オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

ウイグル無頼。

2010年01月26日 09時54分50秒 | ラーメン

 
浜松市板屋町にて。「宇都宮にあった餃子像に似てるなー」と思って撮ったのですが、写真にしちゃうとそんなに似てないですね。残念。

私はそんなに食べる方ではないのですが、この一ヶ月でさすがに腹回りが見事なオッサンになってきました。ぷっくり。1年前はあんなに痩せたのにこの劇的変化は凄い。ラーメンて偉大だなあ

 

1月20 松福のカップ麺(セブンイレブン)

今回は番外編。
たまたま近くのセブンイレブンに行ったら、松福のカップ麺を見つけて狂喜した。
沼津港にある松福は、わたくしが「伊豆で一番好きなラーメン屋トップ3」の一本に入れるお店ですが、ちょっと前にそのカップ麺が静岡県東部を中心に発売された、という話は聞いていました。でもここは浜松市だしなー。松福の知名度は限りなくゼロに近いです。まさか浜松でも売ってくれるとは。電子レンジで温めるタイプのカップ麺です。

見て! 見て!
この硬そうなやや青い生キャベツ!
浜松のお友だちも、これを食べて家系のスープの生キャベツの組み合わせの無限の可能性に気づいてくださるととても嬉しいんですけど。
キャベツ、うまそう、じゅるり。

だがしかし、そんな私の心のワクワクは、一口たべてドーーンと落ち込みました。
こんなの松福じゃねえやい。
まずもって麺の食感が全く違う。おとうさんのばか!
いまでも売られているセブンイレブンの六角家のカップ麺の麺は完璧に近いので、これには落胆を禁じ得ません。
・・・ううう、伊豆に行きたいよう。

それはそうと、こういうカップ麺ってどういう作戦のもとに展開されるんでしょうねえ。
こんな日記を日々書いている私が言うのもなんですが、私は自分が食べに行けない地域のラーメン情報には全く興味関心がありません。旅行に行って「その土地で一番有名なラーメンを食べてみようかな」と思って情報を検索することはあっても、その関心の度合いは浜松における情熱よりも格段に弱いです。だって東京で美味しいラーメンを仮に体験できたとしても、そのお店に行く事は二度と無いんだろうからな。浜松はラーメン不毛の地ですが、それでも浜松ラーメン情報を漁る時間の方が格段に燃える。気に入っても気に入らなくても何度でも再確認できるから。
カップ麺はどうなんでしょう。コンビニに行くとたくさん有名店のラーメンが並んでいますが、ほとんど私がそれを買う事はない。どうせカップ麺とお店の麺はかなり違う、ということが分かっているということもありますが、やっぱり「行けない店には興味がない」ということが大きいと思います。稀に高いカップ麺を手に取る事もありますが、それは私の場合、食べに行った事のある店のがほとんどです。味の再確認というよりも、恐い物見たさの気持ちが大きくて。あの伊駄天のカップ麺ですら私にはイマイチでした。
松福のカップ麺が静岡県東部で発売された、というニュースを聞いた時は私は首をかしげました。松福は現在伊豆に3店舗あり、沼津港の本店と東椎路(富士市に近い沼津)と伊東と。松福のうまいラーメンを食べたいんなら店に食べに行けばいいじゃん。夜遅くまでやってるんだし。店まで行くのはめんどくさい、と考える人もたしかにいるんだけど、こういう地域ラーメンを好んで買う人って、そのお店が好きなひとだけでしょ? 先述したように知名度のほとんど無いであろう浜松で発売するというのも首をかしげたくなることだし。
だが、これまで私が一番感激したセブンイレブンの六角家のカップ麺も、近所に蔵前家(@六角家の弟子店で六角家の味を忠実に再現している)が出来てからは全く買わなくなったわたくしからしてみては、「そんなカップ麺の発売事情」になんか興味が湧いてきてしまったのでした。
おそらく、この松福のカップ麺は浜名湖を越えた愛知県では登場しないでしょう。あたりまえ、浜松で知名度は無いといっても「静岡のベストラーメン」とかそういう情報誌は県単位で発売されてますから。だが、そういえば浜松でも「ラーメン横綱」のカップ麺は売ってましたな。横綱は京都発祥のラーメンですが、わたくしにとっては名古屋のラーメンです。愛知には横綱はうようよありますから。(静岡県には一店舗もありません)。浜松でこれを買う人は、出張か何かで名古屋によく行く人じゃないかしら。ミニストップ(だったかしら)の横綱のカップ麺の東限はどこ?

