オセンタルカの太陽帝国

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レゴンギズダ(国土の回復)。

2014年10月13日 15時14分41秒 | 自分について言う


「どうせ貧乏だし、もう買うのやめちゃおうかな」としばらく悩んでいたのですけど、結局新しいデジカメを買ってしまいました。実は、別に無くてもしばらく過ごせることは分かったのです。(私はカメラが無いと出かけない → 金を使わない → しめしめ)。
でも、折り悪く私は新入社員。いろいろな事を手で書いて覚えるより、カメラでパシャパシャとメモをする方が、ラクでよかったのでした。


前のカメラはどうしたのかと言いますと、会社にお泊まりで研修があった日の夜、さんざん酔い濡れて散歩に一人ででかけ、湖の畔の松の木の下で寝てしまい、気がついたら手の中に無かった(笑)

新しく買った機種はフジの「XQ1」。
4店舗ほどを見て回り、めんどくさくなって決めたのはプレ葉ウォーク浜北のk's電機。店頭価格が¥27,800(税抜)だったのが、展示品限りだったからか対応してくれた若いねーちゃんは¥26,000(税込)に負けてくれた。やったね。
上の写真は(本体は不慮の事故で失われたので)前機種の「FinePix F770EXR」の箱と一緒に撮ったXQ1です。(撮ったのはサムソン・タブです)。
ファインピクスと比べXシリーズは上位の機種という位置づけなんですって。F770EXRを買ったのはたしか1年半ぐらい前でしたよね。ファインピクスの現行機種は「F1000EXR」で、それは今19000円ぐらいで、それを買っても全然満足な気もしたんですけど、カタログで見る限りF770EXRとF1000EXRはほとんど性能が変わんない気がして、少し前に「10万円も払って前の機種とほぼ同じ性能のパソコンに買い換えなければならなかった」ことに「とても損をした」(本当は新しいパソコンはとても優秀になっていたのに)という思いを強くしていた私は、ほぼ同じようなファインピクスに買い直す事を避けてしまったのでした。
2万6千円は痛い出費のように思えますけど、私がはじめてデジカメを買ったとき(Windows95の頃だ)すごくチャチかったのに5万円ぐらいでしたからね。それを思えば隔世の感に涙が出ます。全然惜しくはありませんよ。よ。よ。
実はわたくしフジのカメラしか買った事がありませんで、F1000EXRを断念した時点で「フジ以外の新たな世界へ冒険する」という選択肢も無くなかったのですが、実際お店を巡ったらアレですね、結局これまでと同じ会社のを選んでしまいました。(だってカメラってメーカーによって操作方法が全然違うんだもん)。パソコンだったらかつて「NECの物しか買わない自分」がいて、でもいつのまにかそれから脱却したんですけどね。



さっそく試し撮りです。
カメラを買ったのは台風18号が過ぎ去った日(10/6)の昼。
台風一過で清々しい青空ですが、すごい事になっているであろう天龍川を撮りに行ってきました。
うひょう、予想通りすごい。
が、普段の天龍川と見比べないと、写真じゃ何が凄いのかわかりませんね。



天龍川と浜北大橋。
ファインピクスとXシリーズはシリーズが違うのに、操作方法はほとんど同じです。これは楽です。
ファインピクスでよく褒められるのは「青い空がとても綺麗に撮れる」ということですね。ほんととても美しい。



が、高くしたとはいえ所詮コンデジなので、撮れる写真はそんな変わらないです。



ただ、いくつかファインピクスには無かったオマケ機能があって、以前は専用のソフトでいろいろ遊んでいたHDR合成は、カメラが勝手にやってくれるようになりました。でもこういうのは自分で手間暇かけて作るから楽しいんだよなあ。いや、楽しいけど。



(今調べてみたらF1000EXRにも「アドバンスドフィルター機能」はあるそうでした)




ファインピクスのF770EXR以前は、「夕日を撮るのが苦手」という印象があったのですが、今回のこれはそこんところがかなり改善されている気がする。全く手を加えなくてこれですよ。



