読書感想文。

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「さくらの丘で」を読んで。

2010-11-01 19:53:11 | 作家さん/さ行
小路幸也さんの「さくらの丘で」を読了しました。

隠されていた「秘密」が悲しかったですが、満足度は75%です。

「贅沢さえしなきゃ、このまま死ぬまでふらふらしていられる。そしてそれは小さい頃からの楓さんの夢だったそうです。/「何もしないで、ただ、生きていたい」/一見、理想的な暮らしのようにも思えるけど、父に、つまり楓さんの兄に言わせると、男としてそれほどだらしなくも辛い人生はないと言います。/「人間は、何かをするために生まれて生きていく動物だ」/そう言いました。何かがなければ生きていけないはずだと。」

生きていた意味は、死ぬ時までには分かっていて欲しいです。
こんなことを考えても答えは出ないので諦めていますが、とりあえず究極の親不孝である「親より先に死なない」が目標です。
可愛い盛りの甥っ子・姪っ子の成長を見守りたい気持ちはそれなりにありますが、その存在が「生きる糧」になるかと考えると足りない気がします。

昨日は録画していた「同じ月を見ている」を観ました。

窪塚洋介さんのファンではなかったのですが、演技も上手いし少し見とれてしまいました。
黒木メイサさんはちょっと初々しさがあるな・・・と思っていたら、17歳くらいの頃の作品のようです。
顔が大人っぽいので全然年齢が分かりません(汗)

映画のストーリー自体は、未読の私でも原作を端折りすぎているような気がしました。
あともう少しなぁ・・・という感じがしました。

それでは、また。


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