうかと思います。うん、がんばります。
…本多忠勝の顔を8回も描き直した土佐派の絵師の気持ちが、ほんの少しだけ分かった気がしましたわー。
ついでですので、徳川家康もキャラクター化。
これは、いまハヤリのゆるキャラで。
彦根の「ひこにゃん」と対になるような造形になるように工夫しました。いえやす子にゃんはひこにゃんの主君ですからね。
<いえヤス子さん>
いやあ、これは描きやすいなあ。
30分で描けちゃいました。萌え絵がむつかしいのか。
でも、意外と手がかかってますよ。細部を見て下さい。
浜松市で何かキャラクターを募集してくれていたら、すぐにこれで応募するのに。
…って、浜松ではつい先日、赤塚不二夫の「うなぎ犬」を市のキャラとして正式に採用しちゃったんですっけ。…ちっ。そんなできものを、、、、 ウナギはいいが「犬」はどこから来たんだよー。「うなぎタヌキ」にした方がいいよー。
ついでに、
「マサ子さん」と、
「よりマサ子さんと、ヌエ男さん」も、
頑張って描いて、当館のキャラクターとしたいと思います。
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