・・・そんなことなかったか。
どうせ私はフォトショップを使って下ぐらいに(過剰に)しちゃいますから良いんですけども。



加工後。うーーん、実際の目ではこのくらいに見えてますよね。



職場の喫茶店の窓から見える浜名湖。(元画像)



・・・加工後(なにやってんだか)。でも、新しいカメラの画像は加工が容易な気もする。(気のせいか)



翌日、曇天の浜名湖伊目の浜。
くもりの日は普通にのっぺりとしますね。



意外と、夜中が得意になったのか?
この写真は未加工ですが、実眼では月の形がくっきりと見える晩でした。



(少しだけフォトショップで加工)


で、私がカメラで記録する必要を最も感じているのは日々のラーメン画像なんですけど、



2日間の静岡研修というのがあって、たまたまその研修所の目の前に田ぶし静岡店があったので、2日間かけてラーメン研修もしてみました。
田ぶし、懐かしいなあ。伊豆に早く行きたいなあ。



おお、一瞬(気に入らんなあ)と思いましたが、とてもくっきり撮れている。
私が日頃、一眼レフ的なグルメ写真を毛嫌いしている事は浅子さんはご存じでしょうか。写真とは隅から隅まで丹念に撮れているのが至上なのです。わざわざボカすなや。XQ1はぎりぎりコンデジ性能ですが、が、が、これに比べればずっと満足していたF770EXRは単調に過ぎたんですね。(記録ですからそれで良かったんですけど)





が、ちょっと照準あわせに気を遣いすぎかな。(気に入らん)
田ぶしは美味しい。見た目的には「絶対に油っこい」と思うのに、全然そうではない。
魚の香りもとても控えめにしていて、全体的な突出しないバランス取りに全力をかけている。

一日目(10/9)は、本家田ぶしラーメン(730円)+チャーシュー2枚(150円)。
二日目(10/10)は、蔵造り味噌ラーメン(760円)+穂先メンマ(120円)。





うむー、写真じゃよく分からないと思いますけど、私は「本家田ぶしラーメン」よりこの「味噌ラーメン」の方が好きかもしれない。田ぶしの田は魚の田。どうしても魚の香りを本家田ぶしがやっきになって押さえ込もうとしている気が強くするのに対して、味噌はそれから解き放たれて自由にバランスを存分に謳歌して取っている。この味噌ってなんなんですかね。



が、このカメラ。
前を適当にボカせば適当に自分がオサレになってると思ってるのかよ。ぺっぺっ子供かよっ。たとえば俺が構図の片隅に海苔に乗ったネギを入れたいと思ったら、カメラの役割は脇役のそのネギまでくっきりと明晰に記録に残す事なんだよ。ああ気に入らん。お前はメンマだけ撮ってれば良いんじゃないんだよ。

田ぶし静岡店には、素晴らしく接客の気持ちいいお姉さんがいたことが印象に残りました。



駿府城の家康公像。
来年2015年は「家康公400年記念祭」だそうです。
岡崎市と浜松市と静岡市の三都市が共同で大々的にイベントをするんですって。
何の記念かといったら「家康が死んで400年目の記念」なんですけどね。先日完成した浜松城の大手門も、そのためのものだったんですね。
静岡市の駿府城にかける情熱は、浜松市の10倍は行ってる。浜松はこのままじゃ絶対に太刀打ちできないぞ。
(※静岡市も浜松市も「天守閣の再建」を夢の目標に掲げてますが、おそらく両方実現できたら双方遜色ないであろう。でも現在のところ静岡市の方が先を行ってる。現在駿府城は「2億円かけて失われた天守台の調査をしているところ」だそうですがね。天守台の残っている浜松城の方が有利な気もしますが、現在の浜松城の天守台には余分な物がありますからね。)

