読書感想文。

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「ひとがた流し」を読んで。

2007-09-11 12:32:17 | 作家さん/か行
北村薫さんの「ひとがた流し」、吉村達也さんの「邪宗門の惨劇」を読了しました。

まずは「ひとがた流し」から。

久しぶりに彼の作品を読んだ気がしますが、満足度は70%です。

「職場にも、知り合いは大勢いる。≪わたしが生きてた方がいいですか?≫ってアンケート取ったら、多分、ほとんどの人が、イエスと答えてくれる。---でも、そういうこととは違うんだ。胸の内から湧き出る、本当の、ぎりぎりの真情をこめて≪生きていて≫と願ってくれる人なんて、誰もいるわけない---と思ってた」

その場限りの人間関係を構築してると、それは仕方ないんだろうな。

次に「邪宗門の惨劇」を。

惨劇、という感じはしなかったですが、満足度は65%です。

それでは、また。