読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

初点滴。

2008-05-18 23:59:59 | 直腸周囲膿瘍
診療時間になるのも待ちきれずに、1時間前に病院に入りました。

激痛のためにイスに座ることが出来なくて、イスの上で横になって待っていました。
診療時間前にも関わらず患者さんが数名いたためか、名前を順次呼ばれて診察してもらうことが出来ました。

2度目の肛門科受診なので、それほど戸惑いはなく診察になったのですが・・・。
どうやら我慢しすぎたことで日数が経ちすぎたようです。

「膿を引く」処置をするらしく、この痛みから解放されるのなら多少の痛みは我慢するつもりでした。
すると女医さんが看護師さんたちに「患者さん(私です)を押さえてて」と・・・。
それはつまり暴れるくらいに痛いってこと?!とびびったのですが、2・3人がかりで押さえつけられました。

・・・痛かったです、本当に。
暴れはしなかったですが、身体が逃げようとしていたし、悲鳴をあげちゃいました(泣)
麻酔なしだったのかなぁ・・・?

そんな激激激痛を味わったのに、膿は引けなかったそうです。
どうやら簡単には引けない奥に膿が溜まっているらしく、本格的な麻酔(腰椎麻酔)をするような手術が必要だ、と・・・。
残念ながらこの病院にはその処置が出来ないから、系列の病院を紹介するから急いでそちらに向かうように言われました。

結果的には紹介先の病院の院長先生が、学会に出られているため不在だったので、月曜日の朝一でそちらの病院に行くことになりました。

とりあえずここの病院で鎮痛の座薬、抗生物質の点滴を受けて帰ることになりました。
生まれて初めての点滴だったのでドキドキでしたが、特に苦痛もなく鎮痛の座薬も効いてきたので少し落ち着きました。

この段階で実家の両親にヘルプコールをしました。
詳細は改めて話すから、まず病院まで車で迎えに来てくれないか、と。

多分ビックリしたと思います。
調子が悪いことを両親にはひた隠しにしていたからです。
でもやっぱり最後に無条件で頼れるのは、肉親になってしまいました・・・。

とりあえず切開をしているので、座浴という消毒をしなければいけないそうです。
大きめの洗面器が必要らしいので、それも用意してもらいながら実家に向かいました。

父親に車で迎えに来てもらい、母親に必要なものを用意しておいてもらうことをお願いしました。
車の中で父親に経緯を説明し、明日の病院へ行く際の送迎も頼みました。
たまたま父親の仕事も休みだったので、引け目を感じることもなくて良かったです・・・。

実家に着いて母親にも経緯を説明しました。
すると・・・、母親も経験者だったみたいです(泣)
過去に何となく「痔の手術をした」とは聞いていたのですが、てっきり出産時によるものだと思っていました。
今回確認したところ、いぼ痔と痔ろうのダブルパンチだったそうです。

私の肛門周囲膿瘍も痔ろうに移行するらしいので、母親の経験談が多少は参考になりました。
あーあ、もっと早く母親に相談していれば良かったと心底思いました。

それからは明日はそのまま手術になるかもなぁと思っていたので、自宅に帰り念のため軽く用意をすることにしました。
それほど大ごとな手術でなく、日帰りで済むのを期待していました。

この日も激痛に襲われていましたが、明日こそ病院で何とかしてもらえるという希望があったし、母親の経験談も聞けたので精神的にはそれほどギリギリではなかったです。