読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「厭な小説」を読んで。

2009-11-17 12:22:44 | 作家さん/か行
京極夏彦さんの「厭な小説」を読了しました。

確かに厭な気分になる短編集でした。
正常なはずの人が異常になっていくような様が恐く感じました。
満足度は70%です。

今朝の出来事は無事(?)に解決しました。

管理会社に連絡がとれ聞いたところ、実はそのことを既に把握していたようです。

あの2人はどうやら元は近所の住人だったそうです。
ところがアパートを追い出され、宿無し状態だそうで・・・。
今まで私は遭遇していませんでしたが、何度かビルに入り込んでいたそうです。

もちろん管理会社は警察に相談しているらしいのですが、解決には至ってないそうです。

出社した上司に経緯を話したら、上司経由できつめにクレームを出してくれることになりました。
上司に言われたのですが、確かにこれから寒くなるので、暖をとるために火でも出されたら恐い・・・と。

結論は今までフリーだったビルのエントランスの施錠をすることになりました。
他のテナントも入っているので難しいかもしれませんが、深夜から早朝にかけての施錠を徹底する、と。

どうなるか分かりませんが、とりあえず一安心です。

それでは、また。

「流星さがし」を読んで。

2009-11-17 08:26:07 | 作家さん/さ行
柴田よしきさんの「流星さがし」を読了しました。

今作にはあまり感情移入も出来なくて、満足度は70%です。

今朝は気持ち悪いことがありました。

いつものように始業1時間前に会社が入っているビルに着くと、異様な光景が目に入りました。
ビルの出入り口が手動式のガラス扉になっているのですが、その扉向こうのエレベーターホール前に荷物が大量に置いてあるのです。

邪魔くさいなと思いつつも扉を開けようとしたら・・・、開きませんでした。
良く見るとガラス扉の取っ手部分を紐できつく結び、開かない様になっていたのです。

こんなこと今まで無かったので軽くパニックです。
その上大量に見えた荷物は・・・人間2人でした!!
どうやら大量のチラシを敷き詰め、その上に着込んで寝転がっていたためか一見分かりませんでした。

ビビリながらも扉を大きめにノックしても起きず、段々怒りがこみあげてきて大声をかけました。

するとようやく1人が起き出して来て、扉の拘束を解き始めました。
自分たちでやっただろうに、拘束がキツイらしくてこずってました。

他の1人も起き出してきましたが、1人は50代、もう1人は60代らしき女性でした。

ホームレスではないみたいでしたが、こちらが何を問いかけても無言でした。
「何をしているのか」「ここの人(ビルの関係者)ではないですよね」と聞いてもぼーっとしたまま答えてくれません。

気持ち悪くなってそのまま自分の会社があるフロアまで上がってきたのですが、もう半泣きです・・・(泣)

ビルの管理会社にもちろん電話したのですが、まだ始業前らしく電話が通じませんでした。

あぁ、激しく気持ち悪いし、頭の中は疑問の嵐です。

今もまだ居るのか居ないのか分かりませんが、後でまた管理会社に電話しようと思います・・・。

それでは、また。