1週間前に(カメラの無い時期に)別の「静岡観光研修」があったのです。
なんと「仕事」という名目で久能山東照宮や駿府城東御門や焼津魚センターや掛川花鳥園を巡ったのですが、、、、 カメラを再び手にしてしまうと、あのときこそカメラが欲しかった。東御門の中にあった駿府城の天守閣の模型はそれはそれは見事だったので、再び写真を撮りに訪れたい物ですね。(今日の静岡研修は両日とも解放されたのが駿府城の閉門時間の後でした)



新しいカメラの最大の欠点はズーム。
前機種F770EXRは「20倍ズーム」で、それなりに活用していたものの、XQ1が「4倍ズーム」と聞いて、「正直20倍でも持てあましていたし、4倍もあれば全然いいんじゃない?」と思ってそっちを購入してしまったのですが、買ってみたらば「4倍しかできない」って思いっきり不便だ。まあ、対象が十分にはっきり写るように充分に近づけば良いだけの話なんですけどね。意外と歩き寄らねばならないので、思ったより疲れる。買った後で言うのも何ですが、やっぱり15倍ぐらいあったらよかったナ。



静岡駅前の家康公像。



竹千代君像。
うしろを見たら「400年記念のために建てた」と書かれてありました。(作られたばかりか?)
せっかくならネタ的にしょんべん小僧にすればよかったのに。(※竹千代君には駿府今川館で立ちしょうべんエピソードがある)
併せて浜松にもフンコロガシ像を作れば見事だったのにね。(小学生的発想)



せっかく出張に行ったので、せっかくなので行きたかったお店にも行ってみました。
居酒屋の「天狗」は日本全国どこにもありますから、敢えて浜松駅前店。
といってもわたし、このお店、10年ぐらい前に誰かと来た事がありますね。誰とだっけ。居酒屋チェーンというのもとても息が長く続く業界ですよね。



お通しはコレ。写真だとポテトサラダに見えると思いますが、なんか違ったと思う。(もう覚えてない)。おそらく「天狗の麦飯」みたいな何かだと思います。(違うと思う)



「旬鮮酒場」を名乗っているので最初は、メニューに大々的に歌われている「サンマ」を注文しようとしたのですが、「サンマはもう終わってしまった」と言われた。残念。なので「肉豆腐」(390円)を注文。肉豆腐は「天狗の名物」なんですって。「創業以来の味」なんですって。
「名水豆腐 できたてのおいしさをどうぞ」「毎日店仕込みでお造りしております」「富士山麓の伏流水を使用しております」って書いてあるんですけど、豆腐を店で作っているなんてことはないよな。(そんなところにコストをかけないよな)。こういう紛らわしい表示は排除すべきだと思う。豆腐好きはふらふらと惑わされてしまうと思う。(※本当に毎日店で天狗たちが豆腐を作ってるという事でした)



パリパリ塩キャベツ(290円)
多いわっ。何人分だろう。(私の行きつけの店では一人分単位で出る)



霧島山麓特大椎茸ステーキ(390円)。
おお、こういうのを家で作ってみたいんですけどね。凄く美味しかったです。



こういう風に写真を撮れば良いのか?



生マグロの串カツ(210円×2本)。旨い。



こうか?



秘伝タレやみつき水餃子(390円)。
だから多いって。(・・・残しました)



ジンジャーハイボール(380円)には何故かかき混ぜ棒が付いてきます。檸檬も入っていた。



ねぎま(120円)×2本ととり皮(120円)×2本。
なかなか。行きつけの備長扇屋の「これでもか、まいったか」というくらい塩胡椒をかけまくる焼き鳥にくらべるとたいぶん味が薄い。
カウンターの一人席の目の前は焼き場で、(電熱線でしょうが)目の前でいろんなものを焼いているのを見ながらチビチビやるのはとても楽しいのでした。





【天狗オリジナル】スーパープレミアム生ビール 焙煎麦芽ビア・ブラウン(480円)
小さな醸造所で作りました。天狗のお店でしか飲めない高品質でちょっぴりリッチな贅沢ビールです。
残念ながらどこの醸造所で作ったかは書いてない。
愛飲しているよなよなエールよりはクセがない。旨い。こういうビール好き。
このお店ではサッポロ黒ラベルの中ジョッキも480円なんですよね。どこをもってリッチなのか。ジョッキが小さいのかな。