1月17 荻窪ラーメン十八番(和田町)

天竜川駅の周辺も著名なお店が固まる地帯ですが、なかなかそこまで赴く機会がありません。今日は意を決して行ってみました。十八番ラーメン、840円。

店内はそんなに広くなく、夜7時ぐらいに行ったのですが、満席でしばらく待ちました。
カウンターに座ると厨房はとても見通しが良く、かなり静かに動き回る厨房内の様子をじっくり眺めていることができました。

ラーメンはかなりニンニクとその他の香りが高かったのですが、見た目ほど脂っこくはない。むしろアッサリ。写真に撮ろうとすると、天井の灯りを反射してしまってかなりテラテラと撮りづらかったのですが、本日3杯目のラーメンなのにかかわらず、苦もなくするするとお腹の中に収まっていきました。強くもなく、緩くもなく、きっと絶妙な味付けだったんだろうなあ。ごちそうさま。

1月17 博多志どう(べんがら横丁)

たまにはべんがらにも行ってみなければと。
本当は以前一度だけ行っておいしかった久留米ラーメンの「満洲屋が一番」を食べるつもりだったんですが、前を通ったらなぜだかこっちのお店の方に入ってしまった。(その理由は満洲屋の方は若い女性が呼び込みをやっていて数組の客が入っていたのに対して、こっちは若いスラリとしたにーちゃんの呼び込みで、客はひとりもいなかったから。私は天の邪鬼です)

ここには以前、博多ラーメンの一幸舎が入ってたんだけど、それがしばらく前に撤退してその後また同じく博多ラーメンの店が入った。聞いたところによるとこのお店は熊本にあるお店だそうだけど、一幸舎とよく似た感じの、よりアッサリとさせた博多ラーメンだというので、博多ラーメンでもこってり方が好きなわたくしは「行く必要は無いかな」と考えてしまい、訪れた事がなかったのでした。

で、メニューを見て私が心を惹かれたのは、浜松店だけの特別メニューだという「遠州ラーメン」(850円)というメニューがあった事です。なんでも魚粉を使い、海の香りの強い魚豚骨ラーメンにしているとのこと。そんな博多ラーメンあるかいっ
「遠州味玉ラーメン」(950円)にして注文。

出てきて、さすがに魚の香りが強いのですが、右下に小さな海苔の上にこんもり盛ってあるのが魚粉です。これを少しずつ溶かしながら喰えということですね。そして綺麗で美味しそうな春菊。じゅるり。まず、混ぜずにスープを飲んでみると、う? かなりライトですが好みの味です。ビックリしたのは麺の太さで、こんな麺の博多ラーメンねーよっ
もちろん本メニューの博多ラーメンの方はポキポキ極細麺なのでしょうが、あえて「遠州ラーメン」にこのモチモチ極太麺を持ってきた事が面白いし、嬉しい。浜松ではまだまだ細い麺の方が主流なんですよ。

ともかくこんな型破りはすべて、この私にはとても好ましいものに感じました。
うまいっ。
こんなうまいお店を知らなかったなんて。
魚粉なんてそんなに珍しいものじゃないんでしょうけど、こんなに劇的に美味しくなるんならすべての料理に魚粉をつければいいんじゃねぇの? 数年前まで私は魚粉の多いラーメンて嫌いだったんですけどねえ。
いま一生懸命熊本の方の志どうの情報を探してみて、好感度ますますアップです。
熊本でも博多のスープに塩だれを増してみるとかやってるみたいですね。うまそう。

1月17 山岡家(有玉店)

一応食べ比べてみるために山岡家にも行ってみる。
実は前回食べた時に、かなりの油にやられてしまって、そのときの体験がトラウマになってしまって、それ以来1ヶ月半も山岡家に足が向いてなかったのです。
だがしかし、あれは何かの間違いだったと。それを証明しとかなくてはと思っていました。
山岡家は24時間営業のお店ですが、時間が違えば味が違うのかということを確かめたくもありました。前回行ったのは仕事帰りの夜10時で、今回は仕事に行く前の午前11時頃。どうでしょう? お店は濃度や油の量とか変えてくれるのか。いえ、わたくしは凶悪でないくらいの「ふつう」でいいんですが。

・・・と意気込んで行ったのにかかわらず、券売機の前でつまづいた。
「そういえばお店一押しの醤油ネギラーメン(690円)って食べたこと無かったな」って。
「白髪ネギとゴマ油だれの競演」という文句に負けた。

うをぅ、いい香り。ごま油って凄いな。ネギ油ともいえないようなゴマ油。
だがここで私は失敗に気づきました。
ごま油の香りが強すぎて、本来のあの臭いスープの匂いが覆い隠されてしまっている。あの強烈な匂いの嗅げない山岡家は、たとえ同じ味だとしても魅惑は半減する、という事は以前別の機会に実感した事があります。

