ほしおさなえさんの「恩寵」を読了しました。
主人公が羨ましく思えて、満足度は80%です。
「生きる場所はどこでもいいわけじゃない。人間はそれほど器用じゃない。だから、ほんとは、そういう場所を探すことに真剣になるべきなんだ。それ以外の場所で努力するのは、はっきり言って時間のムダ」
今自分がいる場所は重要じゃない気もしますが、他に行ける場所がないような感じもしています。
何年もそんな状態を続けてしまうと、自分で自分をだまして誤魔化してることを忘れそうになります・・・。
「彼女を見て、この年になれば、人間、もうほとんどのことが決まってるんだな、って思ったんです。/若いうちは可能性は無限とか言われるけど、それは嘘。できることは限られてる。だからもっとも得意なところで勝負しないと、結局勝てない」
誰でも1つはとりえがあるはずとは言いますが、私はどれも半端な気がします。
昔は自分でも嫌になるくらい記憶力が良かったのですが、年齢を重ねるにつれそれも揺らいで来ました・・・。
平凡に普通に生きて行くことを10代の頃は馬鹿にしていましたが、今ではそれにすごく憧れます。
それでは、また。
主人公が羨ましく思えて、満足度は80%です。
「生きる場所はどこでもいいわけじゃない。人間はそれほど器用じゃない。だから、ほんとは、そういう場所を探すことに真剣になるべきなんだ。それ以外の場所で努力するのは、はっきり言って時間のムダ」
今自分がいる場所は重要じゃない気もしますが、他に行ける場所がないような感じもしています。
何年もそんな状態を続けてしまうと、自分で自分をだまして誤魔化してることを忘れそうになります・・・。
「彼女を見て、この年になれば、人間、もうほとんどのことが決まってるんだな、って思ったんです。/若いうちは可能性は無限とか言われるけど、それは嘘。できることは限られてる。だからもっとも得意なところで勝負しないと、結局勝てない」
誰でも1つはとりえがあるはずとは言いますが、私はどれも半端な気がします。
昔は自分でも嫌になるくらい記憶力が良かったのですが、年齢を重ねるにつれそれも揺らいで来ました・・・。
平凡に普通に生きて行くことを10代の頃は馬鹿にしていましたが、今ではそれにすごく憧れます。
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