月の桂 にごり酒(発泡活性本醸造)(490円)。



これはかなり好みだった。

ここで私のお腹は降伏を宣言し、お会計は4700円ぐらいでした。(安い)。今月は外飲みはこれ一回だけでしたけど、まだ一文無しから再就職して3ヶ月目ですもんね。まだ一文無しにほぼ近い状態です。(パソコンとか掃除機とかデジカメとか買ったからだ)。財政の再建には半年ぐらいは見なければならないでしょうね。頑張って気賀で居酒屋巡りをしてみたいですね。

結局、天狗は何が天狗なのかはよく分かりませんでした。
ググっても天狗の店名の由来を説明している頁はありませんね。わずかに2ちゃんねるで「お客様に天狗になってもらいたい、という意味らしい」と書いている人があるくらいです。創業は1969年。創業名は「天狗チェーン株式会社」、1977年に「株式会社テンアライド」に改称だそうです。「テン・アライド」とは「天狗同盟」という意味でしょうね。
料理には「天狗メニュー」はありませんでしたけど、飲料に「天狗オリジナル」が目立ったのが目を引いた。天狗とは、酒好きの謂だからな。



さっき飲んだ「ジンジャーハイボール」はこの天狗ウィスキーだったのかな。
高い杉のこずえで天狗がグラス片手にしてそうだ。



もちろん天狗はワインも好き。天然の天狗も山葡萄や甲州ブドウで普通に果実酒を仕込んで天然に降臨しています。



飫肥杉。いい名前ですね。(飲んでみるべきだった)



天狗が珈琲・・・、飲むのか?




薄暗いところの撮影練習。



舘山寺の御本尊、福一満願虚空蔵菩薩。



舘山寺の穴大師。
フラッシュに頼らずに暗い所がここまで撮れるのは大した物だ。
実を言いますと、このカメラは店頭展示品だったからか「フラッシュ発光禁止」に設定されてまして、いくらやってもその設定をどう解除するのか分かんない。普通考えてそんなに難しい操作のはずがありませんよね。(説明書読んでないから)



舘山の山の中は石仏がいっぱい。
朽ちた石のザラザラ感はそれなり。



館山の役行者像。
質感の違う石の色合いをちゃんと撮り分けてますよね。



舘山寺の奥の院。何を祀っているのかは不明。おそらく江戸時代に愛宕神社(ヒノカグツチノオオカミ)が祀られていた場所です。



最後に、こまいものの撮影集。



モデルは、リボルテックタケヤの十一面観音様です。
数年前のファインピクスと比べると、ずいぶん近接撮影が得意になりました。
ただ、



ピント合わせが絶妙すぎて、これくらいの画像でもわざわざボカされるところが出てくる。
そんなところをボカす必要は、無いんじゃありませんか?



たとえばこの写真、結構構図に工夫して撮ったんですけど、
ピンポイントに観音様の顔だけに焦点を合わせてくれるせいで、せっかく苦労した観音様のおもしろいポーズや、足下の広目天の悔しそうな表情などがすべてパー。
この「勝手にぼかす」というのはこのカメラの大きな欠点では無いのか。F770EXRだったら、顔がいくつかあったら瞬時に判断して一つの画面ですべての顔にフォーカスを合わせる、というのを普通にやってくれたのに、このカメラはピントはあくまでひとつらしい。むむむ。



顔を近くに並べてみればそうでもないらしいんですけどね。
十一面観音様と広目天は仲が悪そうだ。



持国天相手にだったら観音様は一歩も引かないぞ。



とはいえ、少しでも差をつけたらそうはいかなくなるらしくて、小刻みにどっちを主役にするかをカメラの判断で決めてる。



こりゃ、大勢写さねばならない場面になったらどうするんだろうね、と思いましたが、



カメラを見ていると「顔の判断」は複雑な計算をしているらしいんですな。
上の写真の一部を切り取ったところ。



こりゃ、扱うのが難しいです。困った。
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