見てくださいこの表面。
前回ほどではないけど、かなり分厚い透明の油がスープの表面を覆っている事が分かるでしょう? この豚油の地層が山岡家の最大の特徴なのですが、この日は(こんな見た目なのに)スープとの交わり具合は最高で、口当たりも強く、(やっぱり前回のは不幸な間違いだったのだ)ということを確認する事ができた。でも、香りが!
ゴマ邪魔。
あの匂いを嗅ぎたくない人だけネギラーメンを食べればいいでしょう。
私は御免だ。(おいしくはあるんだけれど)

一方で、やっぱりこの麺も山岡家だけの至宝なんだな。
とても太くて丸くて硬くて強いことによる噛みごたえ。麺を噛む時の独特の香り。

なお、朝食べる山岡家はやっぱり重くて、その日の仕事に若干の支障ができました(笑)

1月16 三九(鍛冶町店)

山岡家好きを名乗っているわたくしですが、これまで、浜松での山岡家好きには有名な「三太」やそれから派生した「三九」には行った事がありませんでした。行った事のない理由は、「場所が分からなかったから」です。
簡単に説明致しますと、現在浜松には3店舗の山岡家があるのですが、その最初の有玉店が出店する遙か昔から、「山岡家と同じ味のラーメンがある」として有名なのが三太だったそうです。浜松県人にとって山岡家はソウルフードですから。それから三九が誕生したのはたしか去年の後半でしたよね。
だがしかし、冷静に考えて、チェーン店でもないのにあの悪魔的な山岡家の味を簡単に出せるはずがないじゃん。「これは実際に食べ比べてみなければ」、、、とは思った事無かったんだな。だってうちからは山岡家の有玉店が近いもん。

で、たまたまザザシティの前を歩いていたら大通り沿いに三九発見。鍛冶町店は幸町に続く2店舗目だそうで。凄いね。入ってみるとおっちゃんが一人でラーメン作ってた。

チャーシューメン(850円)を注文。

・・・・・うををーーーん、山岡家と全然ちがーーう。
だましたなー!
私にはかなりあっさりと、味薄めに感じました。
こんな写真だけど油も控えめ。

1月16 錦華楼(千歳町本店)

今日は浜松の中心部へ。
浜松のラーメンを語る時に必ず名前の出てくるお店。浜松都心に何軒かの店舗があるみたいだ。情報を読むと、みんな「学生時代に~」とか思い出を語ってる。わたくしは旧浜松市外の育ちなのでそんな学生時代は送ってこなかったので、この店のことは知らなかった。
・・・・けど店内に入ってみて気づいたんだけど、この店、私、来た事あるぞ。このカウンターには見覚えある。おそらく学生時代に。ただこんなに外見がケバケバしくなかったと思うが、この店が店内の能書き通りに歴史が古いとしたら、私にとっても学生時代の思い出のお店だったのでした。もちろん学生の頃は私はラーメン狂ではありませんでしたけど。

お店の一押しは「ごま味噌ラーメン」(750円)だそうですけど、入口に券売機があってそこでズラっと並ぶメニューの中で私がポチっと押してしまったのは「浜名湖ラーメン」(700円)。そうだよね、私だったらこれを選ぶに決まってる。ハマナコばんざい。(かつての15年前の学生の私は何を選んだんだろ?) お店の中には戦後間もない頃がんばった3匹の豚の物語が張り紙で貼ってあって、ついつい読み惚れてしまう。

で、この浜名湖ラーメン、何が浜名湖なのかといいますと、

丼一面を覆い隠す巨大な一枚海苔なのでした。海苔好きな私は狂喜。
まあ、食べる視点ではこの海苔は非常にジャマでして、この海苔を取り除けてみますと、

ごく普通の中華屋のアッサリな油なスープのラーメンだったのでした。
ラーメンて名前が付いていても細狭な私はこんな中華っぽいのはラーメンとは認めませんからね。
ま、仕事の合間にささっと食べる食物としてはいいかとは思う。
チャーシューは異様に美味しかった。ごめんなさい、非道い悪口は言いましたが、このおひしいチャーシューを食べる為にまた来たいです

1月14 ニューラーメンショップおおもり(根洗町)

4度目の来寇。
このお店一押しだというネギチャーシューメン(900円)に半熟味付けたまご(100円)をトッピングしている。
この日も何を思ったか、もう覚えてないなあ。
そんなに悪い感想じゃなかったと記憶している。写真を見ると麺はとても好みそうなぷりぷりだし、逆にチャーシューが美味しそうな写真じゃないけど、とても念の入った味付けでわたくし好み。スープは豚骨醤油だけど、とことんそのくどさを消し去る事に注意を払ってるんですよね。

・・・・すんません、私の言いたかった事はもっと違う事だったような気もする。また出直します。

コメント (2)
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